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2019年03月
2019.03.23
暗証番号忘れての開錠作業 (島田市)
暗証番号式のテンキー錠での暗証番号忘れ・・・つまり鍵無しと同じこと・・・での開錠作業。
え~忘れるもんかよ~と愚痴りたくもなる。
時刻も既に日付の変わる時間、花粉症とそこから来るのか視力の低下で頭痛がひどく、風呂に入ってリフレッシュしてたところだ。
アシスタント会社からの依頼でなければ確実に断っていた。。。島田市まで片道90km、ちょっとしたドライブだし、翌日は朝から予定が入っていた。
でも仕事も少ないしそこは大人になって。
ドアメガネもあるので市販のサムターン回しが使えればよいのだが、ここの住宅管理会社はサムターン回し防止用のカバーを装着している。
従ってドアメガネを外してのサムターン回しは有効ではない。もっとも内視鏡カメラで見ながら丁寧に角度を決めてやればできないこともないかもしれないが。
ウチは新聞受けを狙う。
新築物件で新築ながら外れる新聞受けもあったが、この年数の物だと確実にビス止めされてる。
また新聞受け自体の切り欠きも取りだし口となるので下側なので仮にここから道具を入れてもなかなかサムターンにたどり着きにくい。
また長さも適当な長さに調整すると横壁に当たって上に向かない。
短くすると届かない。
本当にうまい具合にできている。
それでも遠路ここまで来たので何とか開けたい。
サムターンの位置などを内視鏡カメラで確認しながら道具を入れたが、やはり長さの点で上手くつまみに噛みつけないで空転してしまう。
そこで秘儀ガムテープ(謎)を使った。
最初は空転したが、何かの瞬間で上手く粘着してくれて開錠。
ってかセキュリティを高めるためのテンキー錠なのに開けてどうする?という気持ちはある。
人為的なミスが見込めるならどこか抜け穴を作ってもらいたいものだ。
せめてあのサムターンカバー要らないよなあ・・・と思う。
今日びドアに穴開けてサムターンを回す手口って無いんじゃないかな。
2019.03.23
スバル レヴォーグ インロック開錠 (沼津市)
レンタカー屋さんでのインロックであった。
大量に車を捌くから珍しいことではないのだが、スペアキーって無い物なんだろうか?
別のレンタカー屋さんではよくトヨタのヴィッツで呼んでくれる。
有り難いことだ。
鍵はTOY48の内溝キーなので、しっかりその分の加算をいただけるので。
以前はレンタカー仕様というグレードを聞いたこともあった。
大量に発注する代わりに多少装備を抑えた仕様なのだが、最近は無いのかな?
レヴォーグにしろヴィッツにしろ外務省は国名に使う「ヴ」の表記を止めるらしい。
もっとも日本にいてカーボヴェルデに縁のある人がどれくらいいるかは分からないが。。。
スバルのレヴォーグはCMでは心地よいBGMでかなり耳に残ってる。恐らく売れた?のかな。
レンタカーでスバル?珍しい・・・と思った。
ただスバルの内溝DAT17はL型ピックで何度か開けてるが癖があってやはり面倒くさい。
スバルはロックボタンでの開錠がトヨタのように前から後ろに動くのではなく、後ろから前に動かすのでドア枠からロッドを入れ込む方法だと少しやりにくい。それでも何度かやってはいる。
LISHIのピックツールもあるが、練習シリンダーでもうまくいってない。それならL型ピックでやった方が早い。
残念ながらTurbo decoderは設定がない。
でも近年トヨタのM382の逆溝ができたようで、一度だけ遭遇したのはフォレスターだったか??
意外とあっさり開けたけたし、シリンダーの回転方向もスバル伝統の右まわし開錠ではなく左まわし開錠であった。。。と記憶してる。
あれがこれからの主流?なのかな・・・部品も日産グループからトヨタに移ってるようだし。
ただ、そうなると内溝料金が適用されなくなるなあ。
など考えて鍵穴を覗いてみた。
シャッター奥に見えたのは中心より上下に出るタンブラー・・・DAT17か?・・・と思ってシャッターを更に開ければ片側しかないじゃん。
トヨタ・レクサスの2トラック、TOY2か?
