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2014年12月
2014.12.17
掃き出し窓が閉まらない (静岡市)
住宅のメンテナンス会社の会員サービスでの入電。
ここのメンテナンス会社、まあ細かな作業でも一定の作業料を払ってくれるのは良いのですが、遠距離出動にはとんと疎い。
沼津市の弊社に対し、平気で神奈川県伊勢原市・秦野市・更には厚木市の案件まで問い合わせてくる。
厚木市となれば片道100km。高速道路を使って行きたいが高速料金も事前に了解が必要でかなり渋い。
静岡県内でも下田市や伊東市など片道70kmや50kmとロードサービスとしては遠距離となる作業がよくある。
もちろん遠距離出動について、この会社と契約して間もないころに正面切って改正を提案したが1年経過しいまだに解決しておらず、旧来の事前承認でやっている。
弊社に「少し遠いですが出動範囲内ですか?」という問いには「出動費いただけるならどこへでも向かいます」が決まり文句だ。
そりゃ今年の大雪で神奈川や東京の業者が軒並み動けない時でも伊勢原まで伊豆半島半周を経由しての出動も目論見ましたから。
何せ山越えの峠は全部通行禁止だったのですから。
通行禁止は・・・まあロードサービスで特例的に入場したことはありましたが、基本的には国交省や土木事務所に従います。単に雪の悪路ならチェーン巻いて行けますから。
さて、今回は静岡市・・・なので片道50km少々です。まあ、遠距離ですが、経験則からは大したことない。
夕方で多少混雑はしたが1時間少々で一般道のみで現場へ到着。
オペレーター経由の説明は相変わらず理解できない。
換気時とロック時のボタンがあり、そのうちのロック時のボタンが引っ掛かって吐き出し窓が少し開いた状態で閉まらなくなり、寒いので直して欲しい・・・ということだが、よく窓の枠についている、爪のような物で少し開けた時に引っかかる簡易型のロックを言ってるのだろうか?
で、答えはコレだった。
白黒白黒と並んだボタン。
黒を押すと白が飛び出してくるのだ。
つまりロック時は右側の白を飛び出させ、クレセントの補助をする。
換気時は左側の白を飛び出させ、2~3cmの隙間で開けられ、なおかつこれが引っかかり、これ以上は開かない。
写真は既に元に戻した状態だが、今回はこの白が出っ張ったまま、窓を開けてしまい、重なる窓枠に引っかかって閉まらなくなってしまったという状態であった。
何のことは無い、サッシを少し外してボタンを引っ込めて、また戻せばOKだった。
せっかくなので、追加作業。。。でも作業料金は30分まで一律なのでオプション追加無し。
上下スライドタイプの窓が開けにくいので修理という追加。
築年数も浅い建物だが、この窓はあまり開閉してないようで、触るとスライドする部分が黒く汚れていた。
砂埃なので、そこを掃除し、少し油分を含ませてやったら、それまで両手でも重かった窓が片手でスムーズに開くようになった。
・・・これも伝言ゲームで来ると、本当に大袈裟になってくる。
ある程度、状況把握ができればいずれもアドバイスして自分でやってもらえる内容なんだよな。
そうすれば遠距離出動とか余計なことも考えないで済むのに。
でも、まあこれも仕事。
2014.12.17
アパート開錠 (伊東市)
歌手であり俳優の福山雅治が長年続けてきたオールナイトニッポンの自らの番組を終了する話題でワイドショーがにぎわっている。
オールナイトニッポンは私も受験生の頃に大変お世話になった思いでのラジオ番組だ。。。懐かしいような、でも戻りたくはないような。
