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2014.12.17
アパート開錠 (伊東市)
歌手であり俳優の福山雅治が長年続けてきたオールナイトニッポンの自らの番組を終了する話題でワイドショーがにぎわっている。
オールナイトニッポンは私も受験生の頃に大変お世話になった思いでのラジオ番組だ。。。懐かしいような、でも戻りたくはないような。
当時は1時~3時が第一部で3時~5時が二部という構成で今は少し違うようだ。
さて番組を終えるその理由が、龍馬伝の撮影の頃に「なんだか眠い」という体力の衰えを感じたからだそうだ。奇しくも筆者も福山雅治とは大きく見積もって同世代。厳密には少し上で、やはり夜は瞼が重たいこの頃。
今日は夜から出動し、下田で自動車のインロックを片づけ帰社が25時頃かな?と見積もって帰路についていた天城路で入電、進路転換し伊東市へと向かった。
相変わらず入電のアナウンスはオペレーター経由なのでチンプンカンプン、現場を知らないどころかアルバイトで回してるから期待するのもおかしいのだが。
「思い切りドアを閉めたら開かなくなった」と症状を伝えてきた。
考えられるのはドア自体の破損だろうか。
通常、錠の方はいくら思い切り閉まっても動くことは無い。。。しかし、現実は開かないそうで、さすがに見てみないと何が何だか分からない。
伊豆半島の伊東市とはいえ、この季節の深夜は冷える。
現場を見せてもらう、ドアと枠の隙間からラッチを見れば確かにデッドボルトが出ていて施錠されてる。ラッチは正常に動きドアや錠に破損は見当たらない。
なぜ施錠されたか?・・・が問題なのだが、要は開錠しなくてはならない。
シリンダーはアルファ製の片ピンのシリンダーなのでピッキングで開けられるかもしれないが、少しやって感触が良くないので諦めた。
中には上ピンに加工されたカップピンを採用している、ピッキング対策品もあるから、結論は早い方が良い。
幸いサムターン回しを使えるドアなのでその方向で開錠した。
ドアを開けてみて、入電時からお客さんの言ってたこと全てが氷解した。
デッドは撮影時にドアが閉まって再び自動施錠をする可能性があるので出してある。
いわゆるホテル錠であったのだ。
扉を閉めることで白いボタンが押され、自動的にデッドボルトがバネの力で出てくる仕組み。
自動施錠と言うと、どうしても電気錠を思い出してしまうが、モーター音がしなかったというお客さんとの見解の相違があり、なかなか現状把握に手間取った。
また平時は白いボタンが少し固く当たるせいか、完全にドアが閉まらず、少し閉める補助をしてあげてるそうだ。
つまり思い切り閉めたのは風とかの影響ではなく、この白いボタンの抵抗に対しての思い切りで、ドアが閉まったせいで施錠も自動に行われてしまったのだ。
なにはともあれ、開錠が無事できて良かった・・・と帰宅したのは実に2時を回っていた。
風呂入って3時・・・それでも朝は6時半に子供と一緒に起こされる。