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2013.10.11
パトカーが2台も来ちゃった
事の顛末に久々に疲れました。
仕事中にパトカーが2台、しかも赤灯をガンガン回して。
この時、私は2階建ての住宅兼店舗の2階部分で開錠作業をしてました。
それでも目に入ったパトカーに、もしかしたら用件はこちらか?・・・と手を止めてしまいました。
パトカーからドヤドヤと降りて来た警らのお巡りさん、プロテクターなど完備した重装備。
誰が言った訳ではないのですが予感で誰か通報があったな・・・と思いました。
借りに巡回中であれば、パトカーも1台だろうし、警官も一人で職務質問かけてくるだろうけど、ドヤドヤと数名いたので明らかに現場を抑えに来たのでしょう。
実はこの日は裁判所の執行で強制調査の開錠で、執行官1名と不動産鑑定士1名に私の3名で現場に入ってました。
まず店舗にあたる1階のシャッターと店舗入り口ドアを開けました。
そして、執行官から上の住宅部分も頼むと依頼を受けて暫くしたらこのざまです。
さあ、誰が通報したのかな?・・・と見渡すものの付近には住居は少なく、近くに中古車屋が1件・・・そこかな?・・・と思ったら、私のハイエースの陰に警備会社の車、そしてその中に携帯電話を抱えた警備員が籠るようにいるじゃないですか。
更に建物には発報を表す警告灯が点滅・・・なるほど、仕組みは分かった。
それにしても、某大手の警備会社ですよ。
私は二階にいたとしても、下にはネクタイ姿の年配の執行官と鑑定士がいて、どう見ても襲いかかる風貌じゃないのに、何故一言声掛けないのだろ?そういうマニュアルなのだろうか?。。。いきなり110番しろと。
やりとりは私の出番ではないが、執行官が身分証明と判決の調査命令書を見せてるようで、特段声は聞こえてこなかったし、二階まで聴取にも来なかった。
ここからは、退散するお巡りさんの後姿が見えたくらいでした。どうもその後ろ姿が物足りなそうな感じだったんですよね。
まあ裁判所の執行官と警らのお巡りさんでは公務員としても格が違うわけです。
お巡りさんは捜査権を持ってますが、全権を委任されてません。
対して執行官には判決に基づく執行の全権が委任されてます。。。カードゲームのレアカードみたいな存在でしたね。
警察が引き上げ後もなぜか警備会社は車から降りて来ず。
2階の開錠に手間取ってると執行官が「難しいかね、警備会社が鍵持ってるんだよな。でも借りるのも癪だし・・・」とその一言で是が非でも開けてやる。手段は選ばん。
シリンダー開錠は諦め、窓から開けました。
10月も中旬、高原の町であった仕事でも汗だく、暑い一日でした。