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ロックスミスブログ
2017.06.05
LISHI TOY48を買ってみた
セキュリティキーの4トラックでも相変わらずトヨタで使われてるTOY48は苦手。
もっとも登場時は難攻不落の鍵穴とまで言われ、内溝キーが出たばかりの頃は色々とインロック開錠対策を考慮したものだ。
その中でユニークというか、頑張ったなあと思いだされるのが、ガラス周囲のゴムをガラス内側に入れ込んでやり、ガラスを少し外側に歪ませる方法かな。
何度かやったが、ゴムに爪の跡が残り賢明とは言い難い。
開錠治具にも色々金を掛けたが、どうも相性は悪いみたいだ。
他所様はフキの出してる治具などで上手くやれてるようだが、私はそれもダメ。
ピッキングもできなくはないが、どうも練習シリンダーで45度で止まってしまい戻らなくなって、内筒を抜くために壊したトラウマが離れないせいか思いきったピッキングができない。
オリジナルも工具とか、それなりに金も掛けたなあ。。。
もっとも今は一番安い方法で開けているが、できればスマートにいきたいと思いLISHIの工具を買ってみた。
作業の無い時間に遊んでるが正直LISHIではまだ開錠に成功していない。
Youtubeに出ているビデオを見ても中国語なのでよく分からない。
字幕でもつけてくれた方が良いのに。
一緒にスバル用のDAT17も買ったがまだ来ない。
練習シリンダーのみが届いたので暇つぶしにピッキングをして遊んでみた。
これも4トラックシリンダーなのだが、あまり苦手意識はないのだが、タンブラーを押し下げる際の感触が好きじゃない。
ホンダの4トラックシリンダーは逆に得意と言えるほど好きなのだ。
嫌いな人も多いと言われるが、私はあのタンブラーが決まっていく感触が良く伝わるので好き。
単に闇雲に押し下げるのではなく、最後に触る一本の感触も好きなのだ。
やはりここに来たら相性なんでしょうね。
TOY48もレクサスやクラウンなど高級車のみに使われてるのなら良いが、カローラやヴィッツなどのハイグレードモデルにまでついてくると、面倒くさいシリンダーなだけに簡単に開けたくなる。それだけに面倒くさいリスクあるピッキングは嫌な物。
Turbodecoderで早く作ってくれないものかな。。。
2017.06.05
BMW 320i Turbodecoder開錠(富士市)
本日は消防団で貯水槽の水替え作業中。
午前中の水抜きが終われば、大きな仕事は終わりなので午後から仕事。
早速BMWのインロック。
2009年モデルのBMW3シリーズ。
HU92用のTurbodecoderの出番だ。
私の持ってるのは前の方のエボリューションモデル。
ただ操作は現行のアドバンスのようにやった方が良さそうだ。
今回も実は3度ほどピンのリセットをした。
ピンの下がりが早いのかな。。。と思ってのやり方変更だ。
とりあえず開いた。
まあ、一発ではないが不満ではない。
しかし、お客さんからしたら「もう開いたの?」と驚かれた。
もちろん、繰り返しだが3回ほどピンのリセットをした。
それでもピッキングで押し込むより早いと思われる。
最近引き合いが無いなあ・・・と思いつつ、秋までに広告ビラを作らなくちゃ。
2017.05.26
BMW 116i Turbpodecoder開錠 (沼津市)
ちょっとここにきて、自分のTurbodecoderの具合が今一つ冴えない。
つい先日ベンツを開けて来たのだが、ガレージ整理をしていて少しいじくったら全く開かなくなってしまった。
パーツを取りにして廃盤にした製造番号を復刻し、予備機にしたがそれも不調だった矢先にBMWの入電。
不調なのはベンツ用のHU64でBMW用は練習シリンダーでは拍子抜けする絶好調。
ところがやっぱり現場は何が起きるか分かりません。
室内に子供がいるチャイルドインロック。
当然お客さんも焦るが、こちらも早く開けてあげたい気持ちで焦る。
こういう時は焦っちゃダメなんだ。
例のごとくTurbodecoderで開錠作業に入る。
あれ?練習のようにはいかない!
