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2014.02.20
日産 アトラス 2tトラック鍵折れキー作成 (富士宮市)
夕食後にくつろいでしたらトラックの鍵が折れてしまい、明日車を動かしたいので即日作って欲しいという依頼であった。
更に悪いことに折れた破片がシリンダー内に残っているかもしれない。
まだ先日の残雪残る富士宮、寒いとわがままも言いたくなるが仕事だ。
幸いにして、折れたキーの頭が残っており、純正キーであったのでキー番号の打刻があった。
この車両はこの番号をコードブックで検索すればキーは作れる。
そう思うと昔は楽な仕事だったんだなあ・・・と今更ながらつくづく思う。
さて問題は破片だ。
先にキーをカットしてしまいイグニッションから動作をチェック。
よくあるのが抜いた瞬間折れてしまい、破片は下に落としてしまうケース。
今回もそれを期待したいものだが・・・ドアのキーシリンダーに入っているようであった。
ドアシリンダーだけ奥まで刺さらない。
テンションでシャッターを開けてみれば、確かに入っていた。
なんとかシリンダーを外さずに取り出そうとしてみたが、なかなか上手くいかないし、夜も遅くなってきているので、シリンダーを外すことに。
工場の建屋内に置かれたトラック、お客さんがストーブを作業している所に持ってきてくれたので今日は寒さは無い。
ありがたい気遣いです。
内装を外し、シリンダーを取り外して、キーシリンダーの後部から押し出した。
なかなか出にくかったが、なんとか無事に破片除去。
それにしても、少し経年のいったトラックだったので内装外す時にプラスチックがボロボロと割れるを通り越してこぼれる感じで破損してしまう。
新車以上に気を使わないといけなかった。
なんとかことなく作業を終えたが、日産のM301のキー久しぶりにカットしたかも。
昔はコレばかりだったんだけどね。