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2025.12.30
窓の鍵がかからない(静岡市葵区)
窓の鍵の不具合は時々修理依頼が来る。
キッチンなどの小窓もこれまでのスライド窓でクレセント錠の物ではなく、ハンドル式で最後にレバーロックというなんだかややこしい構造の建具が増えている。
鍵無し開錠の際に小窓からの開錠はちょっとしたコツなのだが、その手段も狭められてきている。
もちろんサッシメーカーがそこを狙って作ってきてるとは思えないのだが、結果としてその方向になっている。
今回は窓鍵が掛らないという一次情報で入電、原因については不明なので日程を取って現場に向かった。
修理前の状態。
この状態で窓を閉めて鍵を掛けようとしてもロックが作動しない。
窓のヒンジ部を見ると隙間ができてるのが分かると思う。
つまりこの隙間によってハンドルで窓を閉めても完全に閉まらず、写真は撮ってないが窓フレームにあるセンサーといえば大げさだが、窓がきちんと閉まると、ある金具が押されてロックが動けるようになる。
ちなみに窓の開いた状態ではこの金具が押されずロックのハンドルが動かない。
つまりこの隙間、ビス2本を閉めこんでやれば隙間は無くなるし、窓もきちんと閉まる。
これがハンドルで窓を閉めた後に掛けるロックである。
完全に閉まると気持ち良いのだが、やっぱ開錠屋としては鍵無開錠を思うとこりゃ外からは手が出せない構造とつくづく思う。
2025.12.26
FBロックの鍵が開かない (富士市)
ここ何年かでレオパレスの玄関錠は従来使われていたケイデンのカードキーから電気錠のFBロックに移行されてきた。お陰でこちとらすっかり関連の仕事がなくなってしまった。何せピーク時はレオパレス関連だけで40万円近い月の売上があったほどだ。
初期のケイデンはトラブルが多く、雨水が入り込むだけで認証不良を起こし機能しなくなる。そうなると開錠しシリンダー交換のセットで依頼があった。当時はケイデンに業者も不慣れで意外と出動も広範囲で多忙というほど入電があった。
ケイデンも後期型になるとカバーにシャッターが付き雨水への対策になった。更に年々マグネット認証にも改善が見られさすがにあの多忙期は過去のものとなったし、営業店も下請け整備され、さすがに県境を越えて行くこともなくなった。
弊社は沼津店と富士店の範囲で受注していたが、やがてこれらの店舗合併で富士店の富士市より東側のエリアだけになり、だいたい月10万円前後の仕事量となったが、ここ何年かは年に1件あるかないかとなった。
しかし、置き換わったFBロックでもトラブルはあったが、その多くがワンタイムパスワード式で解決できたし、更に住人の行動パターンなども変わり取引自体が極細りであった。
栄枯盛衰はやむを得ないが、当然デメリットもある。
レオパレスの建物の特徴をも忘れてしまったのだ。
レオパレスといえばどちらかと言えば安価な単身住まいのアパートということで、建具にはあまり高評価を聞かない。過去には施工不良の事例もあがるほどで、その影響が鍵の開け閉めにも影響していた。
建物の歪みや建具の取り付け不良など、正直かなりあった。
弊社自信、レオパレスにタッチする機会が減った分、他で仕事をしていてどちらかというと建具が狂ってない状態での開錠作業が多かった。
今回もすっかりその特徴を忘れて開錠に当たったら、開かないのだ。
とにかく条件的には開く条件なので何とか手を尽くしたいと思いかなりの時間と手段を尽くしたがダメで、結局レオパレスでよく使っていた手段、ドアポストで再びトライ。
いつもなら簡単に開くのだが、逆回転?それとも何か仕掛け?いやケースロックの故障?
