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2023.11.08
トヨタダイナアーバンサポート インロック開錠(富士宮市)
日曜日の夜の入電。
既に落ち着いた気分でいたのだが、「アーバンサポートのインロックです!」とまた知らない車の入電。
アーバンサポート?。。。外車だろうなあ。
ちなみにメーカー不明、年式が2004年。
しばらくして、ダイナアーバンサポートと名称が変わった。
あ~ダイナ、トヨタダイナかな?
最近は新車の名称に認識が追いつかないし、平行輸入などで色々外車も入っているだけにまたそのあたりかと思った。
これでチャイナ車や韓国車が加わるとグチャグチャかも。しかし、いまだにこの両国の車両に当たったことはない。
マスコミいわく、若者に人気らしいのだが。
一応ネットで検索したらダイナといえどもトラックやそれを元にしたキャンピングカーなどの改造車ではない。
宅急便の配達で使われていた背の高い配達車と言えば分かりやすいだろうか。
その荷室をキッチンカーに改造した物らしい。
既にJAFが対応していたがギブアップの案件。
2004年製だとシリンダーはM382でも初期の8ピンでハーフタンブラーの入ったものだろう。
これをピッキングで開錠する治具は販売されてたが、既に現行の10ピン主流で需要がないので揃えていない。
GMのサイドバー同様時々ある。
GMは古いコルベットなどのインロックがあるが、弊社では無理。ロッドでの開錠もボディ形状からできない。
初期のM382の車体は鍵穴が無理でもロッドで開くので今更の需要なのだ。
しかし、今回は・・・現場で実車を確認。
運転席側から先の作業者が作業した跡が伺えた。ドアの内部にロッドを入れたのだろうか、ガラスが汚れていた。
宅急便の配達車を開けた時も少し難儀した記憶があった。
キーを持たないと自動施錠されてしまう設定にされていたのもあったが、一番は開けられる場所が無かった。
後部のドアを煽った記憶があるようなないような・・・当時の作業が思いだせない。
ただ今回は荷室を開けても運転席と仕切られて解決にはならない。
じっくり見渡せば・・・弱点見つけた!
助手席の窓ガラス!
スライド式になっており、押せば少し歪む。そこからロットを侵入させロックボタンを開錠。
先の作業に比べて呆気ない解決に持ち主も驚いていた。
もちろん開錠方法にこの車に適したマニュアルがあるわけじゃなく、現場見ての解決。
自分もこんな開け方をするとは思いもせず。
ドライバーは30~40代の女性。
イベントで仕事しての帰りなのかな?
一人でキッチンカーやってるのかな?
余計なことを考えてしまったが、仕事する女性、いいね!