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2024.07.15
久々にTurbodecoderで作業、BMW X1インロック(沼津市)
夜遅くなっての入電、河川沿いの工場の駐車場なのだが周囲は真っ暗。
BMW X1(2010年)のインロック。
BMWは2010年から従来のEシリーズからFシリーズにと変わりキーシリンダーもHU92からHU100Rへと変わっていったのだが、Xシリーズの部品はセダンと比べてワンテンポ遅れ、2010年ながらEシリーズなのである。
TurbodecoderとしてもHU92は久々、無事に開錠となるのだろうか。
HU92は時々曲者がある。
その時開かなかったのは自分の感情の問題なのか機械側なのかは分析できていない。
昼間は暑くても夜は湿気こそあるけどそれほどでもない。
ダメならじっくりやるか。
一応LISHIも用意してあるし(まだ一度も使って成功してないが)、1時間ピッキングに費やすのも久々に良いかも。
ところが、そんな緊張が手伝ってか、1発で開錠成功してしまった。
ダイヤルをパンプしていくと右テンションはしっかり重みがあるのだが、左テンションにすると途端にグニャリ感となる。
こりゃまたダメかなと思い、気分を変えるつもりで一度シャッターを閉じてまた開けてパンプすれば左右テンションともしっかりと重さが伝わりやがて開錠となった。
この辺のコツはなかなか伝えるのは難しい。
時々Turbodecoder購入したお客さんから問い合わせがあってもなかなか答えきれない部分だ。
当然これで解決する場合もあれば、ダメな時もある。
開錠工具の難しいところかな。