3月にやったリムジンタイプのようにも・・・!
デコーディングし、リセットを何度か繰り返すが、結果が出ない。
ピンが深く走り過ぎてるのか?・・・ポンプの加減をベンツの様に調整したり、色々試してみた。
こうなったらピックで・・・!・・・と思ったが、実はL型ピックを折ってしまって、今在庫が無い。
内溝用のピックはあるのだが、少し材質が柔らかくて好きじゃない。
何度かはEシリーズもFシリーズもそれで練習シリンダーを開けてるが、現場で上手くいく保証はない。
もちろん現場でもホンダの4トラックなどには使ってる。問題は無いがやり難い。
手段を失いTurbodecoderに頼るしかない。。。と覚悟を決めたら、左方向に回転。
ヨッシャ!
右の開錠方向に。。。あ、回らない。
少しジャグリングし、ポンプ加減を調整することで左に回り開錠。
思ったより時間が掛かったけど、結果が出て良かった。
ちなみに私が使っているのは初期モデルのエボリューションであるが、今の新品はアドバンスになっている。
基本的にはそんなに大きな変化はない。。。でも高かったんだよなあ。
今年も来月ブルガリアのLuckylocksに訪問します。
まともに返事寄こさないので、もう面倒なので半ば押しかけ訪問です。
仕入れたい物が少々、話したいこともボチボチ。
1度目は空港まで迎えに来てくれたし、帰りも空港まで送ってくれたから全く道を覚えなかった。
2度目はホテルに迎えに来てくれたが、帰りは町のど真ん中で降ろされた。一番賑わってる場所だからって・・・お陰で半日町中を歩き回ったぜ。
3度目の今度は場所を補足したのでタクシーで行けるでしょう。どうせ工場団地の入口で止められるだろうけど。
そして今回はブルガスまで行ってきます。
首都ソフィアから汽車で9時間らしいです。ただ鉄道は遠回りしていくようで、飛行機では数十分。
他の業者ですが日本で使われてる錠前(シリンダー)を見たいと昨年言ってたのですが、結局1年引っ張って直接持っていくことにしました。
だってブルガスって・・・
ブルガスは黒海に面した地方のリゾート都市です。
ギリシャ国境に近く、ヨーロッパから多くのリゾート客が6月~8月にかけて訪れる町。
付近のサニービーチなどは○ップレスで有名です。ご期待ください!
あ、いやいやミーティングです。難攻不落の日本のシリンダーを落城させるための。
一応、ブルガリアまでの往復航空券とブルガスからソフィアまでの帰り便は手配しました。
・・・気分良く、不調だったHU64の練習を夕方始めたのですが、ここでとんでもないことが!
また後日ご報告します。。。開錠できなかった理由がここにあったのかも。
2017.05.12
メルセデスベンツ E350アバンギャルド Turbodecoder開錠 (伊東市)
久々のベンツのトランクインロックの開錠。
毎度のことだが、お客さん、自動車正規ディーラーの頭の固さには辟易とする。
今回も保険会社の仕事だが、その間に挟まれ右往左往する姿もうんざり。
キーを認証されてない状態で自動車はセキュリティシステムが警戒状態になっていて、そこでドアを開けると完全にセキュリティ作動状態になる。
作動するとロックが必要なフューエルリッド、グローブボックス、トランクなどが作動しなくなる。
ところがキーが無い状態が異常であり、普段のキーを持ってる正常状態でしか車両に触らないユーザーやディーラー(特に営業マン)はこの状態が理解できず、ドアを開けてくれればトランクは開くよと毎度のステレオタイプ。
もうこれは言い続けて何年だろうか。
そして、これを解決したくて試行錯誤して四苦八苦してきたのが実情だ。
それを打開できると弊社が飛びついたのがTurbodecoderなのだ。
ただこのTurbodecoderも信頼をもって販売も始めたのだ。販売分については同業者からは結構な評価をもらってる。
ただ先日、鍵業者ではないロードサービス業者が多数購入していただいた。
これまでも自動車のピッキング開錠をしていたというので安心していたのだが・・・次から次へとクレームがついた。
あげくはイミテーションと言われるチャイナ製の物まで引き合いに出されれば凹むし、販売したことや今後の販売までの気分を損ねていた。
やはりある程度の鍵業者以外が扱うのは無理なのかな?