2in1でない旧式のLISHIならあるので、テンションを入れてみた。
入る方向にしか入らないので左右に迷うことはないが、入り方は甘くまるで奥まできちんと入ってないようだ。
物は試しにピックで押しこんでみたがピッチは合うようで感触があり、ワンクッションも感じられた。
タンブラーの枚数まで数えてないが行けそうなので作業したら開錠になった。
ただここからが・・・車を動かそうとしたがエンジンが再始動しないと呼び戻された。
セキュリティかと思い、リモコンを施錠・開錠を繰り返すが復旧しない。。。ん~ややこしい。
ふとサイドブレーキを解除してみたらスタートボタンがエラー状態のオレンジからグリーンに変わりエンジンスタート。
サイドブレーキリリース忘れ防止の装置なのかな?
とりあえず内溝料金でお代をいただけたので良しという感じかな。
2019.03.20
安否確認 開錠作業(沼津市)
警察署からの入電。
よくあるのは警察の電話を借りての作業依頼はある。
珍しいのが電話口は警察官で依頼人の家族は不在だと言う。
アパートに単身入居している人が会社に出社しておらず、安否確認をして欲しいと会社側からの申し出のようだ。
夜も8時過ぎて・・・まあやるか。
建具が新聞受けから工具を入れて開錠できるタイプのドアであったので作業自体は特筆することもない。
ただドアを開ける瞬間は何度安否確認をやっても緊張感が漂う。
とりあえず新聞受けから死臭と言われる臭いはしてこない。
万が一の場合、死後何日か経てば当然鼻をつまみたくなる腐敗臭がしてくるが、直後であっても失禁の臭いがする。
人間って生きてるから肛門も含めて筋肉が活動しているが、死ぬとそれが脱力状態となるので、生生しい臭いがしてくるのだ。
幼児がおもらししてとぼけてもどこからか臭うあんな感じである。
次に悪いケース、内臓疾患などで倒れているケース。
生きているのでそうした臭いはないが、急を要することとなる。
実際開けたドアの目の前で倒れられていたことがあったが、ちょっとビビった。
外部の人と付き合いたくないのか、応答に出ないこともある。
ドアを開けてみれば、まさにそこに棒立ちしていたりされても少し驚く。
ガタガタやってるんだから、出てくれよ。
緊張とは逆に、呆れてしまうのが寝ていたというケース。
今回は、ドアを開けたものの臭いもしてこないし、人影も無い。
「●●さ~ん」
と警官が靴にビニールをかぶせて足跡が付かないようにして入室。
ワンルームの洋間に万年床の布団がある以外は特に大きな物はない。
ユニットバスにも人影はなかった。
現場には安堵感が漂うが、逆に家族は更に不安に包まれる。
『行方不明』となるわけだ。
靴は何足あるか?洋服は?・・・かつて靴や携帯など日常身につけてそうな物は残っていながら身柄だけが無くなってるという不思議なこともあった。結果は聞いてないし、自分のフィールド外だが、拉致されたという可能性だって否定はできない。
しかし、鍵を掛けていくだろうか?という疑問も残る。
支払いの件もあるので、作業後に家族に電話をしたが、最悪な状態ではなかったことを確認できたとしか伝えようがなかった。
2019.03.20
カードキー錠 Sherlock 不具合 (長泉町)
カードキー錠のSherlockの不具合。
入室はできているが外出しようとしたら施錠できないと言う申し出。
入電時はスティック状の鍵というからさてどんな物かと思ったが、管理契約上とりあえず現場で点検することに。
ただ何物か分からないので修理不可とも伝えておいた。
現場に到着してみればSherlockじゃないか!
早速現状確認、奥さんのカードキーがダメで旦那さんのカードキーは大丈夫だったと言う。
二枚のカードを照らし合わせて「何が悪いのかな?」と不思議がっていたが、原因はカードキーじゃないんだな。
二枚のカードキーを預かりテストしてみたが、僕がやってみればどちらも認証する。
ただ、重たい。
このカードキー錠はカードを押しこむと錠内でピンが出てカードの穴位置で認証を行っている。
同時に認証されればクラッチが効き錠本体を作動させる。
そのクラッチ部分に重さが感じるのだ。
旦那さんのカードが正常だったのではなく、男性の力任せの部分があったのだろう。
実際僕も認証できているが、奥さんは疑心暗鬼でソフトタッチだったのだろう。
オーバーホールでバラせれば一番良いのだが、契約上メンテナンスもフルにやるわけにはいかず。
カード挿入部分から潤滑スプレーを吹くことで解決。
当然女性の力でも問題なく作動するようになった。
2019.03.14
Turbo decoder HU101 チュートリアルビデオ
Turbo decoder HU101の操作説明をしたチュートリアルビデオをアップしました。
HU101はRANGE ROVER、VOLVO、JAGUAR、FORDで使われている2トラックのシリンダーです。
L型ピックでの開錠ができないわけではありませんが、テンションの掛かりが悪いのと、RANGE ROVERなどの左ハンドル車だとテンションがドアハンドルに当たり上手い感じでの作業が難しいようです。
昨年末に練習用のシリンダーを購入しましたが、ピッキングでも開けておきたいところ、Turbo decoderで簡単に開くので怠けてます。
そのうち根詰めてやってみたいと思います。
まずは動画をご覧ください。
2019.03.06
アウディ A6(2018年) インロック開錠 (沼津市)
アウディのインロック、メーカー系のロードサービスなのだが、しれっと新車だから警戒してしまう。
HU66のフリーホイールなのだろうかそれとも新型のタイプなのか?
