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2020.09.07

2016年フォルクスワーゲンPOLO 福岡のTurbo decoderユーザー様より

2016年のフォルクスワーゲンPOLOの開錠に行った福岡のTurbo decoderユーザー様より、シリンダーにサンプルキーが入らないという連絡が入った。
正直、そんなはずはない!という気持ち。
アウディならA1やA7も2017年モデル、ワーゲンもゴルフ7も2017年まではHU66 VAG2シリンダーで作業を行っている。ところがPOLOは・・・あまり気にしたことがないのだが、2016年以降はやったことがなかったか?
いや結構高年式モデルもやった記憶があるがデータが無い。

とりあえずサンプルキーが入らないがHU162のLISHIピックは入ると言うので写真を送っていただいた。

シリンダーはホリゾンタルタイプ(横向き)で鍵穴はHU66より太く短い。
この穴はHU162と極似している!
こりゃ確かにサンプルキーは入らないだろう。
ところがHU162にあるサイドカットのタンブラーが見えないと言う。

自分の当たったHU162は10Tが多かったと思うが、見えにくいながらも見落とすことはなく両サイドに見えた。

言ってることを信じれば年式はお客さんの申告では2016年、サイドカットのまだ無いHU162ブランクのシリンダーと言うことになる。

こうなってはTurbo decoderがどうこうではなく使えない。
仕方がないので使わずに開けるやり方でやってもらったが、この車両にも通じるか分からないが取りあえず2019年モデルには通用したやりかただ。
後に電話があったが開けられたそうだ。
でも今から思えばHU162のサイドカット以外の部分で開錠ができたかもしれない。
思わぬ情報であった。

Turbo decoderユーザーでHU66VAG2を購入されたお客様に限りHU162での開け方はお知らせします。もちろん今後マイナーチェンジなどで封印されてしまう可能性はありますが。

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