当時は1時~3時が第一部で3時~5時が二部という構成で今は少し違うようだ。
さて番組を終えるその理由が、龍馬伝の撮影の頃に「なんだか眠い」という体力の衰えを感じたからだそうだ。奇しくも筆者も福山雅治とは大きく見積もって同世代。厳密には少し上で、やはり夜は瞼が重たいこの頃。
今日は夜から出動し、下田で自動車のインロックを片づけ帰社が25時頃かな?と見積もって帰路についていた天城路で入電、進路転換し伊東市へと向かった。
相変わらず入電のアナウンスはオペレーター経由なのでチンプンカンプン、現場を知らないどころかアルバイトで回してるから期待するのもおかしいのだが。
「思い切りドアを閉めたら開かなくなった」と症状を伝えてきた。
考えられるのはドア自体の破損だろうか。
通常、錠の方はいくら思い切り閉まっても動くことは無い。。。しかし、現実は開かないそうで、さすがに見てみないと何が何だか分からない。
伊豆半島の伊東市とはいえ、この季節の深夜は冷える。
現場を見せてもらう、ドアと枠の隙間からラッチを見れば確かにデッドボルトが出ていて施錠されてる。ラッチは正常に動きドアや錠に破損は見当たらない。
なぜ施錠されたか?・・・が問題なのだが、要は開錠しなくてはならない。
シリンダーはアルファ製の片ピンのシリンダーなのでピッキングで開けられるかもしれないが、少しやって感触が良くないので諦めた。
中には上ピンに加工されたカップピンを採用している、ピッキング対策品もあるから、結論は早い方が良い。
幸いサムターン回しを使えるドアなのでその方向で開錠した。
ドアを開けてみて、入電時からお客さんの言ってたこと全てが氷解した。
デッドは撮影時にドアが閉まって再び自動施錠をする可能性があるので出してある。
いわゆるホテル錠であったのだ。
扉を閉めることで白いボタンが押され、自動的にデッドボルトがバネの力で出てくる仕組み。
自動施錠と言うと、どうしても電気錠を思い出してしまうが、モーター音がしなかったというお客さんとの見解の相違があり、なかなか現状把握に手間取った。
また平時は白いボタンが少し固く当たるせいか、完全にドアが閉まらず、少し閉める補助をしてあげてるそうだ。
つまり思い切り閉めたのは風とかの影響ではなく、この白いボタンの抵抗に対しての思い切りで、ドアが閉まったせいで施錠も自動に行われてしまったのだ。
なにはともあれ、開錠が無事できて良かった・・・と帰宅したのは実に2時を回っていた。
風呂入って3時・・・それでも朝は6時半に子供と一緒に起こされる。
2014.12.09
キャデラック CTSスポーツワゴン インロック開錠 (伊東市)
2014年式キャデラックの開錠作業だった。
高年式のGM車はアメリカの自動車産業の落ち込みや日本市場に合わないなど、あまり売れてないせいかインロックの仕事も無かっただけに、高年式車がどんな鍵に変わったのかというデータが無かっただけに、少し戸惑った。
しかし、カギが全く違うものになったと言う話は聞かないし、比較的新しい物ならハマーなどは開けているから大丈夫でしょ。。。
GM車も昔のアストロとか人気だったけど、いつの間にか無くなっちゃいました。
いかにもバブルっぽい感じだし、燃費も悪そう。
その頃はキャデラックのセビルなども人気があったと思いましたが、こちらもいつしか無くなったようで・・・。
いずれにしてもカギは新しくなると開けにくいように工夫されちゃうんですよね。
さて実車をまず眺めてみて、鍵穴は2.7mmよりちょっと広いかな?でも覗けば普通のディスクタンブラーの様子。