そんな思いでの作業であったが、不思議と迷いがなかったのは、脳梗塞状態のユーザーやディーラーに対して示す必要があったせいかも。
まずドア・・・。割と難なく開錠。
自分でも驚くほど早かった。
ここでお客さんを呼んで「どやオープナーいじっても作動せんじゃろ」ってことを確認してもらう。
ここで観念してもらうのは、この先は保険サービス対象外で有償だからだ。
実は同じような事例でBMW Z4で作業したことがあった。
トランクは有償ということで現場では承知して現金決済してもらったが、後からオープナーで開くじゃないか!金返せ!!というクレームがついた。
その時はJAFから派遣された業者が必死にドア開錠をしていたので、弊社は結果を知ってたのでトランクへのピッキングで開けてしまったので、オープナーが作動しないことが確認できてなかった。しかし、同型車で過去にドア開錠しても無駄だった経験からだった。
もちろん、喧々諤々あったが納得してもらった。
はい、一丁上がり。
ドアシリンダーで段差を出し(デコーディング)、そのままトランクシリンダーを回して開錠。
リモコンキーを取り出し、セキュリティをリセットした上でオープナーなどの装備が復旧したことを確認してもらい作業完了。
作業からの症状を一つ一つ確認してもらったので15分ほど掛かったが、正味の時間は1分30秒程度ではなかっただろうか?
少しTurbodecoderが抜き差ししにくかったけど事無く終了できたので、これまでのクレームがむしろ糧になった感じだ。
きちんと作業すればイケると。
秋には広告を流してもらえるかな?
ちなみに業者向けの商品なので業務従事者以外には販売しておりません。
また輸入品です。
Turbodecoderは㈱Office雅の登録商標(申請中)です。現状、他業者から商標権貸与の申し出は来ていませんので、同商標でのほかの商品は偽造品となり損害賠償の対象となります。
2017.04.26
Turbodecoder 商標出願中
なんかこの辺もドタバタで報告してませんでしたが4月5日に弊社の取り扱い商品であるTurbodecoderの商標出願をいたしました。
やはり模造品や模造業者の排除を目的とし、今後の取り扱いを行う目的での出願です。
以前にも書いたので重複部分はありますが、この商標での登録はありませんが一応ロゴマーク登録はしているようです。
恐らく本国のブルガリア、せいぜいEUあたりまでと思われます。
だったらアジアで先駆けてやろうじゃないか!
