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2025.01.10
N-BOX,N-ONE,N-VAN系インロック開錠
いわゆるホンダ系の新型車に採用されてるシリンダー、2022年以降は鍵穴の高さ自体も小さく改良されてると言う。
確かこのシリンダー破2016年頃から出始めたとうろ覚えな記憶があり、4トラックシリンダー採用されていた物と違い面食らった。
いやもっと言えばそれ以前のレジェンドだけにもこの鍵穴を上下逆さまにした物が採用されていた。
初めて遭遇した時はその小さな鍵穴を覗き込みピックで押し下げてみたが開錠は成功しなかった痛い思い出があるので、このN-BOX系で一気に普及し始めた時には早めの対策を取って結構鼻息荒くドヤ顔でN-ONEの開錠を成功させた。
あれから8年、ホンダの新型軽自動車だけでなく宿敵?レジェンドでも鍵穴開錠を成功させ、割と相性の良いシリンダーと思っていた。
更に最近になってこのシリンダーがホンダの標準となるらしい話も聞き、鍵穴の小さな2022年モデル以降に対応すべく措置も取って新しい治具も用意していた。
そんな盤石と思ってた時に、ペットの犬を載せてインロックしたとの通報。
楽勝モードで現場へ向かった。その会社の方式で子供やペットなど生き物が乗ってる場合は2社に要請するシステムで、これには本当に惑わされて嫌なのだ。
まるでレースでもやれと言わん対応だし、現場でも落ち着いて仕事などできやしない。
幸い距離的に弊社が一番近いと思われ、また実際に一番最初に着手。
鍵穴を見れば旧来型なので、いつものように1分と掛からず30秒程度で開くだろうと思ったが、上手く奥のピンを捉えられない。
夕方で寒くなってきた性なのか、乗ってる犬が動いて気になるからなのか、それとも他業者が到着前に終わらせたいという焦りなのか。
そうこうして手間取ってると他業者が到着し、一気にモチベーションが下がった。
せっかく来たんだからやってくださいとか適当なことを言い、開錠方法を変えたのだが、他業者は1分くらいで開けた。
そんなこんなで意気消沈しながらも、それ以後もこの系列のシリンダー開錠が続いた。
また上手くいかなかったら・・・とか色々思うことがあったが、どの現場でも30秒で開錠できた。
あの時はなんだったの?
相性が合わなかったとしか言いようがない。