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2022年07月
2022.07.22
メルセデスベンツ Cクラス 開錠 (清水町)
メルセデスベンツの鍵開けはまあまあやってる方だと思った。
つい先日も今年登録のモデルのインロック開錠をしてきたばかり。
こちらも型的には新しい部類らしいが、初年度登録からは何年か経った物らしい。
最近のベンツの鍵穴はシリンダーをすっぽりフルカバーをしてあり、カバー下の穴にキーを差し込んで少し捻じる力を加えるとカバーが外れる物ばかりで、それしかないと思っていた。
ところがこれナニ?
当然下に穴があるものと覗き込んだが無い。
ドアハンドルを手前に引っ張り、いつも突起に引っかかってる爪が確認できるのだが、これは・・・無い。
SAABなんかにあった左側が助手席であっても鍵穴があるってそれか?と思うが左側ドアは更にノッペリ。
試しにマイナスになってる溝にドライバーを軽く当てて回したらキャップだったようで、取れたら鍵穴とご対面。
やっぱり鍵穴もマイナスのホリゾンタル。
先日Turbodecoderも壊してしまったし、調子良いLISHIの初期型もテンションの修理に失敗しイマイチ信用できない。
選択肢の少ない中2in1で開錠を試みた。
写真は開錠後だがロックボタンが上がってるように今日は割とスムーズに開いた。
今回は鍵穴探しで右往左往となった日でした。
2022.07.15
TOSTEM引戸シリンダー注文 (伊豆の国市)
なんとか部品発注までたどりつけたけど、本当にメーカーをこんなに腹立たしく思い、怒りをぶつけたのは久々。
鍵を紛失したというので用心のためシリンダー交換したいという依頼が来たのですが、引戸サッシが最近主流のサッシメーカーの物。
毎度のことなので、品番の書かれたシールが貼ってあるので、そこから部品を割りだそうと安易に考えてました。
サッシメーカーやハウスメーカーの鍵はオリジナルというわけではなく、シリンダーの中心の鍵穴こそ錠前メーカーの物ですがその取り付けや外筒はオリジナルの物があり、時に汎用的に装着できず専用部品が必要になってりましす。ほんのわずかな誤差のよう外寸の違いで付かなかったり、腹立ちものです。
なので変な抵抗はせずに専用部品で取寄せれば取り付けに悶々とすることもないのです。
でも今回の部品はその調達までがクソ!
主取引先の問屋経由では部品価格も高くなるし時間も掛かるのでネットで探すこの頃、意外と安価で入手できるのですが、この部品については掲載なし。
ようやくたどり着いたネットECサイトの大手に掲載されてた鍵屋さんに問い合わせたところ、通り一辺倒な回答でいまだに納期などきちんと説明もなしでだんまり。
評価コメントなどでは良いこと書いてあるんですが、在庫品についてなのか、自筆自賛なのか?
まあ在庫してればなんとでもなるしなあ。
そうした安値販売では結局拉致明かず、メーカー系の部品購入サイトに問い合わせたところ、やはり掲載してないようです。理由として取り付けに専門知識が必要とのことで取り扱い店で工事込で受注する形態のようだ。
ウチ専門業者なんだけどなあ。TOSTEMと契約してないけど。
従って販売ルートもサッシやガラスのTOSTEM商品取り扱い店経由となるがそれがどこなのか、そもそも取寄せできるのかもアドバイスもらえない状態でさすがに苛立ちマックス!
最終的にTOSTEM取り扱い店というネットで販売業者を見つけて直に電話してみて調達できたのだが。
半日掛かりであった。
ほんとうにたかが鍵交換なのに面倒くさい。
ちなみにTOSTEM商品のこのお値段メチャ高いです。
失くしました。気軽に交換!とは言えないですね。
もちろんお客さんには了解もらってますが、実害出てないなら止めるのも一手とまで言わせしめる値段。
内筒部分だけ安く仕入れられる物で対応しようかとも思ったけど、任せると言われつつそっくり新品に交換することになりました。
2022.07.15
メルセデスベンツCLA、BMW 320iインロック開錠(沼津市)
久々に外車二連続。
コロナ以後・・・いやまだ継続中ですが・・・やってきたのがプーチン戦争で燃料高騰。
そのせいか燃費の悪い外車が乗り控えられてた感じでした。
そこに来て、ベンツとBMWという外車の代名詞のような車両のインロック。
Turbodecoderも久々の活躍のはずでした。
ベンツのHU64は普段LISHIの工具を使ってますが、かなり以前トランクオープンする際に、テンションを曲げてしまい、無理無理使ってましたが先日修理したところちょっとした間隔が狂ってしまったようです。
新しい2in1もあるのですが、旧来の方が開錠確率(ほぼ100%)が高いので好んで使ってました。
