ブログ
2017.08.02
GM シボレーカマロ解錠 (富士市)
1998年製あたりだったかな?
実はこのお客さん、今年に入って呼ばれるのは3度目。
コルベットとしては古いものではないが、好きで乗ってるらしい、ちょっとファンキーな方。
一度目は富士川の河川敷で、二度目はコンビニの駐車場、そして三度目は山の中の畑。
毎度、結構即開けてたのだが、今回は・・・天気が雨。しかも夕方になっての土砂降り。
夕立ちなら止むのを待てば良いが、太平洋上の台風に刺激されての局地的豪雨。
山に掛かる雲は真っ暗で雷まで響いていた。
全く止む気配は感じないどころか、今夜の予報は雨。
さて、この年式のGM車はイグニッションとドアキーが別のいわゆるアメ車らしいキーシステム。
キー自体は6カットと短いものだが、ドアシリンダーはサイドバー仕様でピックではまず開かない。
それでも一度だけまぐれでアストロを開けてしまったことはあったが、正常なら開かない構造。
シリンダーで開けるにはGMのサイドバー用のトライアウトキーを使うのが早道だろう。
ただ噂では開錠確率は50~60%と聞いてたし、既に現行車では使われてないシリンダー。
10カットになってから20年近くにもなるので、結局用意しないまま。
ただ、昨年だったか、やはり80年代のコルベットで、このサイドバーシリンダーの時は手が出なかった。
独特のボディ形状でエアウェッジも入れられずにロッドでの開錠ができなかった。
今回のカマロは三度目というように、過去に開けている。
もちろんロッドを使ってだ。
ただ今回は前回と異なり大雨、まさに悪天候。
傷付けないようにドアと窓ガラスには紙製の筒を入れてロッドを室内にいれるのだが、紙がいじけてしまって、グシャグシャ。
更にロッドの先にテープの糊面を活用して開けやすくしてるのだが、雨で塗れて全くくっ付かずに往生してしまった。
最終的に持ち主がテープを取ってやってみよう!というのでトライ。
このテープ、実は当たる場所に傷をつけないようにする役目も担ってたのだが・・・まあいっか。
読みは当たって、結構良い感じになり、ロックボタンを押すことができて解錠成功。
当然なのだがこの雨でパンツまでびっしょり雨がしみ込んでしまった。久々に濡れた!
この季節だから良いけど・・・でも、雨の作業はやっぱり嫌だね。