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2017.01.28
引戸錠修理 (沼津市)
亡くなった母の家に来て、カギを開けようと思ったら開かない。
と言う一報であった。
カギは持っているようで、訪れるのは何年かぶりらしい。恐らく間違えてない・・・と思う。
なんともややこしい。
家の人ではない限り無闇に開錠作業はできないし、しかも安否確認というわけでもないようだ。
警察を立ち会わせるか・・・とも思ったが近所の人が立ち会えるようだし、カギもあるのでとりあえずやれるところまでやってみよう。
依頼者は四国に在住らしく、荷物の片づけなのか来てみたら開かないと言うのだ。
前回来た時はこのカギで開いたのに・・・。
確かに鍵は回る・・・つまり鍵は合ってることになるので、錠の方の不具合か?
右に左に180度くらいは回る。
つまりは玄関は閉鎖された状態なので、窓から侵入を試みた。
壊しても良いとは言われても、そうはいかないよなあ。
とりあえず引戸錠の内側を外し、ドライバーでこじったらなんとか開いた。
錠は固着してるが壊れてはいないようだ。
錆や砂ぼこりで動きが滅茶苦茶硬くなっていた。
一応整備はしたものの、来るのが2~3年に1回と言うので、また次回も固着が起きないとは言い切れない。
かと言って新品に換えるのも勿体ない。
どう見てもこの家は解体だろうなあ・・・という感じだ。
築年数的に・・・60年くらいは行ってるだろうか。
ふと自分の実家を思って比べてみた。