色々弁理士事務所を訪ねたり、知徳財産権を扱ってる事務所などのアドバイスをもらいながら最終的に自分で願書を作って提出できました。
現状、電子化登録の費用を収めたのでここまで済んでいるはず。
とりあえず受付受理票が来ました。
書類の不備が無いと言う段階ではありますが、要は願書に記載したことが他に抵触してないことなので、あとは時間の問題で商標登録が行われるでしょう。
ちなみに、後先になってますが製造元のLuckylocksの承諾は後日取れました。
商標を取ろうと思うが意見を聞きたいと質問を送ってたのですが、相手方が不在で回答があったのが、願書を郵送後だったのです。
もちろん、了解であったわけです。
Turbodecoder Japanとして諸々のロゴマークの印刷物などへの使用を含めて許可を得ました。
もちろん、同等品であっても別ルートの仕入れなども閉めて行きたいと思ってます。
2017.04.26
消防団協力事業所認定取得
動機は多少不純ですが弊社にて「消防団協力事業所」の認定を取りました。
これはなんぞや?・・・文字の通り地域にある消防団に機材や人員などで地域防災に協力している事業所に対し、市町村が認定するものです。
弊社につきましては、単に社長・・・CEOである私自ら消防団に4月より参加しております。
ちゃんと今の所は皆勤で、週ごとの詰所出勤やポンプ車での夜回り、新団訓練、結団式など忙しく出席しております。
ちなみに今月は火事での出動が早速1件あり、急行しましたが行く前に鎮火。
あ、大雨警報が発令した時は朝で、その日は出張予定でしたので行けませんでした。もっとも雨も既に上がってましたし。
地域の事業者をPRするには良いと思います。
市町村に申請し、要件満たせば首長が決裁をしてくれます。
あと、弊社はこの先を狙っての登録でした。
自治体で消防団協力事業所に対して法人税の控除制度があるんです。
法人税の50%または100万円を限度に控除が受けられるのです。
しかし、決算の1ヶ月以内に申請しなくてはならず、先期分はすでに遅し・・・でした。
よくタウンページなどの広告に「地元の業者です」とか書いてるのが居ますが、だったら地元に貢献しろよ!・・・と大口叩けるのがこの表示でしょうね。
もちろん来年の広告には使わせてもらいますよ(市は許可してます)。
2017.04.26
アルファ 円筒状開錠 (沼津市)
怒涛の1週間から解放されたはずなのに、なんかまだ地に足着かず。
先週は見事にスケジュールが毎日埋まっていたのです。
私としては、こういうスケジュールはかなりレアなケース。
フリーな1日の中に突発的に作業が割り込んで来る日常なもので、予定で時間を押さえられるというのは、久々ながら窮屈な物。
仕事だけでなく、この4月から引き受けているのが消防団の活動だ。
この年で新団員というから少し抵抗はあるが、元々が住民自治の精神で受けたので年齢がとかは言ってる場合じゃない。いつ起こるか分からない災害に対しできることをやっていこう。
そんな消防団活動中に入電したのがこの作業。
幸い時間に余裕があったのか翌日の作業に回せたので落とさずラッキーだった。
予定時間に指定の場所を尋ねると中から、おっかなびっくりした感じで外人、見るからに外人の女の子が出てきた。
入電の電話の主は男性だったし、先ほど確認の電話を入れた時も男性だったが、その姿はない。
それでも鍵開けに来た旨を告げると理解できたようで、部屋に招き入れてくれた。
どこから来た人だろう?
タンクトップ姿ながら、あまり色気は感じない・・・というかまだ若い。
すると他の部屋から何人か顔を出してきて会話をするが、さっぱり聞き取れない。
顔つき見てるとフィリピン?でも言葉がなんとなくマンダリンっぽいイントネーション。
とりあえず知ってる単語は無い。
どうやら室内に鍵を置き忘れてプッシュロックタイプの円筒状を閉めてしまったようだ。
作業としては難しくないのだが、素人相手だとヒーローになれるから止められない。
すると「どうぞ」と可愛く新しいカップが差し出された。中には液体?・・・ジュースじゃないね、透明なんでお茶でもない・・・ポカリかな?
一口飲んでみたら水だった。
日本人的にはえ~!って感じだが、最初はねぎらいの気持ちなんだなと思った。
やがて、電話の男性が登場。どうやらここに住んでるのはベトナムからの留学生らしい。
殺気の言葉はべオナム語か!シッカモンとか聞こえたら理解できたのに。
そこで水のことを思いだした。
タイに行った時に何度かお茶代わりに水が出てきたことがあった。
南国では水、しかも飲み水は貴重だし、もてなしの意味もあるんだろうなあ。
なんとも心温まるカップ入りの水だったのだが、喉も乾いてなかったので飲み干さなかったことが悔やまれる。
2017.04.02
ダイハツ ミラ インロック開錠 (三島市)
4月1日の作業分です(ここ大事)。
夜、小山町のアパートの開錠に向かう途中での入電で、まだ現場を大きく離れてなかったので作業を割り込ませた。
なぜなら
ダイハツ ミラ 楽勝!
