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2013.10.20
また来たBMWのインロック・・・BMW116i (小山町)
ようやく月初の暑さも失せて秋本番。
小雨が降るが、気候的に今が一番動きやすい。作業車にはクーラーもヒーターも必要ない。
当然、鍵開けでシリンダーを覗きこむような作業では悪いコンディションではない。
コンパクトカー全盛の中、外車は普段あまり作業が入らない。
やはり腐っても外車、足代わりにはもったいない。
週末の土曜日にBMWの入電があった。メーカーとしては最小の1シリーズだ。
3シリーズ以上のセダンと違い、1シリーズは仮にトランクに当たる後部ハッチのあたりに鍵を入れてしまっても、ステーションワゴンタイプの5扉車なので運転席を開けてあげればなんとでもなる。トランクスルーや後部座席の取り外しなど厄介なことを考える必要が無い。
確かにドアさえ開ければ鍵は取り出せるのだが、そのカギをどうやって取り出そう。。。そっちの方が大きな問題。
1シリーズ自体、そんなに遭遇した経験はないのですが、一応開錠が不可能だったことはなかったと記憶してます。
ただ、開きにくい生産ロットのようなイメージ。。。結構踏ん張らなかったかな?
現場も小山町、しかし富士スピードウェイや道の駅、日帰り温泉や自衛隊関係ではなく、一般の家だった。
それは、中には外車を乗り付ける農家だってあるでしょう。
実際、我が家の菩提寺は今年BMW3シリーズを多分新車で買ってるし・・・。運転できるのは住職と奥さんだけ・・・色は黒でスポーティーな感じと言えば。。。
まあ、あれで檀家回りはしないでしょうけど。
さて、仕事ですが、到着するやすぐ開くものと思われ、依頼者も家から出てきて外でブラブラと・・・こういうシチュエーションだと決まってすぐに開かずはまる。こちらもそうなることを見越して「家の中でお待ちください。開き次第呼びますから」と言って、正直周辺をブラブラされたり作業を覗きこまれて気が散るのを防ぎたかった。
まあ、はまると2時間掛ってしまったケースもありますが・・・気長にやろう。
時刻も5時を回り、薄暗くなってきた。秋は日没時が本当に寂しげです。
とりあえずタンブラーを一枚ずつ確認するように触ってみた・・・う~んやっぱり持久戦かな??と思ったらシリンダーが回った。
まぐれでも何でも良い、回ってくれればこっちのもの、施錠方向の左回りだがショットドライバーで逆転し開錠。
気構えた割に拍子抜けではあったが、無事に開けば全くOK。
今回鍵はリアシート上にあり、離れた間に勝手に施錠されたそうだ。
これもよくあるトラブル事例ではあるのですが、きちっと何が原因と言えない。
スマートエントリーのような車両だとリモコンのバッテリーが弱くなることで、キーが運転席の近くで合っても信号が増幅されずに自動車が運転席が離れたと勘違いして閉めてしまうことがある。
また、最近のボタン式のスターターだとリモコンの認証範囲が狭くなり、助手席に置いてあっても位置的に認証しないことがある。やはり車は運転手が居なくなったと判断し盗難防止のために施錠をしてしまう。
タイマーが作動するのもあるようだし、スィッチが誤作動することも可能性ではある。
いずれにしても、キーは運転席を離れる場合は手にとって置くことだ。これで自動車盗難もかなり防げると思う。
・・・そういう私は、・・・銀行やコンビニで結構キーを付けっ放しである。更に暖機運転じゃないがエンジン掛けっ放しも時にあるんだな。自分から気をつけなくては。