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2014.01.14
クラウン 金庫開錠作業 (函南町)
とんだ失態をした作業でした。
お客さんから金庫の鍵が開かなくなったという通報。
鍵があり、ダイヤル番号も分かっている状態・・・あ、答えは見えた。
甘く見ちゃいました。
こういうケースだとまず物が金庫の扉に挟まってたり、中に入っている物が崩れて金庫の扉を押してることが多い。
・・・というか、それしかあり得ない。
それ以外で扉が開かないとなると本当に壊れてしまっていることにあるが、まだその現場には出くわしたことは無い。
単純明快・・・それが金庫なのだ。
現場に行けば結構古い・・・というか、汚れから錆びが出てるだけなのか。
鍵穴一つとダイヤル錠が一つ、そしてレバーの付いた縦長の金庫だ。
ダイヤルの感じから構造はホーム金庫と同じタイプ。
とりあえず、物が挟まってるケース・・・は無いな、ハンドルが動いていないのだから。
物が押してるケース・・・これはアリかな?
ところが押してもたたいてもレバーは動かず、エキサイトしてきてかなり力を加えたがダメ。
お客さんが再度ダイヤル番号は合わせてくれたが状況変わらず。
そして、鍵はマグネットキーながら既に紛失した状態で使い続けていた。
つまりはダイヤル錠だけで開閉していて、キーシリンダーは開錠状態。
開かない理由が見当たらないのだ。
「壊す」
そんな一言さえ脳裏に浮かぶ。
しかし意地に掛ければ壊せない。。。なんとか開けたい。
ハンドルが何かに当たってるのか?
結構力づくで開けようとしたし、叩いてもみたがダメ。
ダイヤル番号もレバーの傾きから切り欠きに結構入っているから違ってはいないだろう・・・しかし、最後のもうひと押しレバーが動かない。
・・・となると、レバーにリンクしているロッドか何かが外れてる?・・・この古さや痛みからはあり得ないことではないだろう。
「やはり壊す」
選択肢がそれしかないものか。。。
とりあえずお客さんにダイヤル番号を教えてもらい自らダイヤルを合わせた・・・開いた。。。
合わせ方が上手くなかったようだ。
ここまで30分、悩んだり力任せにやったり・・・いつもなら最初に番号のメモなどもらうのだが、今回はメモもないし、お客さんが毎日使っていて記憶の中のメモであったので、最後に合わせることになった。
醜態さらした30分であった。。。こんな基本的な動作を怠ったばかりに。。。
金庫のダイヤル開錠はOffice雅キーレスキューへお問い合わせください。