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2025.10.12
ダイハツミラ開錠とジャンピングのお話
この日は良く走った。
朝一番に焼津へ。
弊社からは西へ約80km、しかし南へ80kmは自分のテリトリーとする南伊豆あたり。
焼津市は静岡県でも中部地区となりそこを中心に活動している業者があるが、これまでの裁判所の付き合いで担当者が転勤となった今でも仕事をまわしてもらってる。
有り難いが採算となるとなかなか難しい。
焼津に出張時に東部地域で急を要するインロックなどあっても対応が難しくなる。
南伊豆などではガッツリ出張費をもらうが、別地域となるとなかなかボッタくりのようにはいかない。
その後に御殿場へ。
東へ100km移動したのちに富士市へと西へ50kmほど戻る。
幸いタイミングよくキャンセルされることはなかった。
富士市ではインロックではなく鍵があるが開錠できないというトラブル。
時々あるのだがエマージェンシーキーを回す指の力が弱かったり、最近の軽自動車では鍵は回るが開かないというトラブルもある。ただ年式的にどうなんだろうと思った。
現場では今風の完全リモコンキーではなくエンジン始動も金属の鍵で行う旧来のタイプ。
手元にはメインのリモコン付きの鍵と予備キーがあるが両方ともドアの開錠ができない。
原因はなんだろう?と考えてガチャガチャやってたら開いた。
どうやらタンブラーの動きが悪くなってるようで鍵穴に潤滑スプレーを吹き付ければ解決したが全てではなかった。
この車にはドアロック用のリモコンがあるが、作動しない。
案の定だがバッテリーが上がってしまってるようだ。
ライトスイッチがONになっていた。
自車からバッテリーをケーブルでつなぎジャンピングし、エンジン作動できたが本当の闇はここから。
帰宅して事務処理、一応ロードサービスアシスタントに鍵開けとジャンピングを行った旨を告げると、重複作業分は請求できないとか言い始めた。
弊社は鍵の専門として登録してあるためだとか。
つまり部門外で登録されてない業者扱いとなるという理由を述べていたが、これまでそういうケースはあった。
事前にジャンピングが必要なケースなら修理工場など帯同することもあるが、今回は突発で予知できず、そんな時はやれるものならやってしまう。
ただ外車などバッテリーの容量が大きかったり、24V車などは対応してない。
今回は軽自動車だしでやったのだ。
それに現場からコールセンターに電話入れてもなかなかつながらないので面倒だったし。
とりあえずこの件は上席者に確認ということで電話を切ったが、やったことに対して報酬を払わないのか?と思うと一気にモチベーションが下がった。
翌日その上席者と統括部所から其々電話があったがいつも通り請求をすることでこちらもこれ以上事を荒立てなかったけど、本筋から言えば下請け法違反だろ!とまで言えた案件だった。