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2024.11.20
テンキー錠反応しない(御殿場市)
集合住宅の住人から管理会社を通じての修理依頼。
「テンキー錠が反応が悪く、特定のボタンは反応するが肝心の暗証番号で使うボタンはかなり強く押さないと反応しない」
しかし、そう言われても字面通りのタッチパネルなど修理のしようがない。
しかし、他に原因があるのがよくあるケースなので現場に行ってみた。
この日は午後ヵら台風の余波で警報級の大雨、洪水警報も発令され、本来なら消防団の警戒体制にでたいところ。
至る所で水が溜まり渋滞もかなり酷い。
函南町では時間降水量が100mmを越えたと報道もあり、胸が押さえつけられるような大雨。
いざ現場に着くと雨もやや落ち着いたものの、不具合のテンキーを見ればウオ!っと思うほど表面の荒れがひどい。
写真はバックライトを点灯した状態。
消した状態でも荒れは一目瞭然。
これを見ると3があまりひび割れしてないが、他はほぼ割れている。
取りあえず表面を拭いてみた。。。。直った!
全く問題なくどのボタンも反応してくれる。
オレの手は魔法の手か!?
もしかしたらと思い入居者の指先を見てみた。
この手のタッチパネルは指先が荒れてる人は反応しにくい。
構造としては様々だが、押す場所に指先を通電させて反応させる物もあり、指先が乾燥で荒れると反応しにくい。携帯電話のタッチパネルで経験ないでしょうか?
しかし住人の指先はいたって普通、むしろこうした動作には都合が良いほどで現場で働く僕の指先とは比較に使用もない。
そうなると、あとは想像だがこの雨かもしれない。
何せ滝のような大雨、この部屋のドアにも吹付けた跡がある。
その時間に雨に手先が濡れてタッチパネルに触れると、まずパネルの荒れた部分に雨水が入りこみ表面に水幕ができる。そのうえで操作しようと濡れた手で触れても通電しなかったのではないだろうか?
現に復旧後に入居者の人が操作しても問題は出なかった。
なんともそれが原因ならお騒がせである。
2024.11.20
廃盤な戸先鎌錠
ここにエントリー本文を書きます。
2024.10.25
強制執行 現況調査での開錠 (裾野市)
富士山の裾野の別荘地での作業。
今回は強制執行でも競売に出される前に行う現況調査だ。
この調査で競売時の価格を査定するので通常裁判所の執行官と不動産鑑定士のグループで現場に行く。
実は担当執行官とはこの調査前に催告の仕事があり、その現場で顔を合わせていた。
そこで次の現場が別荘地で分かりにくいからとゼンリンの地図のコピーをもらっていた。
別荘地は何度か仕事で行ってるのでなかなか住居番号では分からないのは知っていたのでこれはありがたい。
錠の修理などなら住所に住人もいるので携帯で電話しながら現場へ行けるが、今回は既に空き家なのだ。
だから鍵屋が呼ばれるのだが。
しかしいざ行って見ると、やはり通りを1本間違って待機してしまった。
ちなみに行った先の家には掃除機を掛ける音が聞こえ、家の前には自動車が止まっていて人の気配がした。
こりゃ現場キャンセルかと思い、時間もあるので一旦離れて大通りに。
再度地図を見直し徐行しながら曲がり角を確認したら、1本違ってたことに気が付いた。
もちろん住所ももらってるが、ナビでもグーグルマップでも正確には表示されず、親番地の一帯という大雑把な田舎アルアルの表示。
今年は暑かったとはいえ、この日は9月、標高1500m付近で多少は涼しいかと思えば蒸し暑かった。
寒暖計では下界より5℃は確実に低いのだが湿気が・・・この生い茂った草木を見れば想像つくと思う。
草は低く、日はあまり当たらずむしろ気候は寒い。
しかし、車を見れば分かるように放置すればこの通り苔に包まれる。
1代前のNOTEだろうか。
除草してないのに玄関にたどり着くのは容易でウッドデッキなどは意外にしっかりしていた。
何度足を踏み外したことか。
防腐剤もしっかり入ってるのかな?
錠はMIWAのH248で作業としては特記することもない。
でもこのシリンダーが主流だった頃があったんだよなあ。
今じゃ開かないのを何とか不正に開錠して取り繕ってるけど、苦労の割にあまり単価を上げてない。
ここらでガツンと上げたいものだが。
2024.10.17
ランドローバー 給油口開錠(東伊豆町)
2016年のモデルらしい。ランドローバーの開錠だが、確かHU101だったと思われる。
ただ、依頼箇所が給油口だという。
東伊豆町の稲取のホテルに泊まるお客さんが給油口の鍵を忘れたらしく、車は既にガス欠状態。
給油口の開錠はよくガソスタなどであるのでホテルとは珍しい。
ただHU101の給油口?なんとも解せないが現場へ向かった。
ガス欠の方は既に弊社ではその作業を終了してるのでとりあえず鍵開けだけ。
全体写真がブレてしまった。
ドアハンドルはこんな感じなのでHU101ではなく普通の鍵穴であった。
そして給油口。
ドアキーとは別物らしい。
ただこの給油キャップがフリーでこの手狭な空間でなかなか手間取ったがなんとかシリンダーだけ回ってくれた。
回ると取っ手と中の部分がロックされるのか給油キャップは外れた。
ジープなどでよくあるのが、施錠はマイナスドライバーなどで回すのかと思ったら、この開錠状態でシリンダーもロ固定されてしまうので鍵を挿さないと戻らない。
とりあえず給油にはこれで問題ないのでOKらしい。今日び燃料泥棒もないだろうし。
昔はあったんだけど。
ベビーポンプで盗む輩がいたなあ。
2024.10.09
ホテル客室の金庫が開かない (伊豆の国市)
連休中であるが毎度の急な依頼。
宿泊中に客室の金庫が明かなくなったという温泉ホテルからの連絡。
時刻も深夜の時間帯にさしかかるが、いつも使ってくれるホテルなので歓迎だ。
以前も客室の金庫の鍵折れや紛失、ダイヤルを固定してたら動かされた、或いは今回みたいに鍵があるけど開かないなど、ホーム金庫でよくあるトラブルのオンパレードを呪われたように起きていたが都度アドバイスや対策なりをしてきた。
今回はアドバイスが一巡したのか、金庫が新品であった。
にも拘わらずなぜ。
症状としては鍵が抜けてる状態で置かれていた。
鍵は入るし、角度は浅いが回る。
しかし、金庫の扉は開かない。
ちなみにダイヤルはついてない。
もっと回転するのだろうか?
もしかしたら、財布かカバンの端が挟まってるのかもしれない。
色々な事例をおさらいするように検証したがm症状から該当するものが見当たらない。
手前に引きずり出し、丁番を下にしてみたら・・・扉が開いた。
このタイミング?
写真は鍵を差し込み、開錠方向に回した状態なのだが、この通りデッドボルトが出ている。
もちろんこの状態では閉まらない。
そんなわけで、何かの拍子でこの状態になると鍵があっても開かなくなるのだ。
それならばなぜ?
と裏ぶたを開けてみたらデッドボルトのプレートのアソビが大きく、開錠状態に回してもデッドボルトが出てしまうほどなぜか隙間ができていた。
もちろん逆もありで、施錠してるはずなのにデッドボルトが引っ込むほどなのだ。
なぜこうなったのかは不明、もしかしたら金具に何かのスペーサーで調整されていたのかもしれないが、その残骸も見当たらない。
使用不可とするしかないでしょ。
まずは宿泊客の貴重品は無事で何より。
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