だからだ。国道1号線沿いのレストランに到着し立ち会ってもらい何秒だろうか・・・まあ4月1日なので、言わせてもらいました。
実はどの現場も結構一杯一杯なんですよ。
50%50%とは言わないけど、そんなに余裕はない。
ダイハツは割とシリンダーが素直な感じだけど、先日やった比較的新しいムーブはピッキングで開かなかった。
凹んでいても仕方がないので他のやり方で開けられたのだが、現場仕事は100%断言できるとは限らない。
かなり昔になるけど日産マーチで楽勝!とか思って行ってみたら、シリンダー内部のタンブラーのスプリングが伸びて出てきていたなんてこともあったり、色々です。
そんなことより気になってたのが、この並びにできたレストランで「やよい」ってあるんですが、それってバンコクの系列店なのかな?
字体が同じなので多分そうなんだろうけど、5年前にタイのバンコクでタイ人の友人がディナーに招待してくれたのが「やよい」でした。
バンコク到着二日目の夜だったので、別に和食が恋しいわけではないけど、メニューに並んだ和食メニューに安堵したものです。
確かバンコク日本人商工会議所に寄って、マクドナルドで待ち合わせてから少し歩いてショッピングセンターのテナントで入ってました。
結局私はザルそばしか食べなかったのですが・・・。(蒸し暑くて食欲なかったもので)
今度立ち寄ってみよう。
バンコクに観光で行かれた方は割と日本食はブームで出店してる店も多いです。
ただ食材は日本と違うので全く同じではないし、特にチャイナ・台湾・朝鮮人オーナーの和食店はかなりいい加減です。
それでもタイではお客が来るので引っかからないように。
「やよい」も滅茶苦茶美味いわけではないけど、割と安心して食べられると思います。
価格は・・・まあ現地価格の割には高いけど、日本からの観光客の単価としては普通です。
BTSのサイアム駅から少し歩いたかな?多分地図無しでは行けません。
ちなみに私は屋台で食べるタイのラーメンが大好きです。
クイッティアオって言うのかな?ベトナムのフォーのような麺です。
一昨年行ったバンコクはちょっと値段が上がっていて65バーツ(200円)取られた。一番安かったのは35バーツ(100円)くらいで食べたかも。
2017.03.20
BMW 760Li インロックTurbodecoder開錠(沼津市)
2016年登録のBMWのインロックという情報だけの入電であった。
恐らく売れ筋の3シリーズかな?・・・ならばFシリーズか!と思って現場へ。
久々にHU100R用のTurbodecoderなので、頭の中で使い方を整理する。さあ、ちゃんと開いてくれるかな?
あれ?止まってたのは760だった。
デカBMWってヤツでした。
ただ先入観って怖いもので2016年車なのでHU100Rかと思い込み、Turbodecoderを用意した。
そこで初めて目にしたのがリムジン用のシリンダーでした。
ブルガリアに行った時にLucky locksで見たのが初めてで、こりゃピッキングは難しいという感じの表面が斜めになってるシリンダー。
さてTurbodecoderを装着しようとしたら、入らない!
鍵穴もHU100Rと言う割には縦長な感じなのだ。
気まぐれのピッキングでもしてみようかな・・・とテンションを掛けてみた。
鍵穴も深くなく難なくテンションは掛かるものと思えば、この斜めな角度のお陰で掛かり方も斜め。
少しピッキングを試みたけど、一番手前の上側のタンブラーが見事に上側のテンションの先に隠れてピックしづらいのと、テンションが斜めなので目線も斜めになってしまい、とてもできたものではない。
しかし、気持ちに余裕があったのは、この車、エンジンが掛かってるのだ。
ただプロとしてはなんとか鍵穴で・・・と思って、何かをひらめいたようにTurbodecoder付属のテスターキーを差し込んでみた。。。刺さった。
・・・ということは、カギ穴は・・・HU92?
