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2014.06.10
ホンダオデッセイ インロック開錠 (富士市)
2002年の車でした。
ごく普通のインロックなので、ごく普通に右ドアから開けようとしたら「鍵穴がいたずらされてるから開かないと思います」。。。と。
しかし、外からでは特にこじられた跡はない。試しに除いてみたが???とりあえず何ともないのでピッキングを始めた。
ハイセキュリティキーになった出始めのころのモデルなので、特に難なく開錠ができた。
ただ・・・タンブラーを押さえにくかった。
実はそれがいたずらされたと思わせた原因。
タンブラーの先端はホンダ車はクサビのように四方向から出ていて、その部分がキーに当たりキーの高さを検知すいているのだ。
そのクサビの部分が摩耗で削れてしまった様子、したがってピッキング時にタンブラーを押さえにくくなっていたのだ。
キーを入れても、クサビ部分が削れてるので高さが検知できない・・・つまりキーは回らないという状態になっていた。
残念ながら、こうなってしまうとタンブラーの交換が必要なのだが、販売店ではまずやってくれず、シリンダーASSYの交換。そうなると鍵が変わってしまい。ドア用とイグニッション用と違った二本のキーを持つことになってしまう。
交換用タンブラーがあればやってあげられるのだが・・・。
実はこういう案件他にも過去にあった。
ただ今後はリモコンキーやインテリジェントキーの普及でこうした案件は無くなるから、在庫まで置けないですね。
5年くらい鍵穴を使ってないなんて人もいますから・・・。