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2025.03.26

施解錠不具合 (山梨県西八代郡)

県外の案件、最近無かったのだがこれまでも全く無かったわけではない。
特に山梨県は業者も少ないせいか時々ある。
また神奈川県にも以前はよく出かけていたし、つい先日もロードサービスで箱根の強羅まで行っていた。
この辺は手配するオペレーターで濃淡があるような感じかもしれない。

今回は西八代郡・・・ってそこどこ?
続く住所で市川大門ときたので、あの辺かな?と想像できた。実は会社員時代山梨県の甲府市に1年半だけ赴任して住んでいたので多少は土地勘がある。
甲府や双葉町の案件も以前はあったんだけどなあ。

予約での作業なので急ぐこともない。
定時に電気錠の不具合ということで向かった。
入室できてるのでケースロックの経年による固着かと思っていた。
或いはデッドボルトとストライク金具の当たりとか。

いざ現場で見てみるとどちらでもなさそうだ。
というのもケースロックは十分に軽く動くし、デッドボルトは当たりどころかきちんと入らない。
つまりサムターンも回りきっておらず途中で止まっている。
建付けでは無さそうだし、特に回る範囲で摩擦も無いが90度回ることが無い。

受け金具の位置調整を試みるが改善されないどころか、微々たる範囲でもっとダイナミックな調整が必要。
じっくりプレートを見れば・・・これって上下あるじゃん・・・ってことに気が付いた。
もしかしたらとプレートを上下逆に取り付けてみた。BINGO!


指先でサムターンを回してもOK、電気錠としてボタンで動かしてもOK。
つまり建具屋さんの取付ミス?
更に言えばデッドボルトだけでなくラッチもきちんと収まってなかったのだ。
ドアクローザーで扉は閉まりバタつきもないのだが、レバーにさわることなく扉は開く。
入居者の方はそんなことは知らずに引っ越して、回りきらないサムターンのまま住んでいたのだ。
なんともお粗末な。。。

2025.03.25

電気錠の電池ボックスの蓋が開かない(藤枝市)

正直のところ勘弁してという作業であった。
電気錠の電池を交換したいのだがその蓋が開けられず電池交換ができないと言うのだ。
当然契約しているアシスタント会社と電池ボックスの蓋を開けるという項目は無い。
しかしながら、賃貸アパートなのでアシスタントとしても要フォローなのだろう。

この機種は確かに蓋が外れにくい。もしかしたら自分のところに回ってくるのがたまたまそうなのかもしれない。
今回と別の会社の管理物件もKeidenのカードキーからこの手の電気錠に一斉に交換となったものの、時々電池ボックスが開かないので電池交換をして欲しいという依頼が来る。
ちなみに検索すると正規の蓋の開け方がネット情報で取れるが、その通りにいかないから連絡が来る。
素直に開けば良いが、こじって多少強引に開けている。すると何か爪だと思うが欠落する。
しかし、今のところ閉めるのに不具合が無いので良しとしている。
もしかしたらその欠落部分が動作異常で引っかかっているのかもしれない。

2025.03.24

鍵を間違えて入れたら抜けなくなった(伊東市)

ここにエントリー本文を書きます。

2025.03.23

ホンダNC750 インロック開錠(南伊豆町)

オートバイのインロック作業。
よりによって日曜日の南伊豆、混んでるかなあ?という前に開くのかい??
昔のオートバイならいざ知らず最近は色々な細工がされてる。
例えば鍵穴が奥深くセットされてテンションが掛からなかったり、押しこみながら回す構造だったり、挙句に鍵穴の無いリモコン仕様であったり。

原付バイクであってもバカにできたものじゃない。
やりにくいとか開き難いというのではなく、そもそも開かない構造なのだ。
今回は・・・入電での情報では内臓キー・・・内臓?と問いただせば内溝のことらしい。

NC750という個別の情報は無い。
ただ10年以上前にライディングスクールで乗ったCBR650Fがホンダの4トラックシリンダーを採用していた。
開くのか開かないのかの情報も無い。
遠方だがやってみるか!

まず鍵穴、普段乗用車で使ってるテンションが使えない。
テンションの溝の位置が乗用車より浅いため普段のテンションでは不安定な状態になる。
幸い手持ちの汎用テンションだが溝位置が3か所ほど切られてる物が使えた。
鍵穴は上を向いているので作業性は良いし、テンションがシャッターを開けてくれれば中のタンブラーも良く見える。
しかし、乗用車と配置が異なるようであり、また回転方向も自動車は左回しだが、今回は右に回す必要がある。
左に回すとガソリンタンクが開錠となるようだが、この辺の仕組みからして頭が付いて行ってない。

乗用車が10時、2時、4時、8時の方向をそれぞれ1,2,3,4として、1,3のクサビのあるタンブラーをまず決めてワンクッション入ってから2,4を押しこみ更に傾いたら3の奥にあるクサビの無いタンブラーを押しこむのがセオリー。
ただ今回このクサビの無いタンブラーが2の位置で一番手前に来ていた。
回転方向がいつもと逆なので先に2,4を決めてから1,3、そして最後に2の一番手前のタンブラーを押しこむ。
最初はワンクッション来ていたがなかなか決まらず難儀もしたが無事開錠できた。
遠路はるばる来たし、面目は保てたというわけだ。
作業としては確かに内溝キー開錠だが、バイクの作業はもう一回り余分の欲しいなあ。
何せ情報が無いし、答えも無かったもので。

2025.03.05

マツダCX-60インロック開錠(湯河原町)

昨年末に購入したマツダ用の開錠ツールが早くも使う機会があった。
最近の車はドアハンドルの下に鍵穴を隠してしまうデザインが多く、一見ドアを見る限り鍵穴が無いのでは?と思えてしまう。
普段はリモコンキーでの開け閉めのためユーザーは目にする必要が無いだけに関心も薄い。
これまで他の車種含めて出会ったユーザーは鍵穴の存在を知らないことが殆ど。
しかし、リモコン操作の電気錠は誤作動や操作ミス、電池自体の消耗などが原因で意図しない動きをする。
製造上のそうした状況を加味してなのか鍵穴はほぼどの車にも残っている。
ただ隠されることで困ってしまうのは我々業者も同様でこれまで使えた工具が使えなくなったり、やり方が通用しなくなったりする。
このマツダもその一つ。
損保のロードサービスで向かうが受付はいつもの訳わからん対応。
車が変わればやり方も全く変わってしまうのだが、このインフレ時代にも拘らず過去の価格破壊時代の作業工賃。
シリンダーの構造自体は変わらないがそこまでのアプローチが困難なのが現況。
ちなみに指でつまんで鍵を鍵穴に挿すことも不慣れではやりにくいと思う。ましてや鍵穴を回すことなんて・・・。

これまでの手法と違うというのは、まずは鍵穴の中がハンドルに邪魔されほぼ見えないのだ。
そして、これまで使っていたテンションとピック自体がドアハンドルが邪魔して入らないし、操作もできない。
それに対応し、この頃はLISHIのツールでさえハンドルに当たってしまう部分をカットした工具がリリースされている。

名前の通り2020年モデル以降ということなのか?
鍵穴などの写真も撮ったが何故か反映されないので工具のみ。
ピックツールなので「ピッキングですか?」という質問にはそうですとしか言いようがないが、モデルチェンジの度に投資が必要なのでデフレ時代の安価な価格競争の作業代を見直してほしいものだ。

意外とオーナーでも知らない鍵穴(使わないから)。
一体型のドアハンドルを引くとマツダは定位置にある。
ただ鍵穴が横向いてるのが目新しいかも。

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