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2014.01.08
南京錠 (沼津市)
南京錠の開錠はよくある案件ですが、鍵は分解できないので作ってません。
そんなわけで紛失した場合で、お客さんに交換用の南京錠を揃えてもらえる場合は面倒なので時々破壊してしまいます。
今回の案件は鍵はもちろん紛失してまって無いのですが、錆がひどいのです。
執行で行ったので、物置とはいえまず現況調査で開けて、そして壊すことなく閉めなくてはいけないのですが、仮にタンブラーを揃えて開錠状態にしても開かないほど錆びが酷い。
固着間違いなく開かないでしょう、それどころかいじってるうちに金属部分がボロボロとこぼれて無くなってしまいそうです。
どれくらい使わずに放置したのかは分かりませんが。
現況調査では開錠不可でした。
そして、1ヶ月後に断行となり、開かない錠は破壊してでも開けて交換してしまい、債権者の支配が及ばないようにします。
さてこの南京錠も何のためらいも無く、壊せます。
いや壊すなんて大げさな、少し力を入れれば錆びでポッキリ折れそう・・・ここは楽しんで破壊しましょう。一気にサンダーで切るなんてもったいない。
団地の倉庫で、構造上倉庫の手前まで作業車を入れられなくて、延長コードを伸ばさなくては電動工具は使えません。
それじゃ、金ノコで・・・どうせボロボロなのですぐ切れちゃうでしょう。
こりゃ楽しみ。
そう思って見てみたら・・・あれ?既に切られてました。
誰が?????
債権者が前日金ノコで切ったそうです。
新品であれば結構手間が掛るでしょうが、錆び錆びの状態でしたので、きっと歯が進んで楽しかったのではないでしょうか?
肩透かしでちょっとがっくり。
取り換え用の南京錠は申立人の方で用意されてるので、私はこの件では仕事無し。
力んで?みたのに残念。。。まあこんなもんでしょ。
今回は、団地の玄関錠のシリンダー交換のみで完了。
少し物足りないような、それでいて破壊からやらされれば、面倒臭いと思ってしまうような・・・でも仕事はあったほうが良いです。