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2018.11.26
トイレ開錠 (磐田市)
さすがにちょっと愚痴っぽくなるかな。
契約だからやむを得ないのだが、静岡県西部までトイレの鍵を開けに行くとは・・・。
距離に応じた困難な仕事なら喜んで行くのだが、さすがに・・・直接の入電ならやり方をレクチャーして動かないだろうなあ。
トイレでよくあるのはラッチの破損による故障だが、それでもかなり大きな確率でラッチを鋭利な刃先などで引き込ませて開けることができる。
故障でなく、うっかり鍵を掛けて扉を締めた場合だと、特に最近の扉はエマージェンシー機能があり、外から開けることができる。
トイレ内で気分が悪くなった人がいないとは限らないので、そうした緊急措置が備えてあるのだ。
ただ、前のタイプだと実際に鍵穴があったりして、鍵屋じゃないと開けられない物もあったし、中で玉落としのように外からは手の施しようのない物もある。
今回は
こういうタイプ。
写真では見えないが右下あたりに小さな針が通せる程度の穴がある。
なんでも良いので針状の物を差し混んであげれば開錠できる。
それか、先ほども述べたようにドアと枠の隙間に薄い鋭利な物を入れてラッチを引き込ませる。
ラッチはご存じ三角形の形をしているので、力を上手く掛ければ手前に引くだけで引っ込むのだ。
さすがにお客さんも呆気に取られてたのでその両方でデモンストレーションをしてあげた。
更にご自身でやってみたいと言うので、安全ピンを持ってきてやっていた。
ちなみにお客さんは20代前半の髪を金色に染めた男性である。
普段機械類には触れないのだろうなあ。
少し考えれば分かるようなことなのに、この男性に限ったことではないけど日本人の劣化って結構激しい。
だから僕らのような業態でも食えてるのだけど。