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2018.11.02
サムターン開錠 (富士宮市、沼津市)
某大手アパート管理会社から安否確認依頼の開錠であった。
少しオフセットされたドアについているドアスコープ。
それでもこの会社の物件はサムターンがノーマルなので、ドアスコープさえ外せれば破錠なしで開錠できる。
いざ、作業となるとドアスコープが少し回って止まってしまう。
ドアスコープが楕円の物と少し動きが違うので、意地になったが、写真の通り楕円のタイプで外側から外せない物であった。
管理会社の社員もドアスコープならと破壊の了解を得て、意地で取り外したら・・・あら、取れないわけだ。
でも指が頑張ってくれて、生爪はがれかけて指先痛い!
こいつさえ外れれば結果を出すにはすぐであったが・・・。
続いて夜、夕飯を食べた時間あたりで鍵の紛失による開錠依頼が入った。
ドアの形状を聞けば、サムターン開錠で行けそう。
甘く見て市内の沼津市であったので出かけた。
現場は自宅から徒歩圏内。
さてドアスコープ外すか!・・・と思ったが、これもまた取れない。
回るのだが、内外で重なり合って空転してしまうのだ。
先日負傷したつま先で再び踏ん張って回してみる。
夢中になってたとは言え、指先の痛みにかなり作業時間を掛けていたことが理解できた。
挙句に爪が割れた・・・心がかなり折れかけたけど、なんとか外せた!
さてサムターン開錠を試みるが・・・上手くいかない。
回転方向のせいか?
幸い部屋は1階なので窓からなんとかならないか。
しかし、大きな窓は掃き出し窓が一つだけ。
もうここしかない。
クレセント開錠工具の先端をアタッチメントで長い物を作成した。
幸いWロックをかけておらず、サムターンは動くのだが・・・すぐ戻ってしまう。今のサッシだ。
掃き出し窓を少し開ける方向にしてサムターンを動かすと途中で止まった。
これで窓をガタつかせれば開くのだが、なかなか上手くいかない。
大きな窓なので、長いエクステンションで力点も上手く決まらない。
イライラが募る。
もう1本更に長いエクステンションを作り、途中で止まってるクレセントを押した。
力を掛けていた掃き出し窓が開いた!
手を広げると剥がれた爪が痛む。
作業時間は3時間~4時間に及んでいた。
疲れた。。。