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2024.09.20
シボレーキャデラック、シボレーカプリス インロック開錠(下田市、清水町)
朝早く起こされ下田の白浜にキャデラックのインロック開錠に走った。
キャデラックと言えばあのいかついアメ車の・・・という概念だったのだが、どこにそんな車が?
ナンバーを見れば横の車だ!
フォードやGMなどアメリカのディーラーが日本から撤退して久しいが並行物だろうか、今はこんなお洒落なRV車が販売されたとは。
オーナーもヤクザ風体やヤンキーの兄ちゃんではない。サーフィンをやりにきた30代の男性だった。
左ドアにシリンダーがあり覗けば2トラックの内溝。
何度か開けたことあったなあ・・・と思いだしたが、その時ほど手間が掛からず。
アメ車らしい素直なシリンダー、こんなのばかりだと良いのだけど。
先日のキャデラックで気を良くしてシボレーカプリスのインロックを取ってしまった。
今日は13時から熱海に移動しなくてはならない先約があり、それまでに済ませられるだろうか?
電話ではシボレーと言われ、チャチャと片づけて・・・と思ったがその後に続いたカプリスの言葉に懐かしいと言わざるを得なかった。
いやいや懐かしいじゃないよ。
こっちのシリンダーはGMのサイドバー。
シリンダーからだとトライアウトキーを使うのが一般的だがウチは持ち合わせてない。
過去にカプリスは流行ってた開業した手の頃、30年くらい前に開けてたが、同業者情報ではドアの窓とボディに隙間を作ってクリプトンライトで照らして3cmほどロッドが通ってるのが見えるので、そのロッドを掴んで前後させて開錠させるのだが、もうクリプトンライトなど最近は使わないのでいつの間にか処分してしまっていた。
更にロッドを掴む通称カニばさみもどこに消えたのか?代用する治具を作ったけどそれもどこへ行ったやら。
このブログはあえてキャデラックと並べた。
ウチは2台くらいしか当たらなかったが埼玉の同業者であり友人だった人がよく当たり、しつこいほどキャデラックの開けるコツをレクチャーしてくれた。キャデラックのなんという型だったか、少し丸みのある車体でシリンダーはGMの伝統?であるサイドバー。
そのやり方はドアを攻めろだった。
もちろん今でもロックボタンで開錠する際はドアから攻めるがやり方がエグイ。
端っこではなくど真ん中を狙ってエアウェッジを入れてやるやり方だ。
ロックボタンが上下スライド式の物でドアの端から長いロッドを入れてもドアがデカいので厳しいが、真上なら結構長さや余計な力がいらない。それを思いだしやってみたら、ビンゴであった。
ちなみにカプリスにこの手法はやったことがなかった。
実はその友人も既に鬼籍入りしてしまった。
コロナ前だったので5年は下らない。
もしかしたら見守ってくれてたのかな?
少し早く片付いたのでコメダでコーヒーとピザを食べて熱海に向かったがそれでも1時間余ってしまった。