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2026.04.01
Turbodecoderについて
ありがたいことにここ最近連続して問い合わせをいただいております。
現況をお話ししますと今仕入れ時ではありません。
Turbodecoderはヨーロッパから輸入してきます。
ご存じの通り現在最近では例のない円安です。
かつて仕入れをしていた頃に比べて日本円の価値はかなり低くなってます。
弊社でのメーカーへの支払いはユーロとなります。
その以前は1ユーロ130円以下で推移しておりましたが、最近は185円。1ユーロで55円安くなってます。
これだけで数万円ほど以前より高い仕入れとなりますが、ここで止まらないのが輸入し、日本に上陸した際に輸入消費税10%が加算されます。これが曲者で出荷時のインボイスに掛けるだけならまだしも、インボイスの金額(ユーロ)を税関到着時の為替レートで両替し計算されるため、日によって1円のオーダーで上下されると想定外の経費が加算されてしまいます。
更に言えばパンデミックによって国際路線が激減。
ロシアによるウクライナ侵攻でシベリアが飛行できなくなりヨーロッパ路線は中東経由が主な経路でしたが、ここにきてイラン戦争で更に分断化された状態です。
今後も6月より燃油の引き上げなど発表がされて、不透明な要素だらけです。
当面は5万円程度の値上げでなんとか回ると思いますが・・・。
ただ従来の10万円でも高いのに15万円となると胸張って勧められる物ではないですね。
ただ一つ抜け穴があります。
私の方で直接買い付けに行き、自家用として仕入れることです。
目下予定はないのですが、確定分があればそうした仕入れ方法も考えてます。
為替のヘッジはできませんし、現金となると両替手数料なども出てしまいますが、銀行振込手数料も結構バカにならない金額なのです。
LCを開設してるわけではないので毎度現金を送金するのですが、海外送金のクソ高いこと。
国内送金でも最近は1000円が当り前となりましたが、その前に既に海外は10000円の時代。
現金持って航空券買って渡航するよりは安いとはいえ・・・。
なぜ渡航を考えてるかといえば、やはりパンデミック以後、全く商売が低迷したから現在の日本マーケットなど説明に行きたいと常々考えてはいます。
イレギュラーのルートとなりますがもし確定したご用命があれば私の方でブルガリアに飛びます。
それにしても本当に円安は輸出企業はウハウハですが輸入業者には癌ですね。
2026.03.26
鍵の関係ですが…新聞受け応急修理(三島市)
稼ぎの足しにはなるが、職人としての自尊心は折られる事案かもしれない。
賃貸アパート管理会社からの依頼で新聞受けが閉まらないので閉まるようにしてほしいという修理依頼。

よくある新聞受けでこの金具が受けの方に掛かって閉まる。開けるときは金具を押して受けを避ける構造だ。
ところがこの金具が一方通行で押された状態になっている。
つまり常時開く構造なので閉まらないわけだ。
原因はこの金具の中にバネが入っているのだが、これは欠損していて戻りが無い状態なのだ。
これでは開けっ放しとなるのも当然。
そしてこの引っ掛かりは製造時に溶接で取り付けられて今更外側から手を加えることは無理。
要交換・・・だが、なんか抵抗してしまう。
見た目は良くないがガムテをクッションにして巻き付けてみた。
バネほど軽くはないがヘタるまでは押し込めば開くし、放すと施錠もできる。
鍵関連で登録した賃貸管理会社だが、確かにラッチは鍵の部類なのかもしれないが・・・。
2026.03.23
ランボルギーニ ウルス 開錠(伊東市)
外車のデータは自動車大国日本だからかいまだに貴重だ。
確かに年々海外の自動車メーカーも日本マーケットに参入しようとしている。
庶民にも外車というのが身近になってきているのは否めない。
日本に富裕層が厚くなったのか、それとも単に見栄を張りたいだけなのか高級車は一定売れている。
逆に新興メーカーが庶民向けにした施策は電気自動車の補助金頼みくらいしか見当たらない。
もっともそれならクオリティと実績のある国産車となってしまうのかもしれない。
ランボルギーニ、幼少期から知ってるスーパーカーのイタリアのメーカー。
子供のころはスーパーカーブームであったのだが、超セレブな価格なのでそれなりの所得層の趣味的な要素が強い。
仕事でもこのメーカーの車には過去に1度だけ、懐かしいカウンタックLP400のレストアをしていた自動車屋さんからシリンダーの不具合で行ったことがある。
既に部品は取り外された状態であったので大した仕事はしていない。
そもそもカウンタックを買うとならばもう億を超えてるだろうがレトロなクラシックカーと言って良い。
近年、六本木界隈では新しいネーミングのモデルのスーパーカーが走り回ってるようだ。
六本木ヒルズ周辺の金持ちな話で田舎のこちらにはそもそもオーナーがいるのか?
