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2022.01.18
引違錠開錠・・・のはずが(静岡県沼津市)
久々にロックスミスらしい作業ができた?気がした。
タイトルの通り?マークをつけたのは実際にこれで万事完了でなかったからだ。
入り口は引違錠を後付けしたようだ。
このサッシはバルコニーなどで使い、室内からクレセント錠を掛けるタイプを穴を開けて取り付けた物で、サッシメーカーから錠前付で出てるものではなかった。
そのために枠に隙間を作ろうにも互いに引っかかりエアウェッジも入らなかった。
幸い引違錠の汎用品でよくある鍵を入れて押しこんで回すタイプでなく、鍵を入れて押さずに回すタイプ。何が幸いかと言えばピッキングがやり易いのだが、防犯性の高いディンプルキーである。
時間もあったのでダメ元でピックを突っ込んでみた。
中のピンが意外と素直な感じがしたのでイケるかなという手ごたえが感じられたせいかちょっと粘った。
しかし最後の1ピンが決まってないのかな?なかなか回らずテンションを強めに掛けたら回った。
よくあるのが右回し開錠なのだが90度ほど回ってもドアは開かない。
ということは左回しなのか?
ショットドライバーを使ったが回しきれずリセットされてしまったが、今から思えば、建付けが悪く、デッドボルトが当たってた可能性も否めない。もう少し強くシリンダーを回せば・・・色々思うことはある。
ここで記事を止めれば、なんだ開かなかったのか・・・となるが、裏口があった。
本職ならいただき!と思うだろう。そのご多数に漏れない一人であった。
それでもディンプルシリンダーを回せた方が、こっちから入室できたより達成感があったのは職業病でしかない。
お客さんにすれば、表は開かないのかと思わせてしまったのだが、シリンダーは回りましたけど・・・という言い訳でしかない。
裏口を開けたのもある意味、時間が切羽詰まってきたからで、更に粘ったら逆回しもできていたかも。
あ、作業料に差があったんだ!今更思いだすアレコレ。