2in1も先日現場初デビューし、辛くも開けたのですが今回は新車ということもあり、鍵穴はホリゾンタルタイプで開けずらく新旧交代したものの、上手くできず。もちろん、この壊れたLISHIでのホリゾンタルも実績はあるのですが、無理せずTurbodecoderに頼った所、やっちまいました。
破損を気にしてそんなにテンションを掛けたつもりはなかったけど、3度目くらいで抜こうとしたら引っかかったと思ったら案の定ブレードが折れて鍵穴に止まってしまいました。
鍵抜きで四苦八苦するより答えは明確で、シリンダー交換。
まずはドアを開けて後部座席の鍵を取れるように。
これで日常的に使えますがエマージェンシーキーは使えないので後日ディーラーで部品交換してもらうことに。
お客さん的には出先だったので乗れるようになったのでまずは良かったようです。
夕方ヤナセから電話があり、入庫の段取り。。。自分がしたこととはいえ凹みます。
その夕方にBMW320iのゴルフ場でのインロック。
そもそもゴルフ場に人が訪れるようになれば、また賑わいも戻るのでしょうね。
ここでもTurbodecoderの登場。
しかも10年選手のエボリューションモデル。
まだ活躍してますが、ピンの軽さを感じるので新品のアドバンスモデルもスペアで持って行きました。
HU92はもう古い型の部品とはいえ、個体差があり何度か泣かされましたので緊張します。
今回も3回くらいリセットして開錠。
結果が得られたのは良かったけど、やはり先に作業したベンツは凹むなあ。
2022.07.05
レクサスLS インロック開錠 (箱根町)
レクサスLS(400?)のインロック。
先ほど公開したポルシェと比べるとこの辺が散歩気分なほど記事性は低いかもしれないが、それでも日本を代表するレクサスの鍵開けだ。
こちらも一見すると鍵穴が無い!
でもハンドルと一体になっておらず、しかも下側には何やらの穴。
まるで試験問題に回答が書いてある気分だ。
本来はこの下側の穴にメカニカルキーを差し込むとカバーが外れるのだがインロックとなると同型のブランクキーなどで代用を果たすしかないが今回は指先で外れた。
登場時は色々思うこともあったが今となっては模範的な構造と言いたくなる。
作業する可能性があることを前提にした作りと言いたいほどだ。
鍵はいわゆるレクサスキーとも言われるが本家のトヨタ車でも使われてる。
非常に素直で抵抗しないシリンダーとでも言おうか。従来の内溝キーと言われたTOY48がクソに思えてしまう。
更に登場時は恐れられたTOY40については出来損ないと言いたくもなる。
でも縁が無くてこのキーを合鍵含めて作ったことはない。
この手のデザインが古めかしくなってしまった昨今、仕事もやり難くなったものだと痛感。
2022.07.05
ポルシェ マカン インロック開錠(伊東市)
実は作業後の写真。
なかなか作業前や作業中の撮影ができない。
というのもエンジンが稼働中でガソリンがかなり空になってるというので、開錠とガソリン給油の依頼だったのだが、昨今の諸事情でガソリン給油がなかなかできないのだ。
ガソリンスタンドの店によっては専用の携行缶であっても消防法で販売を拒絶する店が多い。
もちろん農機具類などへの給油は時に混合なども作らなきゃならないので販売してくれる店舗もあるだろうが、少なくとも弊社周辺は系列店であるせいか、携行缶への給油販売は禁止されてる。昔は競技用のオートバイに給油したりもしたが今は自走しない車両への給油もNGなようだ。
それなら売ってくれる店を探して来い!・・・しかし、それはこちらの仕事じゃない・・・と思ってる。
それでも本職のみの依頼。
しかし本職と言えるのか?最近のドイツ車は鍵穴が無い。
いやあるのだが見た目には無い。
このポルシェもよくあるドアハンドルの一部がカバーになっていて、それを外せば鍵穴が鎮座する物ではなく、ハンドルが一体になってる。
BMWのX3などもそうなってるが、こちらは従来の鍵穴の位置にメクラ蓋があり、それを外すと鍵穴があるのだが、奥まっていて作業は簡単ではない。
メルセデス、ワーゲンやアウディはカバーはされてるが、外せば真正面に向いて鍵穴がありなかなか親切な構造なのだ。
結局最後まで鍵穴の位置が分からず・・・と言うかエンジン掛かった状態だしガソリン給油の依頼があるくらいなので急ぎで開けた。
インロックしたキーホルダーにはエマージェンシーキーが付属してるがお客さんもどこに鍵穴があるかは知ら無いようだ。
作業も終わったのでじっくり探索すれば、ドアハンドルを引くとプラスチックの突起がありそれを下側に引き抜くと鍵穴があるのだが・・・これも結構奥まっており、テンションを掛けるには厳しい。なによりハンドルを引いたままにしないとならない。
真正面向いていても厳しい作業が更にというかほぼ不可能と言いたくなる鍵穴。
メーカーは何かの時のことを考えてないのかな?
こんなところに意地悪しても首絞めるのはユーザーなんだけど。
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