・・・とピッキングしたら、ちょっとやりにくい。
なんだろ?ピックを斜めにしないと入らない。。。クサビのせいか??気のせいかタンブラーも斜めになってるような。。。
更にGM特有にあった、ピッキングでの感触があまりない。
私はこれが大嫌い、やっぱり一本ずつ入ってると感触が伝わるのが好き。
あまりに感触が薄いので少し強めにテンションを掛けたら、空転してしまった。
シリンダーが悪戯防止のフリーホイールになってるのだ。
この時点で集中力は切れた。
感触は無いし、それを得たくて強く力を掛けたら空転・・・。
仕方なしに車内を見渡した。
ロックボタンは無い・・・まあ、ドアロックは案の定電気制御なんだろう。
そのあとはドイツ車と同じじゃないことを祈って、ドアハンドルを引いたら開いた。
結果オーライです。
ピッキングで開けられなかったのは悔しいですんけどね。
2014.12.09
金庫が開かない (小山町)
最初は金庫のダイヤル錠の開け方を電話で尋ねてきた。
なじみ客でもないので唐突感はあったし、開け方も技術の内。
はぐらかしてやろうかとも思ったが、まあ開け方を技術にしてるようじゃお終いだ。。。番号もあって自分でやろうとしてるのでレクチャーをした。
電話を切って数分後、ダイヤルは最後の数字で固定されてしまい、レバーも上がったが扉が開かない・・・と言ってきた。
想像するにダイヤルが動かないのはダイヤル錠の数字が揃ってデッドボルトがディスクに入ったことによるもので、番号は正しいと思われる。
更にレバーが動いたことは既にその時点で開錠状態にあることを意味している。
ただ、扉が開かない・・・。
よくあるのが、扉に書類やカバンの端などが挟まってしまい、扉と枠の摩擦で開かないことだ。
しかし、そういうものは無いらしい。
何も書類やカバンの持ち手以外にもそうした類の物なのだが・・・さすがにこれ以上は説明不可能。
現場を見させていただいて、状況を判断するしかない。
もちろん、最悪は開錠状態でもレバーなどと扉側のデッドが破損してリンクしてないこともある。
そうなると・・・破壊も可能性としてある。
夕食時ながら現場に向かった。
公的機関の事務金庫なのだが、書庫と言っていたのが納得できた。
つまりは金庫室になっていて、入口が金庫扉になっていて、耐火構造になってるようだ。
そういえば、この機関の本所でも、こうした金庫扉が使われていたなあ・・・これはここの指定なのか?
さて、見たところ確かに開錠状態になってるようだ。
しかし、レバーは上がったままで、下げようにも下がらない。
ダイヤルも固定されたまま、戻ることもできない状態。
大きな扉なので威圧されそうだが、よく見れば、上側の扉の隙間が小さくなっている。
どうやら、ここに答えがありそうだ。
隙間のあるところにマイナスドライバーをさして梃子にして動かしてみた。
最初は真ん中あたり・・・ドライバーが滑って外れた時にバタンという戻る音がした。。。つまり扉にアソビが生じた証拠だ。
次に下側に同じようにドライバーを差し込んで梃子にしたら、難なく開いた。
さすがに少し風圧を伴って扉が開いたので威圧感を感じた。
原因は扉上側に擦れた傷が物語っていたのだが、ここの部分が擦れていたことによるものだろう。
以前から開閉がしにくかったと言っていたが、最近の気温の変化で誤差が更に生じてきたのだろう。
丁番での調整はできなそうなので、ドア上側を少し削って対処するしかなさそうだが、今日はここまで。
修理については翌日の上長の決裁を受けてだそうだ。
