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2024.01.07
シリンダー交換 (御殿場市)
年末に入電していた作業なのだが部品が揃ったのが年の瀬ギリギリ(29日)だったために年明け3日の作業となった。
ここのお宅、正面玄関、勝手口、裏玄関と3か所も出入口がある。
年末に見積り兼ねてお邪魔した時に裏玄関だけ合う部品があり交換をした。
裏は普通の引違錠を使用したが、過去に交換した経緯があるようで、ちょっと強引に前の部品がついていた。
修正までする必要はなく汎用のMIWAのPS SL02に交換できた。
残りの建具がYKK APのオリジナル専用部品となる。
汎用のシリンダーで対応できないものか・・・勝手口は2ロック同一でMIWAのLZ2でいけるかと思ったがダメだった。
これは正面玄関、ごつい4枚扉だが鍵穴となるシリンダーはここ1か所。
いざ部品を調べてみたら勝手口とこの玄関の部品ベースの値段差は3倍。
勝手口がバカ高いのだ。
お客さんも冗談なのか、どこかに相見積りでもしたのか20万円くらいするとか口にした。
さすがにそれは無いけど汎用品に比べて割高なのは確か。
そもそも仕入れの部品代は交換で引き渡しの時の金額並みなのだ。
バカ正直にYKKから部品を取って、出張費と工賃と部品管理費を上乗せするより。内筒のみ交換すれば、汎用品を活用して激安で仕上げられる。
そうした方が親切かなと思ったが・・・裕福そうなお宅だし、20万円と言わずもかなり安く上がった(半値以下)でも応諾してたのだから・・・と部品を取寄せることにした。
作業としては一気に楽になる。
何より外筒に汚れも傷も無い状態の新品シリンダーという物は良いもんだ。
年末に即手配した。
新年早々の仕事となったし、これを弾みに今年も色々チャレンジングな一年と思ったのだが、所詮去年の宿題。
年明けヒマなので新規に問い合わせ待ってます。
2024.01.04
メルセデスベンツ ダイナ インロック開錠(御殿場市)
今年の初仕事でした。
昨年は1月1日から稼働して幸先の良いスタートでしたが、今年は1日が案件無しの開店休業状態。
こりゃ重たいスタートだな。
何せ12月は急ブレーキ掛かるように案件が減り、また入電があってもタイミング合わないなど運まで見離された気分だった。
その引きずりなのか?
ちなみに昨年も1月2日に今回の現場となった御殿場アウトレットにアウディを開けに来た。
どうも1月2日はバーゲンセールでもやってるのかな?
昨年と駐車場の場所も違うし(昨年はP7で今年はP2)、時間も昨年は夜間で閉店後当たりの時間だが今年はお昼。
昼間の作業なので寒くはない。昨年は日没後の差すような寒さだったと思う。
ところがキーワードはバーゲンセールと昼間。
14時頃に御殿場インター付近に到着し、あと1~2kmだろうか、ここから渋滞が始まった。
渋滞と言えば流れるものだが、駐車場待ちの車の列なのでほとんど動かない。
仮に施設利用なら他にも駐車場がありそこらかのシャトルバスを使う方法を考えるが、目的地はP2、裏道も逃げ道もなくただ車列が動くのを我慢するしかない。
損保の受付やお客さんからもあとどれくらい?という質問が来るが答えられない。
距離的に1km程度としか。
車列が動かないのは警備員のせいもある。
シャトルバスを優先して通すのは仕方がないにしても、その前後につく乗用車も流すので交差点でこちらの進行でも瞬く間に隙間が無くなりまた信号を待つことに。
お陰で現場についたのが17時。
1~2km程度の距離を3時間掛けて動いただが、当然歩行者の方が断然速い。
駐車場は入庫を示す赤ランプで埋まってる。
そして、トラブル車両はこれぞベンツという懐かしい型。
1987年製らしい。
このベンツは2トラックのHU64ではなくKの何番だったか、いわゆるギザギザの鍵。
シリンダーは運転席と助手席にあるが、どちらも開錠方向に回らず施錠方向には割と簡単に回る。
そういえばそんな特性もあったなあと思いだし、実はあまり使いたくないショットドライバーで逆転させた。
いざ清算を考えると内溝じゃない外車の一般キー・・・とそろばんをはじくと、時間あたりの口数が激安でやってられない。
さすがに受付に泣きつく。
渋滞に並んでる間にアルファロメオの開錠も断り・・・と損害も主張し、なんとか2024年問題とは言えないが、賃上げに成功。
出動から貴社まで5時間を要するならやっぱり遠方出張位の手当てが付かないと、途中で投げ出して効率の良い作業を優先したくなるってものです。
今年は単価の引き上げを少しでもやっていかないと。
2023.12.15
これはいたずらか?それとも経年による事故か?(ミワ)鍵が開かない(函南町)
12月に入ってまた暇になってしまった。
そのせいかToutubeで税理士のチャンネルを見るこの頃。
上手い補助金はないだろうか?経営でどうやったら効率的になるだろうか?
