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2014.02.20
ホーム金庫ダイヤル開錠 (函南町)
函南町の別荘地から金庫のダイヤル開錠依頼が入電。
正直、残雪が気になったが、峠を越える道も除雪が済んでるし、東名高速だってもう開通した。。。大丈夫でしょ!
そうは思ってみたものの、確かにメイン通りの除雪は済んでいるものの、片側1車線の道路ながら車1台分しか除雪されていない。
家によってはガレージ前の除雪がされてなく車が動けない家も目にした。
最悪なのは対向車が来ると広い場所まで下がるしかない。
変に道の横に避けようとすると、踏みつけられた圧雪に足元を滑らすことになる。
場所はエメラルドタウン・・・あれ?伊豆の国市じゃないのかな???と思いつつ、気がつけばどんどん先に進んで違う別荘地まで走ってしまった。
いつもは看板などで気がつくのだが、雪で隠れていたようだ。
ノーマルタイヤのままでスリップに緊張しながら、ようやく現場へ。
鍵はあるのでダイヤル合わせのみ。
・・・この作業はなんか動画サイトにもアップされてるらしく、過去にそれを見たお客さんが真似したけど上手くいかなくて弊社を呼んだということはあった。
どういう理屈なのか?
まさにコロンブスの卵でふたを開ければ簡単なのですが、人間は考えがなかなかたどりつかないもの。
それが正常なのです。
どうやるか!・・・まあ答えを書いても難しいので考え方としては万有引力の法則を使えばホーム金庫のダイヤルは開きます。
ただ、それは理屈でその前にちょっとしたスパイスがあり、最後の番号(DD=ドライブディスク)の数字によって組み合わせが変わる一覧表で他の3つの数字をなるべく開く場所の近くに持っていく必要があるのです。
このホーム金庫の固定座のダイヤル錠は数字の配列に規則性があるようで、それを書いた一覧表があるのです。
あとはまさに万有引力を使います。
聴診器は使わないし、ダイヤルの当たるカツンという音も関係ありません。
ただ万有引力でダイヤルが揃うように、万有引力によってそろってたはずのダイヤルが狂ってしまう事故もありますので。。。
今日は1発で決まらず4回くらいダイヤルの組み合わせを変えてようやく開きました。
普段、このお客さんはダイヤルをガムテープで固定していたようですが、先ほども述べたように万有引力で揃ってたダイヤルが狂うこともあるのです。
ですので、もしまたダイヤルを合わせるのが面倒でガムテープを貼るつもりなら、ダイヤル錠の撤去を提案しました。
撤去とは言っても表面は何も変わらず、中にある3枚のディスクを取り外してしまうのです。
最後のDDだけは残るのでその番号は必要ですが、忘れても軽く鍵を回し、そのままダイヤルを回せば該当する数字に引っかかるので覚えておく必要はありません。
年輩の方や、小さなお孫さんなどが遊びに来るような場合は結構重宝します。
さて仕事も終わり帰ろうかと思ったら行き止まりに行ってしまいました。Uターンしようとしたら。。。除雪の済んでいない道にタイヤを取られ、あちゃ~でした。
しかもサイドブレーキでは坂道がきついので、どんどん横滑り始めてしまうのです。
こりゃ、垣根にぶつかるの覚悟で思い切って動かし体制を立て直すか?
少し坂を下れば路面が見えてるので、決断の時。
・・・とはいえ、買って4万キロ走りましたがまだ1年少々、タイヤ回りの雪をどかし、なんとか脱出。
まあ、天気もよかったのでぼちぼち溶けてきてましたしね。
あ~でも別荘地はまだリスクありますね。