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2020.02.07
鍵が折れた ミワH248 (函南町)
忙しかった一日、さあ帰るぞ!という帰り道に入電。
いつも弊社に発注してくれるゴルフ場併設のホテルからだ。
客室の鍵が鍵穴で折れてしまったというのだ。
帰りたかったが、当然明日に回さずに行く!
というのも、このホテルは確か一度オーナーが変わっている。その時もよく呼んでくれた。
客室ドアのトラブルは当然、社用車の鍵の紛失やお客のヴィトンのバックの開錠まで。他にも色々あったがもう記憶にない。
一度倒産と思わされた感じで閉鎖され、その時のオーナーが代わったのだろう。
その際に客室に使われているH248のシリンダーを交換する話があったが、70部屋だったかな?そのためか結局受注できず、また他社に発注もされずそのまま使われている。
勝手知ったるものだが。。。鍵が折れたので運が良ければ折れた側を鍵穴に入れてそのままシリンダーが回ることがある。それでシリンダーを外して先端を抜けば良いのだが、今回は回らなかった。亀裂の跡を見れば斜めに折れてるせいか、タンブラーの1枚が完全に下がり切ってしまい、それが深い高さなのだろうか折れた側で持ちあげることができないようだ。
仕方がなくピッキングで開けるしかない。
先端が入ってるので何枚かは既に高さが出ているはず。回ってくれればセンターピックが入っている状態なので、本当に回れば良い。
段取りさえ決まればそんなに時間は掛からないのだが、このドアってシリンダー外すのに部品点数が多いのが難点。
従来の物のようにフロントプレートを外してビスを緩めれば外れるのではなく、写真の通り部屋番号のプレートまで外さなくてはいけない。
レバーではなくドアノブのホテル錠なのでノブも外さなくてはならない。
確か初めて客室の修理に来た時はシリンダーの外し方が分からず往生したかも。
シリンダーだけぽこんって出てきてくれると楽なんだが。。。