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2019.12.16
深夜のアパートの分電盤開錠 (静岡県沼津市)
深夜2時のアパート管理会社からの入電であった。
「鍵ではないのですが、水が出ないという申告なので2リットルのペットボトルの水を買って持って行ってくれますか?」
寝床で寝掛かった身には応える話だが、作業も少ないしお得意様なので無碍にもできず買いっ走りを買って出た。
その建物には現在14室が入室済みで各部屋に2本ずつ割り当てるというので28本。この時間に調達できるのだろうか?
まるで社会実験のような試みで、近所のコンビニに。
まずは2リットルのペットボトルを発見し、抜き取り買い物かごへ。その後ろから店員が補充しまるでドリフのコントでもやってる感じになり、在庫を聞いてみた。
箱詰めのままの物を含めて27本調達できた。
目標の残り1本は他店で買えるな。
現場でペットボトルを下ろせば終わりと思ったが、肝心のアパートが見つからない。何度か来てる物件で確かこの辺りなんだが・・・と思ったら、電気が消えていて普段と違う景色に見過ごしていたのだ。
分電盤をガラス越しに覗けば、漏電ブレーカーが落ちていた。しかし、分電盤箱は施錠されていた。
一応管理センターの了解を取り、一応専用の鍵があるので開錠となったが、ご存じ共通の電気屋さんの鍵なのでマイナスドライバーで開く。しかし、知らない人には立派な鍵なのでガッツリ開錠作業として報告をあげた。
電気屋でも設備屋でもないので、詳細は分からないが、メインブレーカーの下に分配された4つの個別のブレーカー、その中の受水槽のモーターに漏電が疑われるようで、そこを切らないと共用灯なども一緒に切れてしまう。
仮復旧で一件落着と思われたが、やはり水は出ないということに。
配電盤とはいえ鍵の仕事となって良かったのか悪かったのか。
何にせよ、帰ってすぐ寝られるわけではない。
冷え切った指先を温めないと寝付けないから、帰り際にカップ麺を買って食べた。
寒空のカップ麺は美味いなあ。