BMWシリーズのテスターキーはHU100Rの物もHU92のブランクで作ってあり、刺さらなければHU100Rというテスターなのだ。
刺さればそれでオリエンテーションの向きを調べれば良い。
TurbodecoderをHU92用にチェンジして作業再開。
久々なので何回かやり直すかな・・・と思ったら1発で開錠成功。
ってかポンプのやり方を少し変えてやったせいなのか、確度が高くなったような。。。
テンションの感覚が手に伝わりながら、ポンプの重さを実感して開くので凄く実感的な感じでした。
ちなみにTurbodecoder(キーなど)の挿入確度はこんな感じなのでテンションを掛けると上から見下ろす感じになってしまいます。
そういえば、最近引き合い無いなあ。
少し売り歩かないと。
お問い合わせは是非ノウハウや実績、製造元とのパイプがある弊社へ。(歩きながら考えてますが)
まあ、ここまで公開してるのは自信の表れなんですけどね。
ちなみに写真のTurbodecoderは撮影用に少し手前に引いてます。
あと撮影した車両はお客さんに撮影と公開の許可を取っております。
2017.03.06
フォルクスワーゲンPOLO Turbodecoder開錠(東伊豆町)
夜になっての外車の内溝開錠はやはり気持ち良い物じゃない。
おまけに今夜は風が強い。
寒さはさほどではないのだが、海のそばだと底冷えがする。
さらに、どうも体の調子が良くない。寝不足かな?花粉症対策のマスクで吐いた息が目に掛かると眠さを増幅する。
信号で停車して花粉で目がショボショボするからと目を閉じると、瞬間眠りに落ちる。
テンション低い。。。
2時間弱、約65km先の現場に向かうと、足が重い・・・エコノミー症候群か?
街灯も無く周囲は真っ暗で海からの風が強く当たる。
フィリップピックで簡単に開けばなあ・・・とシリンダーに差し込むがそうは問屋が卸さない。
POLOもゴルフも共通シリンダーなのだが何故かPOLOの方が開きにくい気がする。
最終的に開くのだが、少し時間が掛かってる気がする。
それでも仕方がない、じっくりやるかとしゃがんでピッキングをするか。
・・・と鍵穴を覗けば・・・右に2本の後に左に・・・これって2/6generationかな?初年度登録は2010年。
LISHIも一度も使って中いなあと思いつつもTurbodecoder登場。
トウーランで楽勝だったけど今回は?
手応えがしっかり来る。
30秒程度だろうか?一旦施錠方向に回り、逆転させて開錠。
毎度の事、再セットすることなく開くと、少し拍子抜けするが、やはり工具としてはなかなか凄い。
疲労感が全く違う。
ようやく開いたなんてケースだと結構体力つかってたりするのだが、Turbodeocderはこんな体調の悪い時でもなんとかなるもの。
よく言われる値段だが、そろそろ元が取れてくる頃かも。
お客さんもこんなんで開くんだとは毎度の弁。
弊社で輸入販売を行っております。
是非お求めください(業販のみです)。
2017.03.02
フォードリンカーン インロック開錠 (静岡市)
時事ネタだが、アメリカのトランプ大統領が日本でアメ車が売れないのは云々・・・という選挙時の演説は日本の自動車経済界だけでなく為替や株価をも揺さぶった。
是非コレをトランプ大統領に目を通してもらいたいものだ。
リンカーンのインロック開錠に行ったのだが、インロックした原因がドアロックのリモコンの電池が切れたため、ロックボタンを手押しでやったらしい。
お客さんも早くリモコンの電池を入れ替えたいと訴えていたが、「どこへ行けば良いんですかね?」という質問。
ついいつもの口癖でディーラーで・・・と言いかけて言葉を止めた。
そう、フォードのディーラー網は日本から撤退してしまったのだ。
近所にもつい何年か前にフォードの看板を掛けた自動車屋さんができた。
その前がホンダだったのだが・・・1度仕事で寄ったことがあったので記憶に鮮明だった。
ホンダの時は何度か呼んで仕事をくれたが、フォードになってからは一度だけだった。
ちなみに先日店の前を通ったら入居者募集になっていた。
そもそも売っている店がないのだから、そもそも売れるはずがない。
車齢もまだ古いとは言えない2007年製。
これからの整備などはどうするのだろうか?
