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2022.11.03
アウディQ2インロック開錠(静岡市駿河区)
夜9時過ぎのせいか、アウディのせいか遠方出動要請。
現場まで67km、結構ガッツリある。
年式的にシリンダーは旧来のHU66ではなくHU162だろう。
夜遅いし、遠いし、雨降りそうだしできれば逃げたい気分な反面、試したいこともあり引き受けた。
幸い雨の方は予報通りにならず小雨程度。
現場はフットサルの会場かな?既に照明は消され意外と真っ暗であった。
HU162はワーゲン・アウディ系の現行のシリンダーで確実な治具はまだ売られてないと思う。
HU66に関しては強いTurbo decoderも試作品は作られたようだが製品化に至ってないようだ。
しかし、何年か前にJAFは根性で半日かけて開けていた。
時間が掛かっても諦めずにやり遂げるのは大したもの。
他でもシリンダー開錠している例は聞く。
どれ3次元キーに挑戦するか!
と思ったが暗いせいか、湿気のせいかあまり根気入れず、さっさとLISHIのツールに切り替えた。
ここでHU162についても選択肢が現れる。
キーのトップと言えば良いのか、そこがタンブラーが3枚の物T9と4枚のものT10とが存在する。これまでフォルクスワーゲンでもこの手のシリンダーに遭遇したがT10であった。T9は何に採用されてるのか?
もしかしてアウディ?・・・それを確認したかった。
ワーゲンでLISHIを使った時はやはり夜間でキャンプ場だったせいか真っ暗で上手くいかないどころか中に引っかかって取り外せない一幕があった。その時のがT10であった。
T9は練習シリンダーもあり、暇な時にちょいちょいいじってるのだが、コツを覚えてしまい簡単に開くので実際は??
このアウディはT9であった。LISHIのツールが入るので間違いない。
ちなみにT10だと互いに入らない。
しかし、練習のように簡単じゃないなあ。
まだまだ鍛錬は必要だが、Turbo decoderの様な治具も欲しい。
1時間ほど作業して撤収となった。