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2013.12.12
三菱ディアマンテ 紛失キー作成 (小山町)
ここのところ夜になると起こされる。
昨夜もそろそろ寝ようかという0時に入浴してる時の入電。
軽自動車の開錠なのでそんなに大ごとな仕事ではないのだが、何分12月も中旬、夜はすっかり冷え込むようになった。
こうなると思いだすのが開業間もない頃だったりする。
自分にしたら懐かしい思い出なのだが、当時はつらかった思いで一杯だ。
特に2月の深夜に小山町の須走に三菱ディアマンテのキー製作に走った時は結構しんどかった。
今でこそ初期型のディアマンテどころかモデルチェンジ後のディアマンテさえすっかり見なくなった。
MC後は内溝キーになったのだが、そんなに対象車両が無いのでブランクキーなどの準備はしていない。
しかし初期型は一般キーなので作れるのだが、開業当時はとにかくドアシリンダーを外してコードブックから検索しての作成をセオリーにやっていた。
だが、今ならやってしまうかもしれないが、当時はこのディアマンテのドアシリンダーを外すことができなかった。
内装を外したものの、ガラスに作業を阻まれたものだ。
真冬で深夜、小山町という高原での作業、足先から冷え込んだ記憶だけがあるのです。
しかも、当時作業服にしていたのがツナギ。
少し丈が短くくるぶしが見え隠れするもので、本当に身体が冷えました。
初めて当たる車で凍える指先ながらやっと内装を外せたものの、このシリンダーが外せないという落胆は大きかったです。
何せ冷え切り内装もカチカチでプラスチックももろかったような感じでした。
懐中電灯だけでは十分な明るさも無く、作業手順もおぼつかないながらよくやったものです。
ただそのせいか、内装外した当たりで気持の主電源が切れた気分だったように覚えてます。
この車はトランクのシリンダーで作るのが手際が良いのです。
今なら適当に外したところで見極めができたりしますが、当時は最後まで外してみたはずです。
その主電源が切れた状態で・・・結局はお客さんは運転して帰った記憶があるので、そこからまた内装を戻してトランクのシリンダーを外して作ったことでしょう。
お客さんと最後はエンジンが掛り喜んだ思い出があります。
時間は確か2時過ぎだったんでしょうね。。。寒い中にいたので感覚も麻痺してましたが、それでも寒かったことだけは覚えてます。
作業車に戻ると温まった車内のヒーターだけは今も昔も変わってないですね。
自動車は新しく変わりましたが、作業する人間は今も昔も生身の人間です。
寒いのはいやですね~。。。