とりあえずリモコンは自分でやってみるそうだ。
失敗して割らないように。。。
2017.02.22
お!テサロジャパンもターボデコーダーを!!!
テサロジャパンのFacebookのタイムラインにTurbodecoderの販売案内が書かれていた。
まあ扱ってる・・・というか、扱い方が分からず1年間在庫しちゃったヤツだと思うけど。
どうやらマニュアルを手に入れたか?いきなりYoutubeを前面にPR・・・って、オリジナルじゃなく解説してるのは私が毎度取引しているLuckylocksのダニエル氏だ。
彼は動作手順をYoutubeにアップしているが、残念ながらそれで全てが伝われば苦労はないし、私もブルガリアまでは行ってない。
更に文言には少し失望した。
「Youtubeの偽物ではなく、正規品です」
ただの一言だし、特に何かを指定している訳ではないが、Youtubeに日本語で出しているのはウチくらいだ。
流石に相手の足を引っぱる文言はアンフェアだなあ。。。
大体の流れは理解できた。
テサロジャパンがLuckylocksに接触したとは考えられない。
せいぜいELFを通じてYoutube内のマニュアルの存在を知って、シェアして自分のタイムラインに流したという所だろう。
ちなみにテサロジャパンが貶めたいYoutubeの偽物と主張している物は
コレです!
www.turbodecoder.com
を検索してください!ってか、呆れてしまう。
テサロジャパンには非公式で協力し合おうかと打診したのだが、届かなかったのかそれとも独り占めしたかったのかこのザマだ。
ちゃんと扱えてないのに販売したら困惑するのは購入したお客さんだ。
どれだけまとめて仕入れるのかは分からないが、直販ならそれなり価格競争には自信がある。
ただね~単品だと銀行諸費が個別に掛かるんだよね。
どこかの問屋で展示会でもやれたらまとめて仕入れられるので、本当に原価で販売できるんだが。
ただ購入するお客さんにはよく比較して欲しいな。
やはり商売なので、相手を偽物とか言い合いたくはないので、損得や付き合いを含めて比較してほしい。
ただアリババに出てるのは明らかに偽物だよ。
テサロジャパンの扱ってるのはウチのと同等品です。
製造してるところが同じ。
ただアフターができるかどうか・・・の差だと思う。
今、単品でLuckylocksは648ユーロで販売してるけど、ELFもその値段で売れるでしょう。となると、そこにいくら加算するんだろうか?
とりあえず弊社もその値段で売れますが、現在はそこに銀行手数料を実費で上乗せしてます。
修理も部品があれば自前で行えますし、最悪は製造国のブルガリアに送るルートのノウハウもあります(散々苦労したので)。
Turbodecoderはやはり無理掛けると壊れますね。
HU100Rはセットアップ時にピンが折れたし、HU64は押し込んだ際にゲートが広がって無理が掛かって折れたし・・・。
精密品と割り切って、折れたり破損したら直す(この辺もヨーロッパらしい)、そんな気持ちでやらないと扱えないかも。
もちろん、弊社で買っていただいた分はその辺はベストでやらせていただきます。
2017.02.20
技研 トイレ錠 開錠 (清川村)
トイレのドアが勝手に施錠された。
時々入って来る案件だ。
ただね~場所が清川村って・・・神奈川県。伊勢原から北上したあたりの山間の村だ。
正直、行ったことがない。
しかし、仕事だから行くか。
玄関でもないし、また家にトイレが複数あるようなので急ぎではないらしいからノンビリと。
まだ付近は昨日の雪が残って、ある意味新鮮な気分。
今年は伊豆方面、殆ど雪に遭遇しない。
確かに舞った程度の雪や道端の雪はあったが、融雪の水で車が汚れるほどでもない。
さて現場でお客さんが奮闘した跡が伺えた。
外側のドアノブがビスで留まってるから外してみたようだ。
