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2013.11.16
ホンダ バモス インロック開錠 (小山町富士スピードウェイ)
日没前の入電、作業としては特段記すことの無いホンダバモスの開錠なのだが・・・。
現場の富士スピードウェイに到着する頃には完全に日没。
照明も落とされ、いい感じで真っ暗。
本来なら保険料も兼ねてるので入場料を払わねばならないのでしょうが、事情を話していつもフリーパスにしてもらってる。
状況は2輪の練習にトランポとして乗ってきたバモスなのだが、走行後に戻ったら施錠されていたというのだ。
当然キーはイグニッションにさしっ放し。
これ自体はそんなに珍しいことじゃない。
きっと何かが誤作動起こしたのかな?。。。で済ますこと。
ところが依頼者側は収まらない様子で
「これって構造の欠陥ですよね。他にも事例があるならメーカーに訴え出なくちゃ」
そこまで言うか・・・と思ってしまった。
私がサーキット走行時には経験しなかったが、やはり走行後にパドックに戻ってきたら施錠されてたとなると顔は蒼ざめるよね。
幸いリモコンキーじゃなかったので、ロックされることはなかったのでラッキーでしたが。
こういう事例はあるし、新車でも施錠されたケースはあるよと言ったら、火に油を注いでしまった感じ。
「こっちはサーキットで走ってるんですよ。こんなことになってるなら走れないじゃないですか。メーカーの今の技術じゃ閉まらないように作れないんですかね?」
お~い、なんか勘違いしてるど、このアンちゃん。
自動車メーカーはまずは盗難されないように工夫するだろうが、サーキット走るためにキーつけっぱなしで施錠されないような車作りはしないぞ。
それに、どうしてもと言うなら、集中ドアロックの機構を外せば良い。
本当にこの最後の一言はこちらをカチンとさせ、お客さんとはいえ相槌を打てずに苦笑いするしかなかった。
まがいなりにもショートコースとはいえサーキットを走れるマシンをメンテナンスする整備技術はあるだろうに、ロック機構を外すくらい簡単だろう。
もし自分の使い方に合わせてカスタマイズしたいなら、自分ならそうするけどなあ。。。
この人のマシンは見なかったが、どんな整備してあげてるんだろ?
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