一応LISHIを含めて工具はある。
なんとかなるさ。。。まあできなくても失敗からは学ぶことは多い・・・くらいで行かないとやってられない。
実は先に警察立会のアパートの安否確認の仕事をしていたので、少々待たせることになったが、まあ新型の車両だしあまり他でも行かないだろうと結構タカを括っていた。
場所も沼津市内ながら市街地からは40km近く離れた漁村。
既に先に他の業者が作業中であった。
ただアウディの高年式のシリンダーは横向き。
ただでさえやりにくいのに横を向かれるとやり難さ倍増のようで、まだ開いてなかった。
作業を引き継いでみれば、シリンダーはHU66のフリーホイールであったのでTurbo decoderの登場だ。
今回、写真は無い。
一度、奥まで入り切らずにポンプし始めてしまい、ピン高さが狂ったのか開錠失敗でリセットし再挑戦で今回は開錠となった。
作業を終えることも大事だが、もう一つの仕事Turbo decoderの販売、同業者と言えどもセールスマンになる。
保険会社での仕事は弊社でやらせてもらうが、やはり会員制を引いてるのでその会員の二次対応はあまり積極的にならない。
それなら、Turbo decoderを使って、少しでも現場は楽して欲しいものだ。
ピッキングやLISHIでの開錠が得意でも、もう一つの選択肢があるだけで作業員の気持ちは楽になる。
その中で一番効率的な方法で作業を提供すれば良いのだから。
ちなみに弊社でもTurbo decoderとピッキングを併用して作業を行っている。
ただHU66の後期シリンダーは100%Turbo decoderで開錠している。
2019.03.01
Turbo decoder HU66 2/6 generation のチュートリアルビデオ UP
Turbo decoder HU66 2/6 generation のチュートリアルビデオアップしました。
操作手順の質問が時々あるのでマニュアル代わりになると思いますので是非ご覧ください。
2010年のアウディTTのシリンダー、練習用に買ったフリーホイールシリンダーのHU66 FACE FREE、HU66 FREE、HU66 PUSHFREEの4種類の開錠を行っております。
途中、セットアップのシーンは最初の説明以外はカットしてますが、開錠などはノーカットでカメラ回してます。
なんとか10分以内に動画を収められました。
フリーホイールは従来型よりやや繊細ですね。
ポンプした際のダイヤルの負荷が少し物足りないほどに軽い感じです。
その負荷の掛かり始めを見逃してグイグイ回すと開錠は失敗しやり直すことも。
上手く見つかりそこでチェックできれば意外と短時間で開錠できます。
特に現場だと私自身高身長なので角度が練習とは違うせいか、時間が掛かってしまったことがありました。
まずはご覧になってください。是非「イイね」と「登録」もお願いしやす・・・は他のYoutuber ナタリアなっちゃんのセリフですが。
Luckylocksの動画をそのまま転載ではなく、きちんと日本語で説明しています。
音響の関係で声が聞こえにくいかもしれませんが。
https://www.youtube.com/watch?v=FH-ZTmXDhOc&t=7s
ちなみにこの動画作るために編集ソフト買いました。
今まではお試し版のインストールとアンインストールを繰り返して使っていたのですが、とうとうインストールしても編集のみでSNSへのアップロードができないようになってしまったので、使い慣れてた同じソフトを買いました。
これも定価があって、アマゾンで販売していて、更に自社サイトでは30%オフがあるかと思えば、違うリンクをたどれば2月中なら50%オフ。
また来月末キャンペーンをしてるかもしれませんが、うっかりアマゾンで買ったら損した気分でした。
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