2014.12.06
シリンダー交換作業のみ (小山町)
朝早くからの問い合わせだった。
シリンダーの交換をしているか?という問い合わせ。
そりゃ鍵屋なのでしてないわけがない。
ただ、おかしな問い合わせで、部品はあるので交換だけして欲しいというもの。
女性の一人暮らしらしいのですが、玄関先に洗濯機や家電品が無造作に投げ出されるように置いてありちょっと違和感があった。
しかも、なぜかシリンダーを何個か持ち合わせていて、てっきり大家さんか管理会社なのかと思ったほど。
そのうちの一つを使ってミワのシリンダーを交換した。
しかし、この錠はミワロックなのだが、某アパート管理会社の物件でシリンダーは全てOPUNUSに交換されている。
しかし、このお宅だけMIWAのシリンダーを付けていた。
何が違うのかと言えば、取付ビスが異なり互いに互換性はない。
シリンダーの交換もできない住人なので、恐らく業者がやったのだと思うが。
あまり関わりたくないので、なぜそんなにシリンダーを持っていて、何のために交換したいのかまでは聞かなかった。
とりあえずやることやって、さっさと引き上げたい一心。
部品ありでの交換は正直時々ある。
必ずしも安価とは言えない。むしろ部品代が無い分割高かもしれない。
それでもお困りの際は弊社まで
2014.12.06
ケイデンキー紛失 開錠・交換作業 (三島市)
昨夜は1時に就寝・・・3時に入電。
この間約2時間、確かに寝てるところを起こされるのはしんどいが、それでも2時間寝てると割と楽なのだ。
これが奇数時間だとかなり寝起きが悪い。
昔習った睡眠の波、それを実証するようだ。
ここ最近、急に冷えてきたせいか夜起きるのはきつい。
特に昨夜はこの冬一番の冷え込みで車のヒーターをつけてもなかなか温風にならなかった。
手に触れるあらゆるものが冷たい。。。冬を実感。
さすがに帰りはコンビニで温かい物を食べようと・・・でもこの時間って客足少ないのでファーストフードが用意されてない。
なんとか残りもののおでんがあったが、好きな具ではなかった。。。
4時に帰宅し再び就寝するが、一旦起きると脳が覚醒しなかなか寝付けない。
そんな中、地震?と私は思っていたのだが、朝起きて家族に聞いてもニュースを見てもネットで調べてもその時間に地震は起きてない。
いや確かに結構揺れた。震度2~3?でその後少し余震が続いた・・・と思ったのだが、寝ぼけてたのか。
2014.12.04
MIWA PRシリンダー不具合 (清水町)
マンションの住人からカギはあるが開け閉めしにくいという管理会社経由での作業依頼。
あ~よくあるパターン、電話を聞きながらも大体想像できた。
とりあえず入室できている状態なので、慌てることもないのだが。
シリンダーはMIWAロックのPRシリンダー、いわゆる最新の構造でシリンダー内はU9を踏襲したサイドバー式のロータリーシリンダーでまず開錠はできない。
それでいてキーの方はシリンダーのタンブラーの先端に突起を付けてディンプルキーにしたもの。
もちろん素人には従来のピンタイプのディンプルと区分けはできないので洒落ている。
このシリンダーで良くあるトラブルは以前も書いたがサイドバーと外筒との摩擦で、サイドバーがきちんと上がらないためキーが認証できない状態となって開錠できないのだ。
そしてこれも繰り返しだが、メーカーはHPなどで純正のスプレーグリスを使うように指導し、絶対に市販の潤滑スプレーは使わぬように告示している。
しかし、弊社はあくまで逆の立場でメーカーのスプレーグリスはこのPRシリンダーには向かないどころか二次的に不具合を起こしてしまうことがあるという見解だ。
