ブログ
2018.11.06
TURBO DECODER TOY48 探訪中
昨年12月に入手したTOY48用のターボデコーダー、あれからもうすぐ1年だ。
入手したのはversion2。
version1はヒュンダイ、起亜共通なのでトヨタ・レクサスは開きません。
Luckylocksも失敗を認めていて、version2は待ちに待った物だった。
特に100系のクラウンやセルシオなどシリンダーが簡単に外せないタイプのイモビライザー装着車には好条件。
私はこれらの車両でトランクインロックの際に、開錠後にシリンダーを外してセキュリティ解除を行いトランクオープナーでトランクを開けていた。
しかし、鍵があればシリンダーを左右に動かすことで車両が鍵があると判断してセキュリティを解除するので、シリンダーをドアの内装を外して取りだす必要がない。
これが200系になればシリンダーはトルクスで外せるようになるので、作業は簡単になったが100系は本当に苦労した。
まだ解除方法を知らずに試行錯誤してた時は夜間に警報を発報してしまい作業を中断させられた苦い思い出もある。
シリンダー後ろについた集中ドアロックのセンサーとロックのロッドのタイミングが合わずになかなかセキュリティ解除ができなかったこともあった。
それらがTurbo decoderさえあれば解決するのだが・・・
昨今、100系自体がほぼ無くなってしまった。
初期の物であれば20年を超えてる絶版車だ。
内装を外すのもリスクがあり、手順を間違えてツメを破損したことがあり、弁償しようとしたら部品が無かったことがあった。
解体車から探すしかない・・・それなら使うとかったのだが。
ところがこのversion2においてもなかなか期待する実績が上がらない。
全くダメなのかと言えばそんなことはない。
練習用シリンダーはアリストから外した物なので、やはり車齢は20年くらいだろうか。
オリジナルのこのシリンダーは開くのだ。
そして現場でもやはり車齢が20年ほどのランドクルーザーやアルテッツアは開錠に成功している。
ところが年式の新しい、レクサス、アルファード、レンタカーのヴィッツでは開錠できなかった。
これらの大きな違いはやはり年式だろうか。
物は試しに200系セルシオの部品でピッキングの練習用として新品シリンダーを買ったのがあるのだが、外筒を壊してしまったのがあるので、そのタンブラーをこのシリンダーに移植してみた。
現状で今のところ開錠に成功していない。
カツンとワンクッション入ることがあるのだが、上手くストレスが掛かったままポンプし続ける状態になく軽くなってしまう。
ターボデコーダーのピンも一応触れてるようだが押しきれてないのか、まだまだ研究が必要なのか、それとも自分が感じてる上下動が甘いのか。
欧州ではレクサスはあるだろうが少数、日本はシェアの高いトヨタが走りまくってる。
しかも最近保険のロードサービスが意味も分からずピッキング開錠を指定してくる。突っ込んで聞けば傷が付かないからと言うが。
実際、ピッキングに成功せず1次対応で諦めた業者の2次対応で向かったことが幾度かある。
なんでウチが2次対応なんだ!と怒りたくもなったことがあるが。
解決を優先しているので、ピッキングにこだわらず早い手順の方で開けるようにしている。
お客さんにしてもその方が良いと思うからだ。
2次業者までピッキングにこだわり、鍵穴の前にしがみつき何時間も粘るより、無傷ならさっさと片づけて欲しいのがお客さんの心理だろう。
見せ物じゃないんだし。
このTOY48も色々やってみて、ダメならLucky locksにアドバイス求めるようだな。
それでもダメならシリンダー持ってブルガリアへ行ってくるか?