時々都内のナンバーで観光地を走る車は目にする。
ただやはりゼロではなかった。
ランボルギーニ ウルス・・・ってどんな車?入電時にまず思った。
症状はバッテリー上がりで開錠できないと言う。
金属のエマージェンシーキーはあるが鍵穴が無い?車屋に聞いたが・・・どうしろこうしろ・・・もう伝言ゲームの限界で見て判断するしかない。
とりあえずどんな車か?・・・SUVおような4ドア車でよくあるスーパーカーではないみたいだ。
ドアハンドルもモナコの動画にあるような隠しスイッチでガルウィングではなく普通の扉でレクサスなどのような引っ張るハンドル。材料は揃ってるので大丈夫でしょう。
ネットで検索したら既に着手した業者があり参考にさせてもらった。
なんでも部品はアウディ、となるとシリンダーカバーは外せるだろう。
ただ鍵穴を回すだけでは開錠にならずセキュリティーをいじって云云かんぬんとここは詳細に書いて無く、先行きに不安を覚えた。
以前あったポルシェカイエンじゃないが、キーの長回しやバッテリー上がりでは操作不可能とか細工がされてるかも。
しかし、その業者のHPと少々異なり、シリンダー位置はカバー下を覗けば一目で分かる。
カバー取り外し時に使う穴がある。この車は左ハンドルなので疑わず左を見たら穴があった。右は不明。
リモコンもエマージェンシーキーもあるので怖いものはないはずでいつもの手順でカバーを外した。
ここまでは特筆することもない。
さて肝心のキーをさして捻る・・・右回しは開かない。当然のこと施錠方向。
セオリー通り左ハンドル左回しでコツンという感触がありドアは開いた。
セキュリティーは?・・・と思うがそもそもこの状態でセキュリティーもクソもないだろ。
シリンダー上側にアウディのロゴが見え妙に安ど感。
しかし、この車の新車価格は3500万円。
ちょっとした建売が買える値段。
小傷でもつかないように緊張したのは言うまでもない。
実際HPの業者も養生しなかったそうだ。
僕は手荒れの皮膚で傷つけないか心配だった。
ピッキングまでしなかったのでそちらのデータはない。
3500万円の車・・・気軽に転がすかなあ?
ちなみにこのお客さんもHPのセキュリティに瞑想され自分じゃ無理、そもそもシリンダーが無いという思い込みとなったようだ。
まあこの辺はやはり機械物だったというオチで。
2026.03.21
キー折れ、キー抜き (三島市)
ここ最近続くシリンダートラブル。
この手の作業はなんだか楽しい。
今回は鍵が折れて施開錠ができないという賃貸アパート管理会社の要請。
ただ既に入室はできてるため一刻一秒を急ぐものではないだけに、答えが見えていて気楽なのだろうか。
シリンダーを外して後ろから押してやれば大概の物は抜き取れる。
ただ今回は折れた破片が手元付近でなく真ん中あたりという半端な物。
外側の鍵穴から中の遺物は見えない。
つまり押し出そうにも手元側のタンブラーが邪魔をするという構図で案の定後ろからスルスルとは抜けなかった。

手元のあたり2本目あたりまでは鍵穴からタンブラーを押しやり押し出すことはできた。
シリンダーの内筒には意外にも汚れが無く、折れた理由は回転不具合が起こす金属疲労というより、折れた部分の単なる金属疲労でそこが過度にカットが深く細くなっているので、さっするに回す力を掛けながら鍵を入れてたのかこの辺の表現は上手くできないが、色々な不運が付いて回った感じだ。
2026.03.11
キー折れによるキー抜き(沼津市)
キーが折れたので抜いて欲しいと言う修理依頼。
どんな鍵かもしれないがドアは開いてるので最悪シリンダーを外して後ろから押し出せば抜けるはず。
急遽現場に向かうが久々にミワシリンダーの不具合。
早速外してみた。
ゴミ埃のテンコ盛り。
これじゃさぞシリンダーの状態はよくなかっただろう。
案の定分解すればタンブラーにはホワイトグリス、例の鍵屋推薦の鍵穴用油のことだ。
始めはシリンダーの認証が悪いか、それとも抜き差しに支障があったかでこの鍵屋推薦のホワイトグリスを刺したのだろう。あとは雪だるま式にシリンダー内の摩擦は増え、そこから生じる粉末状のゴミがホワイトグリスに絡んでこのザマ。
鍵屋さん不認定のCRC556でシリンダーの内筒を洗浄。
予算を掛けられるならタンブラーを一枚ずつふき取るのだが、CRCである程度洗い流せたと推定しそのまま組み立てた。
それだけでもお客さんにはキーの抜き差しのスムーズさに喜んでもらえた。
あのホワイトグリースは罪だよな。