今回は弊社到着前に住人の方で潤滑スプレーをカギ穴に挿したようで、2ロックあるうちの上側が問題を解決していた。
しかし下側はまだ気難しかった。
これも弊社の潤滑スプレー(現在はBPの物を使ってますがクレでも十分)で、神経質な部分は解決できた。
この症状は気温が下がると油っけが失われるせいか多くなるかも。
日々寒くなる季節・・・あまり好きじゃないんですよね。
2014.12.04
トイレ錠 ラッチ損傷 (御殿場市)
トイレの鍵が壊れた・・・という要請で出動。
表現がお客さんの言葉だと正しくないのだが、正確にはトイレ錠のラッチが動かないのだ。
レバーを下げることでドアの開閉が可能になってたのだが、ある日突然このレバーで動かすラッチが破損するとレバーの動きに関係なくラッチが動かなくなる。
お客さんとしてはそれが鍵が掛ったと思い込んでしまうのだ。
多くはラッチ内部のレバーで動かすカムの部分が破損し、扉が開かなくなるのだ。
逆に壊れていても閉じることは可能なので、まさに鍵が掛ったという思いこみになり鍵屋が呼び出される。
もちろん弊社では作業を承ってますよ~。
よくあるケースではカムが折損しても、ラッチのデッド部分を押し込んだ隙にドアが開けられる。
デッドは扉の隙間から薄い金属板などで動かす。
トイレは通常手前にドアが開く外開き扉なのだが、これが同じ構造でも浴室だと水が掛る関係で浴室側への内開きでまた解決方法は異なる。
しかし、例外的にこのデッドが完全にケースから抜け落ちてしまうことがある。
こうなるとデッドを金ノコで切断するか、上手く上下前後を合わせてケースに戻すしかない。
ちなみに切断はかなりやりにくく扉に傷をつけてしまう。
ケースに戻すのはかなりの集中力が必要かと思う。
今回はまさにデッドが落ちてしまっていた。
時刻も夕方、切断に時間も掛けたくなく、まずはレバーを外しケースを破壊し、デッドを戻す際に邪魔になるスプリングや破損した破片を一切除去し、戻し作業を行った。
この辺は慣れないとなかなか難しく、小一時間を要した。
このラッチのメーカーは技研が多いが、他にWESTなどもよく見かけるが、この辺は互換性があったと思う。
今回はMIWAのZLTが使われていたが無視して技研で間に合わそうとしたら、まずレバーの穴がMIWAの方が大きかった。
それだけなら心棒を削って合わせてしまうのだが、レバーの穴が技研などと90度違うのだ。
無理やり付けても、レバーがとんでもない角度になってしまう。
仕方が無く、即時解決を諦め部品発注となった(在庫ないもので)。
約1カ月、ようやく入庫し取付。
元の状態に戻ってやれやれであった。
それまでラッチなしの状態なので、鍵も掛らないし、もし気圧のせいでトイレが高かったら扉が開いてしまう。
家族同士とはいえあまり良いものではないだろう。
とりあえず解決。
2014.12.04
ホンダ CB650Fの鍵
久々に昨日は休業でした。
朝6時に浜松へ、バイクの練習会に行きました。
友人の知り合いがスクールを借り切ったのでその頭数増しです。
私自身練習会とかそういう半端なストイックなのは苦手、やるならとことん、やらないならダラダラ。
実際、今更練習会でもないんですけどね、友人の小回りの練習をしようにそそのかされました。
実際、バイクがバイクのせいか、小回りは得意ではありません。
ちなみに愛車はCB750Fでフロントホイールは19インチです。
バイクはタイヤが二個なのでどれも同じとか言う方は、乗ってみろ!
