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2024.02.03
ダイハツムーブ 開錠・鍵作成(伊豆の国市)
作業としては面白い話ではない。
ただ久々なものでブログにあげただけ。
でも以前は日に何件か当たり前にあった作業。
今ではかなり珍しい部類。
弊社の作業車が1月に車検で、その際にキーマシンやキーブランクの在庫など一式おろしていた。
車検後も作業はあったが、自動車も家も開錠のみの作業ばかり。
そこで急に紛失キーの相談が入り、仕事になるかならないか分からないが現場へ向かうのだが、途中で在庫のキーブランクを下していたことにきがついて一旦引き返す羽目に。
予定時間よりやや遅れで現着。
開錠のみなら損保のよくあるロードサービスで終わりだが、やはり鍵がないという。
セキュリティランプが点くが見たところイモビライザーは装着して無いようだ。
そう山を掛けて裏ぎられたこともあるが、とりあえず作ってみた。
非常にオーソドックスな造りに嬉しくなってしまう。
これでバンバン稼げた時代は昔かあ~。
今は開けるだけでレッカーが待ってるという感じだ。
軽自動車のキー製作とホーム金庫のダイヤル開錠を1件やれば今日は終わり。
そんな昔が懐かしい。
2024.01.24
マンション共用部(ゴミステーション)が開かない(沼津市)
夜になって、マンションに併設されてるゴミステーションの扉にさした鍵が抜けないというキー抜きの依頼。
最近のちょっと良い分譲マンションなどに敷地内の一画にゴミステーションが併設されており、そこの出入りが各部屋共通キーの逆マスターになってるのだ。
電話で状況を聞きながらも多分ミワのPRシリンダーかな?と思ったら案の定であった。
こんなゴミステーションまでPRシリンダーの2ロック。
想像してたのがドアノブ錠などで、ラッチ式かと思っていた。
そうであればラッチを上手く引っ込めないだろうかとか考えたが、2ロックとなると、デッドボルト式となる。
仮にドアが開いていれば80%解決、鍵は容易に抜くことができる。
しかし、施錠状態で鍵が抜けないとなると・・・しかも全く回るそぶりが無い。
本来ならシリンダーは諦めて壊してしまうパターン。
幸い上下2ロックの上側のみ施錠され下側は開錠となってる。
シリンダーを壊して個別のキーを生かすのが最善かな?
想像するにサイドバーが噛みこんでるのかな?
ただここで変に職人根性が起きてしまう。
夜も更けて遅いのに・・・幸い冬の夜の割に雨上がりなせいか寒くはない。
ここでメーカー使用厳禁なCRC556の登場。
キーとシリンダーの隙間から吹き入れる。なんとか浸透性を生かして届いてくれ!
しかしそうは簡単にはいかない。
なるべく浸透するようにキーを前後に抜き差しする方向に動かす。
1mm程度カタカタする程度だ。
隙間にドライバーなどを入れたテコを使おうにもその隙間ができるほどは動かない。
何分ほどやったのかな、カツンと感触があり、気持ち隙間ができたような?
細いマイナスドライバーの先端が入る程度の隙間ができた。
しかしテコを使えばキーに傷やささくれが起きるだろう。
最悪はキー自体を曲げてしまったり。折れるかもしれない。
ただチャンスは大きくなったので油マシマシ、シリンダーを各方向から叩いてみて続行すると間もなくしてキーが抜けた。
暫くは抜き差しに違和感があったが、更なる油マシマシ、しかも直に鍵穴に入れることができるようになったので、症状も改善され、シリンダーの回転、抜き差しとも問題ないレベル。
こうなるときちんと状況を把握したいが、やはり現状で管理会社に任せることに。
恐らくシリンダーに鉄粉やら埃やらが溜まってるんだろうなあ。
それを確認したいが、お客さん個人が負担することになるので、やはりこの先は管理会社へ。
彼らができるのもせいぜいシリンダー交換か、お抱えの鍵屋に見てもらうことだろうが、既に症状は改善されてるので果たして???
2024.01.23
トヨタタウンエース シリンダーが回らない(裾野市)
このケースは初かも。
ドアシリンダーに鍵が刺さり45度ほど回って施錠状態で止まっている。
もう少し回れば開錠だろうけど、現状この位置から動かない。
仮に開錠にならなくとも元の位置に戻ればキーを抜いて助手席から開けられる。
原因は何だろうか?
