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2022.09.12
BMW X1夜のインロック開錠 (下田市)
夜になっての入電。
BMW X1のインロック、メーカー系のBMWのラインでの依頼であった。
日曜日の夜も7時過ぎとなると国道414号は行き交う車も少ないはずなのだが、今日はなんだか交通量が多かった。まるで明日が週末であるかのような。
お陰で通常2時間、夜ならもっと早く着くのに、2時間半を要して現場に到着したのは夜も10時だった。
入電時に近場の旅館の住所を言われたのでてっきりそこの宿泊客と思い、フロントで従業員を呼ぶが出てこない。
漁村の夜は当然早いのだ。
宿泊客ではなかったようで、すったもんだしながら依頼者とようやく合流、現場まさに海岸沿いの駐車場。
天気は良いが風が強い夜。
それだけなら良いのだが、砂浜から砂が飛んで目が開けられない。それどころか素肌に当たると痛い。
なかなか悪条件の現場、さっさと終わらせたいと思いTurbodecoderをセットした。
作業始めて間もなく、ダイヤルにストレスが無くなりぐるりと1回転。
ヤバ!壊れた。
焦ったが、無事本体は外せた。
Turbodecoderを出して1分か2分だろう、風に飛ばされた砂がこんな所に。
ダイヤルを止めるイモネジが緩んでいただけだったようだ。
開錠手段の一つが早々に失われたのでL型ピックを取りだし鍵穴を覗いた。
しかし細める目に砂が容赦なく飛んで来る。
時折顔を背けながらもなんとか・・・いや意外と早く開錠に成功した。
鍵穴など見えてなかったので、この先老眼が進んでも作業ができるな(実際は無理)。
作業時間自体は10分にも満たなかっただろうが、髪の毛には砂でジャリジャリ、顔にも砂が付きジャリジャリ。
雨に濡れるより嫌な条件だった。