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2019.08.05
スズキ スカイウェーブ400インロック開錠 (静岡県伊東市)
日も暮れてから、静岡県伊東市と東伊豆町のほぼ境にある日帰り温泉からの要請。
保険会社のロードサービスからの依頼だが、もしそうでなければカッタルイこと言っていたかも。
オートバイは鍵のタイプでも近年イグニッションシリンダーでエンジンのONーOFFや、ハンドルロック、スクーターなどはメットインスペースのロック解除を操作している。
そのイグニッション部分がスマートキータイプになった物をどうやって動かすの?
リモコンでもあれば簡単なのだが、そのリモコンをシート下に入れてしまったら・・・。
過去にホンダの250ccのスクーターで同じような事があった時に、少し動かしてブレーキをガツンと掛けてみたら、反応した事例がある。
メットインの中に特に荷物も無く、後側にあったキーホルダーが滑って前側に来た時に電波が届きイグニッションが反応したのだ。そんなラッキーなこともある。
比較的初期型のモデルならシート下に専用のキーシリンダーがあり作業性は良いのだが、リモコン式になってからはお手上げだ。どうしろって言うんだ?
って今までどうやっていたんだということになるが、一応何台かの解決した実績はある。
写真の通り、イグニッションはスマート式で認証されたリモコンが無いとツマミは動かない。
シートもこれで操作するのだ。
スカイウェーブはメーター下にあるカバーを外すとスピードメーターから見て7時の位置にエマージェンシー用のシリンダーがある。
鍵は刺さった状態の画像だが、このシリンダーを回し、車両にあるボタンで所定の操作をするとソレノイドの解除ができるそうだが、暗証番号のようなもので、持ち主がしらなければ操作もしようがない。
更に言うとこのシリンダーは鍵無し状態をピッキングで回せたことがない。
無反応でまるでサイドバーのような感覚。
実際は分解したことが無いのでデータは無い。
一見お手上げのようだが、手はまだある!
非常にアナログだが座席横に隙間を作るとギリギリで手が入る。そこから掴んで出せば良い。
何とも強引に見えるがこれが一番理に適ってると思われる。
今回はツーリング途中で荷物もそこそこ入っていたが、持ち主が上着のポケットに入れたことを覚えていて、その上着を見えるとこまで引っ張り出しできたところでリモコンキーが反応した。
後談もあるのだが、とりあえずここまで。
この後、無事帰れたのではなく故障車としてレッカーでの搬送となってしまったのだ。
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