シリンダーはM382の10カット。
8カットならハーフタンブラーの抜けかけとかあるだろう。
後期のM382が途中で止まるなど聞いたことが無い。
取りあえず開けよう。
シリンダーは使えないから助手席のロックボタンで。
助手席側室内から運転席側を手で開けたら、なんと横向きで止まってたキーが真っ直ぐの位置に戻った。
シリンダーからも素直に抜けたが、運転席ドアの開錠施錠はできない。
しかしイグニッションは問題なく回る。
分解までしてないので厳密なことは言えないのだが、止まってしまったのはシリンダー後部のカムがロッドに引っかかったのだろうか?
もちろん正常なら引っかからないので想像である。
原因は複合的にあると思われる。
運転席ドアが回らないのは鍵が痩せてしまったからだろうか?
しかし、社用で朝まで普通に開錠して乗ってきたのだ。
できれば原因まで追究したいが、ウチの仕事はここまでとなってしまう。
2024.01.18
トヨタクラウン インロック開錠(三島市)
クラウンのインロック・・・だけだとネタとしてはイマイチかもしれない。
今回は泣く子も黙るパトカー。
まだ新型クラウンは無いと思う。一つ型の前のクラウンなのでシリンダーはTOY2、大好きなシリンダーだ。
お巡りさんも人間なんでミスはするでしょ。
実は昨年末にも近隣でパトカーのインロックがあった。
残念ながら自分は母の介護で実家に走っていて行けなかったのだが、やはり入電ではクラウンなのでシリンダーはTOY2だろうなあ。
写真残したかったが晒しと思われるのも嫌だし、撮らなかったが警察ガレージに停まるクラウン。
作業自体は特記することもなくシリンダー開錠したのだが、開錠時にポコっと上がったのがロックボタン。
あれ?昔よくあった窓ガラスの内側に上下するロックボタン。
この年式の市販されてる通常のクラウンはドアのインナーハンドルとの一体型だと思ったのだが、この仕様は特注?
ちなみにその場所がどうなってるのかまでは確認しなかった。
またシリンダーを回しても集中ドアロックも作動してなかった感じだ。
その辺はパトカー仕様なのかな?
最近は警察車両も民間の任意保険と契約してるのかな?
公用車なのでてっきり任意は無保険かと思った。
実際25年ほど前に刑事が乗る覆面パトカーもインロックで開けたが、その刑事さんの自腹だった。
始末書書きたくないのかは分からないが領収書もらっても上げられないと言ってた。
更にもっと前、不審車両として放置されたセルシオを開けた時も駐在さんは自腹と言っていた。
事件性があれば処理できるが、また捜索段階で事件性も無いから自腹だそうだ。
もっとも経費処理されると県警の経理に回され、指定請求書などなかなか面倒くさい。県からの支払い口座の登録はあるのだが。
今回のトラブルもお巡りさんが自動車窃盗のリレーアタックの手口を熟知してれば90%防げるだろうか。
それを逆手に取ったトラブルなのだ。
鍵(リモコン)はコンソールボックスの中に入っていたのだから。
2024.01.15
アルファロメオ ジュリエッタ インロック開錠(伊豆の国市)
年末の作業である。
地元消防団も最終日、歳末警戒で今年も終わり・・・そんな夕方のインロック作業。
実はもう消防の詰所に行くばかりに活動服に着替えての作業への急行。
何せアルファロメオは好きだ!
初めて作業した時は正直苦労した。
小田原での作業だったが手順を知らずに現場へ行き、闇雲に内溝キーのタンブラーを押しこんでいた。
当然開錠には至らず困り果てていた。
さすがにギブアップと思った時にコールセンターを通じて横浜の業者だったか、同業者に連絡をしてくれてコツを教えてもらいまもなく開錠できた。
忙しくて良い時代だったなあ・・・以後アルファロメオは開錠作業で好きな車になった。
作業をしていて開くか開かないのようなこともなく反応がはっきりしてるのが良い。
今回も難なく開錠が成功し、歳末警戒に向かった。
もっとも消防団では年長の部類となったので巡回パトロールには自らポンプ車に乗ることは無くなり、もっぱら事務作業ばかりだが。。。
この写真と同じ赤いエルフのポンプ車・・・今後赤と言わずイタリアンレッドと呼ぶかな?
ここにエントリー本文を書きます。