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2023.03.20
深夜の日野4t車開錠(静岡市)
就寝は2時、そして2時半に電話が鳴った。
一番辛い時間、もちろん寝かけていた。
しかし、真冬の寒さも和らいだのは何より積極的になれる。
県外ナンバーの日野の4t車、そりゃ仕事でトラック転がしてるなら早くなんとかしてあげたいものだ。
深夜時間だとバイパスも空いてるので移動が本当に楽、1時間掛からず静岡市内中心部まで行ける。これが昼なら1時間半くらいだろうか?
さて日野でもシリンダーは色々ある。
鍵穴の幅が2.8mmの物、3.3mmの物。
恐らく新し目は後者の物だろう。
1月に大型の開錠に走ったがそれが新車だった。
今回もそれと同じ鍵穴。
もっともこれは最近出た物かと言えばそうでもなく、10年前後ではないだろうか。
ただ実車にあたることがなかなか無かった。
意外とそういう車は多い、ましてやトラックとなるとレジャーで動いてる車のようにトラブルことは少ない。一応トラックドライバーもプロなんだし。
今回はこの鍵穴で解決したいことがいくつかあった。
今までもL型ピックでかなり大きくワンクッション入れて傾かせることはできたが、現場状況などもあり、それ以上進めず安易にロッドでの開錠で事なきを得ていた。
鍵は普通のカットキーだし、ハーフタンブラーが入ってるという話も聞かない。
まずはワンクッション入れて鍵穴を傾かせてみる。
今回もここまではやれた。
この先だ。
見た目にもルージーなタンブラーが見えた。
上下にテンションの掛かってないふわふわしたピン、それが決まるのだろうか?
それを試したかった。
結論は出た。
更にシリンダーが回転をし開錠となった。
どうも日野のミソはそこにあるようだ。
結構チャンスはあったが、配達中とか路上で背中をかすめるように車が通行するなどなかなかじっくりできなかったが、これでマスターしたと言って良いだろうか。