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2013.08.04
引戸錠交換 (御殿場市)
「鍵の出っ張り・引っ込みする部分が戻らない」や「引っ込んでもまた戻って少し出っ張ってしまい、扉を開ける際に当たる」などなど、よくある事象なんです。
ただ現場で実物を見るまで断定はできないのですが、大体は中のスプリングが折れたことによるものが多いです。
中には錠自体が使っていくうちにコロとガイドの間にわずかな溝ができてしまい動きにくい物なんかもあったります。
こういうときは修正するより替えた方が無難。
今回も、とりあえず今日中に見てほしいということでした。
こういう仕事は良いですね。
時間にゆとりがあるのが一番、そして原因が概ね特定できているのですから。
更に、最高だったのがチリ寸法という切り欠きが交換部品の物でも加工せず使え、ドアのキャスターの誤差(これ結構あります)、ドアレールピッチと錠が合わないこともなかったのです。
作業自体は難易度こそ低いのですが、この辺の業者だけなのか分かりませんが、汎用引戸錠を取り付ける際に使用中に錠が左右にずれてこないようにするための固定ビスを追加で打たなくてはいけないのに、省略してる業者さん多いんです。
引戸錠はそれ自体の表裏のを締め付けによる摩擦だけで留ってるのが従来の物で、時々使っていくうちにズレが生じて、開け閉めしにくくなったりすることもあるんです。
その対策でもう10年以上も前から追加で固定ビス用の穴が錠につき、またタップビスも付属品で入ってるのですが・・・最新の現行モデルでもそれを使わない方いますね。
なんでだろ?
もちろん、それが起因する故障で呼ばれたことも何度かあります。
ドリルなど使わずに、ドライバーだけで締めこめるのに・・・多分それさえ知らないのか??
なので、手間はそんなに掛りません。
むしろ後々のクレームを考えたら、しっかり取り付けた方が私は良いと思うんですけどね。
今日の仕事は最高!なにより高原で沼津から上がってくると涼しいんですよね。
気候が良いと、さっさと仕事を済まそうというより、とことんやってやろうという気分になります。
もちろん引戸錠の取付時の加工もできますよ。
新規の取付などご相談いただければと思います。