完全に疑心暗鬼になってしまう。
だが、もしレオパレスの案件を頻繁に触れていれば開けていく手段の中にきっとそこに頭が回って対策したはず。
かなりの力を要してサムターンを回した。
そうなのだ、デッドボルトとそれが収まるストライク金具が接触していたのだ。
その摩擦により開錠工具が負けてしまうほどなので、当然FBロックのモーターの力では開くはずがない。
そうなった原因は明確にならないが、寒暖の差で建物が収縮する・・・レオパレスではあるのだ。
昼間、日が当たってるときと夜の夜露が下りる寒さになると明らかに諸々の精度に差が生じてしまう。
時には建具が歪んでしまいドア自体が押されることも。壊そうかとおもったほどなので取り合えず事なきを得て良かった。
FBロック自体は故障はなくそのまま使ってもらうことにして作業は終了。
本当に車もそうだが常に触れてないと感覚って忘れるよ。
2025.12.24
ユーノスロードスター トランク開錠(沼津市)
トランクの鍵穴からの開錠は困難。
不思議と経験からついそう言ってしまうし思考がそうなっている。
しかし逆に開錠が成功した例も多々ある。
ユーノスロードスター、この車は登場時にトランクオープナーがオプション設定だったらしくついてない車もあるが、後期になり標準装備となったらしい。
もう40年前の車だしそんなに台数は残ってない。
元々趣味性の高い車だしインロックで当たった数もそれほど多いわけではないが、やはり何十年か前、夜の路上でのトランクインロックでは鍵をドアキーから作って開けたことがなんどか。
中古車屋さんからのロードサービス依頼、予防線張ってドア開けば良いですか?と聞けば案の定トランクだと言われた。ちなみにドアは開いていた。
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覚悟してかかったせいかシリンダーが素直だったのか呆気なく開いた。
よくあるケースだが鍵作まで覚悟して臨んだ作業であった。
2025.12.12
レクサスNX インロック開錠(沼津市)
先日レクサスのNBXの作業を紹介したが今回はNX。
ちなみにこの車両の個体差をよく理解していない。
中古車屋さんからの依頼でその車両のドアハンドルを見た瞬間先日のNBXと同一車両だと思い込んでしまった。
車体がどんな形だろうとエンジンがなんであろうと鍵屋にはドアハンドルとシリンダーしか目に入らない。
とりあえずこの構成部品は全くNBXと同じで蓋状のシリンダーカバーになっていてハンドル中側にボタンのようなドアクローザー解除する物がある。
そんなせいか、先日の作業を思い出した。
もっともNXとNBX、文字通りBが間に入っているが実はグレードの差程度で同一の兄弟車なのかも?
案の定、ドアロックが開かないというので呼ばれたのでカバーを外し専用治具でのピッキングでの開錠。
しかしシリンダーを回すが集中ドアロックの音も無ければ開錠時のコツンという反応も無い。
もしかしたら既にドアロックは開いていたのかもしれないが、何かしらの要因でドアクローザーが作動せず。
NBXで知ったハンドル前側についたツマミを作動させてドアを開けた。
事情までは知らないがバッテリーが落ちていれば開錠状態でもドアはいつもの動作では開けられない。
もしかしたら今回はそういう状態であったのかもしれない。
2025.12.07
折れたピック ホンダフリードインロック開錠(沼津市駿河湾沼津SA)
新東名高速の駿河湾沼津サービスエリアでのインロック。
眼下に駿河湾が望める眺望のせいか意外と休憩で立ち寄るドライバーは多く、またその時の気の緩みなのかインロックすることも多い場所。
ただ今回は既に夜で初冬の冬の寒さ、海が見えないこともないが真っ暗なところに地上の灯りが見える程度。月明かりの綺麗な日はどんなだろうか?
トラブルは何も車だけではなく作業するこちら側にも起こること。
ホンダフリードといえばホンダのセキュリティキー、登場してどのくらいになるのか4トラックのミーリングキーで今更恐れるものではないのだが、どうしてもH17年のオデッセイのシリンダーだと言われた物で、某問屋の合宿ミーティングのイベントで行った朝食を賭けての開錠競争が忘れられない。
それまでこの4トラックシリンダー、簡単とは言わないが開けられないことはなかったし、どっちかというと確実に開けられてたのだが、このシリンダーは挑戦した何人だろうか、殆ど開けられなかった記憶がある。
もちろんイベント用に用意された他人の道具ということをさしおいても朝食は自腹という結果だった。
あれから20年くらいになるのだろう。現場で遭遇する車も高年式に入れ替わり、開き難さは増大してるのだがなんとか作業している現状。
しかしこのフリードも開き難いなあ、気が付けば愛用しているL型ピックに少し上下の曲がりが見て取れた。
長年の相棒で、作業を手助けしてくれた工具。
修正して気を取り直そうとしたら折れた。
先端から1cm程度だろうか、尖った部分が折れてしまったのだ。
予備の同じL型ピックは無いが幸い下向き・上向き専用の押し下げピックがあり、それで開錠した。
この新規で使う工具は出番が無く慣れもてもいないせいか手間取ったのだが、時間を掛けても何とか開錠し戻し作業まで完遂できた。
トラブルを起こすのは車側だけでなくこちら側で起きることもある。
ちなみにこのL型ピックが折れるのはこれまでも何度か。
一度目は長すぎると自前で短くカットしたのだが、先端が折れた。
更にこれら予備のピックに交じってたのが同じL型ながら先端の折れた物で今回と同じのを捨てずに残していた。
さっさと購入したいのだが、次回のセールまで待とうかな。
とりあえず折れた部分を削って再利用してみよう。
ただやっぱり短い。
これまでと目線の位置が異なり慣れるまで少し時間が掛かりそうだ。
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