まず乗ったのはCB1100。
これがステップ位置がやたらと前過ぎ。
・・・いや自分のバックステップに慣れたせいでしょう。更に低いステップ位置でスラロームでステップのバンクセンサーをガリガリ擦る始末。
自分のブーツも擦るので、オートバイをCB650Fに変えてもらいました。
これが思い切りキャスターが起きてるので切れ込みが激しい。。。良く言えば旋回性が良いのです。
650も1100も、これが大型バイク?と思うような軽さ。
私のは750ですが・・・。
案の定、650でも最後のコース運転でバンクセンサーを削っちゃいました。
皆は楽しかったと言うけど私は・・・退屈でした・・・とは口に出せないよね。
サーキット走ってた人間にしたらそんなもんです。
何せギアは1速しか使いません。いや使っても良いけど使う必要は無し。
タイヤも冷え冷えだけど、それを気にすることもなく倒せちゃう程度。
でも最後に思わぬ仕事的収穫。
練習後にガソリンを入れるのですが、鍵を抜いたら・・・内溝キーだった。
厳密に比較してないけど一見すると乗用車で使われているMT-6と同じ感じ。
ただイモビ車なので、恐らくチップのシステムはクリプトコード、OBDⅡのコネクターで接続は相変わらずできないだろうから鍵は作れない。
専用のコネクターケーブルが売り出されればまた作業範囲が広がるんですけどね。
そんな休日だったが、交通手段はバイクだったため、練習会終了した16時・・・日も暮れ出した。
朝出掛けは寒かっただけに、気持ちが切れる前に帰りつかねば!そんな思いで走り続けた。
練習会でやったことは・・・まあ、役立たないですね今のところ。
それよりCB750Fで同じ走りができるわけが無い。
あのしなやかなサスはちょっと研究に値するなあ・・・そう思ったのも収穫かな。
2014.12.02
ホンダモビリオ紛失キー作成 (富士市)
紹介案件でモビリオの鍵を作りに行った。
実は入電前までにおかしな一悶着があった。
他の鍵業者さんに見てもらい、紛失キーの作製ができないと言われた・・・と言うのだ。
なぜかは分からない、少なくとも私の側のデータではできるはず。。。イモビライザーも未装着なはずだし。
それでも、できないのじゃないかと食い下がる持ち主に鍵の形状を聞けばアイスの棒みたいな形と言うので間違いなくMT-7。
断る理由は無いのだけど・・・一度目の入電が下田に向かう途中だったのでその日はお断りしたのだが、2回目は日が明けて昼前に再び問い合わせがあった。
準備をして現場に向かうが、至って作業は順調だった。
ドアのシリンダーを外して鍵を作りだせばイグニッションは回り作業も終了となるはずだったが、イグニッションが回らない。
シリンダーへの抜き差しも心なしか重く、中に収まらないこともあり、掌で押し込むことも。
なんかおかしいなあ・・・と思い、観察すると明らかにわずかに傾くほど回るが、そこで止まる。
高さの合ってない鍵よりは回っているのでタンブラーの高さは合ったものと思わざるを得ない・・・しかし、回らない。
もしかして、イグニッション側の不具合とか???
この作業に至るまでの経緯も少し疑問。
元々自宅にあった車をわざわざレッカー車で鍵屋さんの駐車場に持込、見てもらったというのだ。
結果はできずに弊社に再依頼。。。なんとも面倒くさいことをしたものです。でも行き詰った人間は色々な非合理的な行動をするものですから。
なんとか、引っかかりを何かの衝撃で外れて回って欲しいもの。
イグニッションに力を掛けて回していったら、OFFからACCまで回りハンドルロックも外れた。更に回せばONまで行くもののSTARTへは行きそうな雰囲気が無い。
逆に戻してみようとしたらACCまでは戻るがOFFへは戻らない。従って鍵は抜けなくなってしまった。
終わった。
ここで部品交換が必要と判断し、持込ディーラーを手配したり、再レッカーの手配をして持ち主も工場まで連れて行った。
自走させることができなかった償いの意識はあったがそれ以上のことは無い。
ところが、それに対してクレームが来ている。
鍵作成費を修理代と思いこんだお客さんが部品交換で発生する差額が気に入らないと言うのだ。
おいおいちょっと待ってよ、鍵を作りに行って、鍵はできたがイグニッションが回らなかったからイグニッションの不良と判断して作業を中断、そして今できる一番のベストの選択を選んだが修理をするとは一言も言ってないぞ。
