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2024.12.16
やっぱり電池切れ (浜松市)
入電時に現状の症状から電池を疑ったら、電話オペレーターからきっぱり、今年の秋に入居したので電池じゃないですと言われた。
浜松市でカードキー式の錠のトラブル、電源起動の反応がなく入室できないという。
しかし場所が浜松市となると片道2時間以上は掛かる県西部。
ドアにはしんぶんうけとスコープがあるので、その辺でなんとかなるだろう。
時刻も夜10時。
現場の状況を見てみた。
まだ竣工間もない感じの物件。
変な感じがしたのが、起動ボタンが結構えぐれるように奥まってた。
壊れてんじゃね?と思いたくなるほど。
ただそのボタンはこの部屋だけじゃなく隣やほかの部屋も窪んで見えた。
まさかほかの部屋で確認することはできないが、この部屋だけ反応しないということか。
受付情報で目星をつけてた玄関ドアを触ってみる。
新聞受け・・・案の定ポストセーフは入らない。
ドアスコープ、楕円の切穴ではなくスコープは外れそうだが、写真の通りスコープに対して水平に真横にサムターンがありそうだ。
この距離は遠くても工具が届かないのだが、近すぎても工具の先端に当てられない。
またこの管理会社の物件はスイッチサムターンなので、アタッチメントをつける必要があるので更に距離が近くてダメなケース。
それならクレセントでやってみよう。
幸い該当する部屋は1階。
ただ明らかに防犯を意識した作りで基礎部分が斜めでバルコニーによじ登りにくい。
それでもできなくないのでまずは掃き出し窓・・・扉自体も重く、またサムターンに付いてるボタン、どうやらこれを押した状態じゃないと動かないようだ。
北側へ回って、部屋の窓、掃き出しに比べたら小型なので狙うならこれかな?
クレセント外しも入ったし、Wロックのスライド式の解除道具も入る・・・しかしこのボタンが曲者でどうにもこうにも動かせない。更にクレセント上側の謎の箱状の物体が邪魔して作業ができない。
結構粘ったのだが、ギブアップだ。
浜松くんだりまで出かけてちょっと悔しいがやむを得ない。
夜も更けて2時・・・諦めた。。。つもりで最初に思いついた電池を疑った。絶対それはないとまで言い切られたのでお客さんにしても心外かもしれないが、症状聞くと電池切れなんだよなあ。
とりあえず給電端子に電圧計を当ててみた。
0V~0.1V・・・はあ?
多分6Vくらいで起動してるはず。
確証はできないがなんか先行きが見えてきた。
電池なんて持ち合わせがないので取りあえずコンビニへ。
1件目セブンイレブンには無かったが2件目のファミマで9V電池を購入し、早速錠に当ててみた。
輝くように起動ボタンで電源が入った。BINGOだ。
お客さんからカードキーを借りて開錠。
最初から先入観なくやらせてもらえばまずは電池をチェックしたのに・・・遠回りしたけど無事開いて良かった・
お客さんには乾電池を交換するように助言し現場を離れた。
帰宅して就寝できたのは朝5時であった。