これもよくあること、外しても何も解決しません。
写真は既に開錠?後で、ラッチも取り外した状態です。
もっともラッチを外すにはドアノブも外さなくてはなりませんが。
ほぼ間違いなくこういうケースはラッチの破損と考えて間違いない。
あとはラッチの中のアームが折れて完全に頭が出てしまってると少し面倒だけど、普通はノブが回らない程度なので、薄い板などでラッチの頭をひっこめられれば開けることは簡単にできる。
あとはラッチを同サイズに交換すれば良いのだ。
簡単な仕事だが、やはり普通は錠の前に手も足も出なくなるというのが普通だろう。
2017.02.20
キーレックスミニ 修理 (下田市)
入電時は暗証番号式の錠が不具合とだけ入電となる。
暗証番号式・・・となると、想像するのが常時電源の物、そして近年では電池式の物、更に補助錠で使われている機械式の物。
常時電源となると家庭用電源から電源を引くので電気工事が伴い、店舗や金融機関など主に業務用で使われてる。
昨今家庭用に電池式が使われ始めて久しい。
タッチパネルの液晶化などで消費電力が少なくなり量産とIT錠のイメージで普及が進んだ。
そして、簡易式の機械式がある。これは店舗内の間仕切りなどで何度か採用して取り付けたことがあるが、住宅によっては玄関にも用いてる人もいる。
さて。弊社の取引のある住宅管理会社では下の2種類を採用している物件がかなりある。
リリース当時はなかなか効率的で良い物であったが、ブームから10年ほど、こうした物にも劣化が出てきている。
電池式はまたの機会に譲るとして機械式の作業だ。
よくあるのが施錠ができなくなったというもの。
実物を外してみると開錠方向に回ったハンドルが施錠がわに戻らなくなってしまうのだ。
困ったことに大きく部品が欠損してたりはしないのだ。
結局は分解して戻してあげるとその後問題となる症状が出てこない。
ただ酷いケースだと何ヶ月かすたらまた同じパターンで不具合を起こしたこともあった。
この錠の特徴は機械式ゆえに、入力する数字の順序を変えても問題ないことだ。
1.2,3,4を2.4.3.1にしても認証してしまう。
不動産屋でこの錠を使ってる物件も結構見る。
カギを入居者に渡す必要が無いから、管理が非常に楽なのだ。
ただ、シリンダー錠のような長期間の使用はあまり向かないような気がする。そこまでの強度があるのかが疑問。
しかし、消耗品とするには・・・。
ただ、こうしたトラブルはよく直面する。
2017.02.12
キー折れ キー抜き (静岡市)
分譲マンションの管理案件で静岡まで出張!
てっきり全額管理会社請求かと思えば、一部入居者負担というからややこしい。
しかも入居者は30分を越える特殊な作業と思っていたらしい・・・もっとも30分くらい掛かったのだが、まあいっか。
結局超過分なしで定額しかもらえず少し不満が残った。
ドナーはコレ。
折れた破片は根元からではなく先端の少しだったためにシリンダーをバラさないと取れなかったので、分解祭り。
しかし、キツイなあ・・・この頃。
蛍光灯の明かりでは十分に細かな物が見えなくなってきたこの頃。
時々目をつぶって作業してたりして・・・明かりもいらないじゃん。
確かに夜間作業ばかりやってた頃はかなり明るい蛍光灯を装着していた。正面に60W、左右に10Wずつ×2個。
今はその時の10Wの小さな蛍光灯をそのまま使っている・・・なんだかんだ20年だ。
夜間に細かな作業をすることも減ったせいもあるが、やはり10Wじゃ暗い。
早めに明るいのに交換しよう。
昨今流行のLEDはやっぱり駄目だな。
眩しいけど明るくない。
あまり光の表示に詳しくないがルクスだったのがルーメンになったり、単純に比較できないのでなんとも。
実はこの後に自動車のインロックが入っていたので、少し焦ってました。
またその場所が辺鄙な山の中・・・。