しかも、部品代が鍵作成費より高い。更にシリンダーは両ドアとイグニッションを交換。
最低限のことなら運転席ドアとイグニッションだけで十分使えるじゃないか、ここまでなら鍵作成費より安価なのだし、打ち合わせではそれで了解したのだし。
挙句に言わんとすることは、弊社で壊した・・・と。
確かにここはグレーできつく言えない。
所有者の言葉通りなら、紛失前までは正常に使えていた。
紛失後に弊社が作業するまでの空白の時間はあるものの、ドアの回る鍵を作っても回らなかったという事実。
更に少しだけ回り始めてたのも事実でそのあとが引っかかるように回らなかったのだから。こちらとしても鍵は完成していたと主張することになる。
回らないからと少し触って諦めてしまえば良かったのかもしれないが、経験則で多少力を掛けたことで解決したことはあった。
虎穴に入らずんば虎児を得ず。。。なのか君子危うきに近寄らずかの議論になってしまうが。
そうした部分や同情論を含めて、掛ったシリンダー交換代から本来いただくはずの弊社の作業代金を差し引いた差額を折半することで了解を得た・・・つもりだった。
もっともこれだけでも大きな譲歩で、できれば作業代金はいただきたかった。
それをゼロで損だけ払うのは納得いかないのだが・・・。
ところが後日、それでも納得できない。修理全額を負担しろという始末。
そこまで言うなら・・・いざ仕方なし、示談の話はゼロベースとなるし、弊社は弊社の言い分となって対立することになる。
お客相手の対応ではないが、あまりに聞きわけが無く話し合いにならなければ仕方が無いと思ってる。
まずは、書類が来てから判断しましょう。
2014.12.02
施錠がしにくい・・・でも場所が厚木市!
施錠がしにくいので修理を頼みたいと言う依頼であったが、場所が厚木市金田!
金田って場所は大体分かります。
以前在籍したサラリーマン時代の会社の営業所が海老名にあったし、金田には仕入れ先がありよく行きましたので。
そこから沼津までは約100kmあります。
現状で入室できてるそうで、時間を予約しての依頼なのでこちらとしては時間さえ合わせられれば申し分なく行けます。ただし100km走りますので出張費は当然いただきたい。
往復200kmですよ。
燃費が10km/lのハイエースで20リットルは黙って燃料を食うわけです。
今軽油代がリッター135円前後なので2,700円は掛ります。
時間短縮で高速道路でも使えば黙って経費は5,000円を越えてしまいます。さすがに定額(8,000円)で行ってくれと言われても頷けません。
エンドユーザーが近場の業者と勘違いして問い合わせたならまだしも、住宅メンテナンスの業者としてはあまりにも浅はか。
案の定、条件を話した後に依頼確定の電話は来ませんでした。
2014.12.02
ボルボ V70 開錠作業 (山中湖村)
日曜日・月曜日と実は二連続でこの作業があった。
ボルボが続いたのも珍しいが、V70までも同じだった。更に場所が二台とも山中湖村で更にその先の町の名称まで同じ。
もっと言えば時間帯までも・・・。
てっきり月曜日の問い合わせは日曜日の二次対応かと思ってしまったほど。
しかし、二台はただの偶然でナンバーも色も年式も違うものでした。
日曜日は東京から行楽で来た車。
インロックではなく、もしかしたらリアのラゲッジスペースに鍵を置いて閉めてしまったかもしれない。
不確定要素での開錠であった。
私の仕事は鍵開けまでなので、開けばOKなのだが、最近はこちらの責任でないにしても自走できないことにやるせなさを感じる。
この作業も、結局は鍵が見当たらず紛失したこととなってしまい、この家族はスペアキーを取りに自宅へ公共の交通機関で帰ることになってしまった。
この車はイモビライザーのついた車なので作製は行わなかった。
こういうケースは本当にすっきりしない。
そして月曜日は自宅に置いた車。
鍵はイグニッションに刺さっているというケースで、こちらは開けばすぐにでも走りだせる。
開錠後のお客さんの表情も対照的だ。
こちらの方は達成感とは言わないが、やはり安堵感はある。
当然できれば後者のように単に鍵開けじゃなく、転結できるような作業が良い。
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