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2024.06.21

今年は本当に多い自殺現場

今年は本当に多い。
偶然直面してるだけなのかは分からない。
これまで年に1回か2回は遭遇した死体の現場。

いつもは業者ブログとして鍵の種類や開錠の仕事を記事にしているが、今回は世情を書きたい。

先日も自殺現場に遭遇。つい先週は既に腐敗臭のする死体現場だったが、今回はまさか自殺してるとはという現場だった。
ただ亡くなってる人は共通して50代の自営業者。
強制執行で発見されるケースだと資金繰りの悪化だろう。
昨年末から顕著に多く感じている。

資金繰りの悪化するケースだと放漫経営を考えがちだが、最近はそうではない。
むしろ几帳面にきちんと経営していても政治の波に飲み込まれている気がしてならない。
経済紙を読めば毎度書いてある移民流入問題、上がらない賃金、円安による資材高騰。
これらが騒がない静かな日本人を確実に殺していっている。

安価な労働力を入れれば当然日本人の賃金は上がらないどころか、最悪なことは置き替えられてしまう。
労働条件の面倒くさい日本人より、使い捨てのつもりの途上国移民の方が言葉が通じなくてもマニュアル化された作業なら使いやすい。

彼らは日本人の賃金を押し下げる。それは雇われる従業員だけでなく下請けにも波及するだけに自営業者もその余波を食らう。

更に安く仕入れられてた資材、そこにデフレ下で合わせられた単価で請け負わされると、昨今の円安による資材高騰をまともにくらうと資金ショートを起こす。

私も損保の下請けなどでロードサービスなどをやっているが、全く作業単価は上がらないどころか、手間ばかりが増え、更には自動車という資産に思い入れの強い人も多く面倒くさい。
また何よりセキュリティはどんどん向上し、5年前の技術では当然今の仕事をしてられない。それに5年もすれば車はモデルチェンジをして部品も変わってしまう。

掘り下げずに羅列しただけだがそれだけでも、現政府の無策ぶりが伺える。
確かに円安は輸出業者には追い風となるし、輸出が増えれば10%まで上がった税率のお陰で輸出還付金をがっぽりいただける。
弊社は逆に輸入販売しているTurbodecoderなどは売るに売れない。
日本円での価格設定が1ユーロ135円なのだ。今や1ユーロが170円。
待てば是正される物もあるが、移民などは政策として確実にやってるので簡単には終わらない。
まだまだこれからもこうした現場を見ることになる気がしてならない。
縁起悪いと思われるだろうけど、現実問題でもありシェアしていきたい。

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