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2022.07.05
ポルシェ マカン インロック開錠(伊東市)
実は作業後の写真。
なかなか作業前や作業中の撮影ができない。
というのもエンジンが稼働中でガソリンがかなり空になってるというので、開錠とガソリン給油の依頼だったのだが、昨今の諸事情でガソリン給油がなかなかできないのだ。
ガソリンスタンドの店によっては専用の携行缶であっても消防法で販売を拒絶する店が多い。
もちろん農機具類などへの給油は時に混合なども作らなきゃならないので販売してくれる店舗もあるだろうが、少なくとも弊社周辺は系列店であるせいか、携行缶への給油販売は禁止されてる。昔は競技用のオートバイに給油したりもしたが今は自走しない車両への給油もNGなようだ。
それなら売ってくれる店を探して来い!・・・しかし、それはこちらの仕事じゃない・・・と思ってる。
それでも本職のみの依頼。
しかし本職と言えるのか?最近のドイツ車は鍵穴が無い。
いやあるのだが見た目には無い。
このポルシェもよくあるドアハンドルの一部がカバーになっていて、それを外せば鍵穴が鎮座する物ではなく、ハンドルが一体になってる。
BMWのX3などもそうなってるが、こちらは従来の鍵穴の位置にメクラ蓋があり、それを外すと鍵穴があるのだが、奥まっていて作業は簡単ではない。
メルセデス、ワーゲンやアウディはカバーはされてるが、外せば真正面に向いて鍵穴がありなかなか親切な構造なのだ。
結局最後まで鍵穴の位置が分からず・・・と言うかエンジン掛かった状態だしガソリン給油の依頼があるくらいなので急ぎで開けた。
インロックしたキーホルダーにはエマージェンシーキーが付属してるがお客さんもどこに鍵穴があるかは知ら無いようだ。
作業も終わったのでじっくり探索すれば、ドアハンドルを引くとプラスチックの突起がありそれを下側に引き抜くと鍵穴があるのだが・・・これも結構奥まっており、テンションを掛けるには厳しい。なによりハンドルを引いたままにしないとならない。
真正面向いていても厳しい作業が更にというかほぼ不可能と言いたくなる鍵穴。
メーカーは何かの時のことを考えてないのかな?
こんなところに意地悪しても首絞めるのはユーザーなんだけど。