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2024.02.05
トヨタヴィッツハイブリッド(ジャンピング) 湯河原町
役所やマスコミでは2024年問題やら働き方改革とかなんちゃら協定とか騒いでいるが、まったく下請け零細企業には関係がない。
要は安全な仕事環境の奴らが働きたくなけりゃ働かなくて良いよと言われてるだけにしか見えない。
それどころか、入電時間は夜も21時過ぎだが、この元請け業者は現場到着が夜間割り増しの基準ではなく、発注時刻を基準にしている。
沼津から湯河原へ小一時間かけて現場へ向かうと22時。
ほぼどの業者も夜間割り増し(と言っても1000円だけ)上乗せできるが、入電時刻が21時台なので対象にならない。
今の政府はその辺の下請け制度にもっと目を向けてくれないだろうか。
とても賃上げなど念仏にもならない。
それでも厳しい労働環境下で現場に向かうのは依頼者の安心した顔をみることが生きがいなんて綺麗ごとじゃなく、やれるなら1件でも多く作業をしたいからに過ぎない。
安い作業だが一件一件を大事にやっていかないと売上にはならないからだ。
というわけで隣県の湯河原町へ。
入電時はヴィッツというので普通にガソリンエンジンを考えていたらハイブリッド車だった。
ヴィッツにそんなグレードがあったのは初めて知った。
それでリモコンも反応しんばいし、サービスキーでも開かないというのだ。
そこで90%仕事が終わった。
ヴィッツのハイグレードモデルに使われてる内溝キー(TOY48)はヴィッツに限らずクラウンなど他の車両でもドアキーのシリンダーが重いようだ。重いというより僕なんかはメリハリがあって好きなんだが。
指先に力が無いと回らないとよく言われる。
例え男性でも構造を理解してないとおっかなびっくりで腫れ物みたにやってると力が入らない。
実車は確かにリモコンで反応せず、サービスキーでは開いた。
で、その原因はバッテリーだ。
ハイブリッド車なのでメインバッテリーには触れられない。
その手前段階の充電するための補助エンジンが動いてないのだ。
以前だったらバッテリーはどこだ?(大体が車両後部)と探していたが、昨年初めて知ったジャンピング用のターミナル。
そもそも鍵屋なのにジャンピングの作業はあまり無いし、ハイブリッド車となると希少なのでさらに触れる機会が無かった。更にこれまでは発電機用のエンジンのバッテリーを探せてジャンピングしてたので結果オーライだったし。
ちなみにこれはプリウスのヒューズボックスにあるターミナルだが、ヴィッツは少し形状や配置が異なるが理屈は同じだった。
一応サービスマニュアルを借りて確認を先にさせてもらった。
なぜなら他にもエンジンルームにヒューズボックスがあったから。
再始動してくれればあとはメインバッテリーに充電するまで発電機は回る。
ちなみに今回バッテリー上がりの原因となったのはハザードの消し忘れだった。
再始動も特に問題ないようなので恐らくこれで蓄電不良などはないと思うのだが。。。