ブログ
2020.02.21
サムターンの不具合で開錠できず (静岡県三島市)
このサムターンを見るたびに、ここまでしなくても・・・と思う。
サムターンとは錠の主に室内側に取りつけられることが多い、いわゆるツマミである。
逆に室外側にはキーによって開錠するシリンダーが付く。
もちろん建具の用途によっては両側シリンダーや両側サムターンなども存在するが一般的に賃貸住宅では上記のような組み合わせとなる。
そのサムターンの不具合で開錠できずに外出できないと言うトラブル。
想像するのはサムターンの先端が摩耗して空転してしまってる状態くらいだ。
ただ今回は違った。
室内には入居者がいるので新聞受けから鍵を受け取り外側から開錠。
ちなみに画像が現場のサムターンで、この状態で左右に回しても空転する防犯構造のサムターンである。
作動させるのは灰色のボタンを指先でつまんで手前に黒いハンドルを引くとクラッチがかみ合い、ケースロックを回す構造なのだが、今回はまずこのボタンが引っ込まないのでハンドルを手前に引けなくなっていたのだ。
このサムターンは分解構造ではあるが、今回はハウスサポートの対応で修理は別料金なため施工せず。
一応純正サムターン(中古品)をいくつか持ってきたのだ。純正サムターンの摩耗に寄る空転なら交換しても良いが、防犯サムターンとなると管理会社で手配してもらわないと。
それにしても、確かにサムターン開錠なんていう犯罪の手法が流行ったが、ここまでやる必要があるのかな?
経年すればプラ製品は劣化してトラブル起こすものなのに。
原因は劣化かどうかは分解してないので不明だが・・・。