など中小企業なら皆同じことを悩むだろう。
なんとか生産性を上げて売り上げを上げるには・・・
B to Cは効率性が低いので、ファンを増やすしかない。
そこに電話が鳴った夜9時。
初取引はほぼ開業時と同じなので25年以上前。
初めてはシャネルのバッグの開錠だっただろうか。
その後も、客室の鍵の故障や、社用車の鍵の紛失などちょいちょい小さな取引でも呼んでくれるゴルフ場。
確かオーナーが変わったはずだが、今回も以前お世話になったという枕詞で始まった。
客室の鍵が開かない。
実はこのトラブルはよくあった。大体が鍵折れが原因。
今回は鍵は入り回ると言うが開かないそうだ。
何度も行ってるのでキーシステムは覚えている。
MIWAロックのH248シリンダーを使ったMMのホテル錠。
キーでラッチが引っ込むのだが、どうも上手く動かないようだ。
ファンを増やす・・・まあこういうことかなと思いつつ夜で寒いのだが笑顔で出かけた。
現状把握、電話の通りシリンダーは異常が無く、本来開くはずだがラッチが引っ込まないようだ。
中のケースロックの故障か?
先日見た中国のホテルでの空き巣の動画を思いだした。
同じ方法で開けちゃおうか・・・と思ったが、この建具はレバー錠ではなく木目調のドアノブなのだ。
空き巣動画のようには開けられない。
こりゃ最悪は破壊していくしかないかな。
それでもなんとか開けた。。。もちろん手こずった。
なぜか?
もし動きが良ければもっと早く開いたかもしれない。
開けてみて動作が悪かった。
この状態でも鍵でも中からノブでも正常に動くのだが、具合は悪い。
下側のラッチ部分に色のついた付着物が見えると思うが、原因はもしかしたらコレ?
ウェスを持って来なかったので部屋のティッシュを拝借して拭いてみたらベタつき感があった。
何コレ?
潤滑スプレーを掛けて拭けば取れるのだが、これは経年でグリスが劣化?それともいたずらで吹きつけた?
ドア側には多少跳ねた跡があるが、受け側は綺麗だった。
ん~分らん。
とりあえずプレートを外しマイナスドライバーをスクレーパーにして落とせば動きは軽く正常になった。
使用には問題ない。
でもなんなんだ?
2023.12.09
シボレー エクスプレス インロック開錠(沼津市)
シボレーエクスプレス・・・電話口で唐突に言われてもなかなかどんな自動車だったか思いだせない。
最近売り出された新型車か?
とりあえず車名から検索してみた。
最近は面倒くさくなったもので損保関連のアシスタント業務がウェブ請求になったせいか、自動的に写真を要求してくるので最低限の個人情報を隠しながらの撮影なのでこんなアングルになってしまった。
もっともそれ以上に色々な言いがかり案件も多いのだろうけど。
検索後に初年度登録を聞き一安心。
GM系だがこの頃の年式でイグニッションとドアキーが共通なら作業も秒殺!
逆に言えば良い時代だったなあ。
外車というだけで割高な料金が得られてたし、他で作業やってなかった。
かなりドタバタだったなあと思いつつ、今じゃ楽勝モード。
実際現場でも瞬殺とまで言えたか分からないがそれなりに速攻だったと思われる。
今じゃ鍵穴が隠され、治具さえも入れない構造に・・・鍵穴ある車は格好良いよ!
2023.11.26
トヨタクラウン インロック開錠(富士市)
トヨタクラウンの平成27年車。
比較的新しいがこの車好きだ(鍵開け対象として)。
登場時はいわゆるTOY2と言われるレクサスから採用されたトヨタの2トラックシリンダー。
正直L型ピックで挑戦したことがまだない。
早々にLISHIの初期型の工具を購入し使っていた。
初期の工具だとあまり開錠確率は高く無かった気がする。
マークXにも採用されており、それに使った際にピックが折れた!
ピンの決まりに力が結構掛かっていて、テンションの位置も決まりが悪かったのだが、4トラックのTOY48と比べてハーフタンブラーも無く安心してピックできていた。(個人的に嫌い)
登場時はレクサスなどかなり警戒し、緊張したのだが、後期型のツールを手にしてから楽楽開く。
コツをつかんだと言えば良いのか、ピンの決まりがかなりはっきりしていて気持ち良い。
TOY48に比べて確実性が高い。
まだ一部車種にしか採用されてないようだが、広く大衆車にも普及して欲しい。
確認できてるのがレクサス系、クラウン、アルファード系、マークX(絶版)、プリウスあたりかと。
逆に新車でもいまだにTOY48を採用している車両、ぼちぼち止めましょう(笑)
本当にTOY48は嫌い(個人的に)