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2021.11.17
BMW X5 インロック開錠 (静岡県沼津市)
最近BMWが多いな。
しかもHU92シリンダーの車両ばかり。
今回のX5は損害保険ロードサービスからの入電だが、2012年登録と言われたが、HU92かHU100Rのシリンダーかはさすがに不明。
HU100Rは2010年から随時導入されてる部品なのだがXシリーズは結構晩年までEタイプで部品もHU92を採用していた。
さて今回も現場でテスターキーを差し込めばHU92であった。
実はHU92のTurbodecoderも万能ではなく、当たり外れが結構ある。
なんとかできないことを無くしたくて最近LISHIの開錠工具も導入したのだが、まだ練習段階で試してる状態でまだ一度も成功してない。
EシリーズからFシリーズに変わり始めて10年以上が経つのでゆくゆくは無くなるシリンダーだが侮れないのはウチばかりではない。
現実に今回の作業も2次対応であったようで、ウチの前に別の大手業者が半日かけて作業をしていたのだ。
先に知ってしまうと結構萎えるのだが、後で聞かされると不思議とドヤと天狗になる。
しかし作業自体は楽勝ではなく、むしろ辛勝であった。
最初はTurbodecoderでやったが開かず、L型ピックに交代したが答えが出ず。
ここまででも結構時間が掛かったのだが、再びTurbodecoderでやったら一度で開いてくれた結果オーライだった。
それだけ並べると大したことなさそうだが、Turbodecoderについても、自分が日頃使ってる物が既に6年~7年経つ物でもあり、EVOLUTIONという過去のバーション。ピンも心なしか緩い気がするので在庫を兼ねてスペアでADVANCEモデルを持参し、試してみたがどちらも上手くいかなかったのだ。
それでも最後の動作は古い方でやったら成功した。
感覚のせいもあるので機械だけのせいにするのはなんとも言えないのだが。
結果が出たのは良かった。