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2024.05.23
カードキー紛失開錠 (清水町)
カードキーを採用した賃貸物件、カードキーを紛失しての開錠案件。
このメーカーに限って開錠治具はあるのだが、毎度思うけど開けて良いのかというジレンマ。
防犯性を唄って付いてるのに、それに騙されてた方が良くない?
なまじっか業者なら開けるなんて風潮の方が正しくない気がするのだが。
時に1時間くらいかけてしまうこともあるが、結果的に開けてしまうのだから。
以前は開けることに得意になっていたが、最近はすっとぼけるのもアリじゃないかと思うこの頃。
開く理屈も言われてみればそんなことで!というレベルなのだが、それはここでは伏せさせていただく。
とりあえずは無事に入室できて良かったということで。
2024.05.13
カードキー不具合
夜になってこういうのは結構困惑する。
カードキーの不具合。
カードキーと言っても色々種類がある。
ICタグを用いた物、磁器テープの物、機械式の物。
どれにせよちょこっと分解して修理とはいかないし、ましてや磁器やICタグでは目にみえない。
ただ不具合があると言えば機械式だろう。
接触部分が多ければその部分の摩擦も多くトラブルの原因ともなるだろう。
案の定現場のカードキー。
カードを入れる時に重たいと言うので、症状はだいたい見えた。
このカードキーはカードに溝があり、それに沿って中のピンが動き所定の位置でシャーラインが揃うことになり、カードが更に一段奥に入って開錠となる。
ところが差し込んで更に奥へ行く段階で重くなると言うのでピンというよりリーダー側の機械的な問題だろう。
ピンの摩耗となると、リーダー本体が部品販売されてたと思った。
室内側の裏蓋を外し潤滑スプレーを吹き付けて復活。
経年で個々の部品の動きが渋くなっていた様だ。
2024.05.06
安否確認アパート開錠 (三島市)
不動産管理会社からの依頼による住人の安否確認。
要は家賃が不払いになり、住人との連絡も取れなくなると考えられるのは、夜逃げなど既に部屋を出てしまうケースと最悪なのが部屋の中で倒れているケース。その中には持病の悪化で急を要する場合もあれば、既に亡くなってることもある。
ただ人間が死ぬと1日と経たずに強烈な異臭を放つようになるし、ウジが沸き始めるため窓越しに感づくパターンが多い。
ただどんな異変を感じても第三者が安易に入居者のプライバシーに立ち入ることはできない。
そんな時に不動産管理会社の取れる手段は公的な方法しかない。
家賃など債権上の問題なら民事事件で物件の明け渡しを求める裁判を起こす。
ただこの場合時間と費用が掛かる。よく言われるのが判決までの半年から1年の裁判期間と法廷闘争費用だ。
多くは代理人(弁護士)を立てて法律闘争を進めるがもちろん個人で裁判を争うこともできる。
そしてもう一つが警察の捜査権を利用する。
家賃の取りはぐれとかは民事案件で警察は不介入だが、連絡付かないということは室内で倒れてる、もしかしたら死んでる(事件性がある)かもしれないとなると、警察で受け付けてくれる。
人身に問題なくとも失踪というケースで後に拉致事件など隠れてる場合もある。
今回はまさに後者の権限を活用してだろう。
今回の部屋は大学に近いアパート。
外国人(中国)留学生が契約者で住んでいたのだが、既に昨年卒業しているはずで1年ほど留学生が終わる期間が過ぎている。
半年ほど前まで連絡はついていて1か月ほど前まで雨戸のシャッターが開いてたことは確認されている。
以後、足跡が掴めない状況なので警察官立ち合いのもと開錠をした。
ドアスコープに突っ込まれた紙や新聞受けポストに貼られたガムテープなどからなんらかの対人トラブルがあったのかもしれない。
しかし、部屋は中国人らしくなく残留荷物が一切無かった。完全な夜逃げ状態だろうか。
中国本国の景気も報道の通りかなりヤバい。
日本も決して景気はよくなく、むしろ政府見解とは大きくことなり悪いと言えるが。
とりあえずこの時点での事件性は無く、あとは契約が切れない限り部屋を施錠しての現状復旧となる。
無事本国に帰ってくれていれば良いが。
