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2015.10.19
車の鍵閉じ込め (沼津市)
2014年式スバルインプレッツアのインロック開錠作業であった。
保険会社の案件で電話オペレーターから、通常のギザギザキーという案内であったのだが、あれ~インプレッツアはいわゆる内溝という特殊キーではなかっただろうか?
まあ、電話で議論しても始まらないので加算料金になることを伝え現場へ行った。
鍵穴を見てまず思った・・・やっぱり(内溝だ!)
鍵穴は3mmの幅広であった。
インプレッツアは初期の頃M396という日産と共通の部品を使っていた。このころは確かにギザギザキーであったが、その後はスバル特有の内溝に変わったものと思っていた。
2014年車であれば当然後型の物だろう。そんな先入観があった。
しかし、いざテンションを鍵穴に挿すと、シリンダー内が見えてきて、タンブラーの配列が内溝じゃないことに気が付いた。
むしろトヨタのM382に近いが、2002年以後の10カットとはまた違うのか?
確かにスバルは日産からトヨタへ技術提携など系列が最近変わったのを思い出した。
まずはピッキングで・・・これまでスバル車は右ドア右回しで開錠だったが、肩透かしをくらった。シリンダーが回ったものの開かない。
この辺はトヨタ車と同じ右ドア左回しになっていた。
開錠後に純正キーを見せてもらうと、一見私の2012年のハイエース(M382)とそっくりだ。
しかし、キーに互換性が無くM382はこのスバルのシリンダーに入らなかった。
ヤバイ、情報のアップグレードが進んでなかった。
トラブル案件もまだそんなに無いのだろうが、新型車は本当に緊張する。
固定観念と同時に内溝加算料金の目論見が吹き飛んだ。