外国人が日本で賃貸物件を借りにくいと言われるのがこの辺の法に関する無秩序が大きい。
よくあるのが部屋の又貸し。
行って見れば契約外の人が住んでいると、この時点で契約違反となるが管理会社は契約書の破棄のため裁判を起こす必要がある。
裁判起こすまでも無く言えば良いと思われるかもしれないがこの辺も日本人と意識が大きく違う。
大陸系はそのうち払うと悠長に言うが、再契約に必要な「いつ?」を守らない。
別に屁理屈を言ってる訳でなく悪気が無い人もいるのは大陸の大らかさからだろうか。
結局は法による強制力で修正しなくてはならなくなる。
政治が経済界の要求で人件費の安い外国人を無作為に居留を呼び込んでるが、治安や秩序やそもそもの経済の崩壊を招いてると言って過言ではない。
2024.04.21
開錠治具改修
以前購入していた開錠治具なのだが、これが使い勝手が悪かった。
いっそのこと捨ててしまおうかと思っていたほど。
右側のがアタッチメントとして自作してみた治具。
しかし、これだと上手くロックを外せない。
そのこで右側の物を購入。
しかし、近年の建具とわずかにサイズが合わず、そこで真ん中の2本のエクステンションを作ってみた。
これが見事に長さが合う。
実は既に一つの現場で実績済み。
よりによって静岡県の業者ながら横須賀市まで出張。
夜ということもあり近所の業者がいなかったのか片道150km、実に沼津から浜松を越える道のり。
幸い深夜なので速度を落とさず走れ移動時間は意外と短かった。
狭い路地の袋小路のさきにある築年数浅いアパート。
玄関を見ればGOALのV18シリンダーをつけた錠が1か所、新聞受けもドアスコープも無い。
実は損保の作業範囲ではこの時点で終了なのだが、どうしても治具を試したくて使用してみた次第。
幸いにして上手くいった。
これで新築物件でも開錠可能な確率が増えた。
もちろん全戸開けられるわけではなく条件があるのだが。。。
2024.04.14
メルセデスベンツ インロック開錠2連発(沼津市、伊東市)
2日連続でベンツのインロック。
不思議なものでこういうのは同類が続く。
連日軽自動車ばかりと思えばある日を境にアウディが連続したり。
クライアントが采配してアウディできるからと連続させてるわけではないだろう。
今回は沼津市と伊東市でクライアントは違うのだが、偶然にベンツの作業が連続した。
沼津市の方は年式も高年式だと思われる。
ただドアのシリンダーにカバーがされてないのはグレードのせいか?
どっちにしてもHU66には変わりない。
受付時は車内に鍵があるというアナウンスだったが・・・、トランクインロックだった。
トランク側に鍵穴が無い。
トランクハンドルの横のメクラ蓋が怪しいが、触った感じは鍵穴ではないような・・・しかし写真を通してみると蓋がはずれるような??
何せ暗くてガッツリ確認できず。
LISHIを使って鍵穴開錠。
鍵穴も横ではなく縦向きで少し面食らった。
開ければオープナーが作動するだろうと信じ込み、過去にも何台かそういうのにも当たった。
しかし、ドア開錠後にトランクハンドルもオープナーも作動せず。
とりあえずシリンダーが無いし、どうしたものか。。。
しかし捨てる神あれば拾う神あり。
座席がトランクスルーで倒れるタイプだった。
もしトランクスルーが無ければ・・・どうやって開けるのか?
翌日は伊東市だ。
ゴルフで前泊のホテルでのインロック。
こちらはセンターコンソールに鍵があるので単にドアを開けてやれば良い。
しかし到着時刻のオーダーがきつかった。
時刻は朝9時20分過ぎでラウンドの関係で9時50分まで到着してくれと言う。
さすがに無理、現場まで90分は見てもらいたい。
なので到着は10時50分となるのでなかなか折り合いがつかず。
それでもホテルのフロント立ち合いで理解してもらい現場へ向かった。
今回は毎度のシリンダーにカバーが付いたタイプ。鍵穴は横向き。
センターコンソールにキーホルダーらしきが見える。
LISHIのピックで開ける。
最近はLISHIの活躍でHU66は助かってる。
作業は難なく終了。
お客さんはゴルフ場に行ってしまったそうだがホテルの連絡で取りに来ると言う。
なにせトランクにはゴルフバッグが入ってるそうだ。
車内に置かれたエルメスのバッグが口を開けてポカンとしていた。