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2020.01.04
クライスラージープチェロキー インロック開錠 (静岡県沼津市)
ヤバかった!
着信が3時半。
まだ正月三が日、何の疑いも無く爆睡していたが、就寝したのは2時頃だったので結構眠りは深かったはず。
着信を無視したいところだが昨年は特に後半は仕事量も減り、当然売上にも響き、挙句に作業車までも事故を起こしたので踏ん張ってでも仕事をしなくちゃいけない。
電話を取った。。。いやいや取らせてもらった(笑)。
暖地の沼津とは言え正月の夜は結構冷え込んでいたし、睡魔もかなり強かった。
着替えなど時間を多めに取って、現着まで40分を提示。
布団で少し温まって出かけようとしたら気づかぬうちに二度寝・・・したつもりはなく、踏ん張って起きた気でいたら、到着催促の電話が入った。
現着40分と言ったつもりなのに・・・と時計を改めて見たら、既に1時間が経過していた。どうやら二度寝してしまったようだ。
起きなくちゃという気持ちは残りながら、一瞬意識が途切れていたあの瞬間、きっと寝落ちしたんだろうなあ。
現場には30分遅れ着となってしまった。
もしあの時に少しでも気概が欠けていたら完全に寝過ごしたかもしれない。
凍てつく洗車場が現場、クライスラーのシリンダーは割と開く方だが、20年前はこの角ばったチェエロキーはブームでよくインロックが入った。開けにくかった物もあったのは未熟だったのか少し予防線をはって気張ってしまう。
それも昔話か、開錠まで時間は掛からず作業終了できたのはお客さんへのせめてもの償いだ。
これで帰って寝れば良い・・・と思われるかもしれないが、一旦目覚めたアタマはなかなか睡眠状態にはならないし、冬だと露出した顔は冷え切り、指先や間接、胃袋も冷えるとそう簡単には寝付けないのだ。
2020.01.04
クライスラージープチェロキー インロック開錠 (静岡県沼津市)
ここにエントリー本文を書きます。
2019.12.30
本人確認って何なの? (静岡県三島市)
建物の鍵無し開錠作業時は必ず作業前に本人確認をさせてもらっている。
弊社は割とその規準は厳しい方だと思われる。
弊社規準は公的機関の発行する写真付き証明書(例 運転免許証、住基カードなど)で依頼主の名前、現場住所の一致を大原則としているが、アパートなどで住民票を変えてないケースは珍しくないため、部屋に届いている郵便物の名前と現場住所の一致があれば着手をする。
特に年配の方などは証明書の無いケースもあり、家主や近所の人の証言を元に住人であることが確認できれば着手をする。
それさえも無い場合は公的立場の第三者(要は警察官)の立会を要求する。
緩い様でもなかなか厳しいらしく、「他の業者はそんなこと言わなかった」とはよく言われる。
中でも厄介なのがセカンドハウスだ。当然住民票は移動してないため、免許証を見せられても何の証明にもならない。それでもなんとかその物件を使用していて、屋内に入る権限があることを証明してもらおうと思案するが、やはり一番森羅卯できるのは契約書で、契約者本人であることだ。
友人の別荘を借りてとか、別荘地の管理人さんがいるからとなると、どれだけ信頼できるか怪しいものになってしまう。
今日の現場もアパートの鍵を紛失したという外国人留学生が依頼主であった。
ハウスサポートでの入電では警察官立会での作業のはずであったが、案の定警察官はおらず依頼者のみ現場で合流となった。
警察は民事不介入の原則があり、鍵を無くしたから現場に立ち会って・・・というのは動いてくれない。事件の可能性や人身に関わることなら立ち会ってももらえる。
それはこれまでも経験してきたことで、このハウスサポートには何度か開錠に関する規準を改めるように言ってあった。
今回、依頼者はパスポート、在留カード、学生証、そして物件の契約書を所持し、抵抗なく提示した。
パスポートで顔写真、名前、在留カードでは写真、名前、滞在先住所、学生証でも写真と名前、そして契約書で名前と住所が確認できる。書類での名前が同じなら疑う余地はないし、仮にどれかが偽造であっても善意の第三者に身を置ける。
もし弊社の請け負いなら、全く作業に当たって問題は無いのだ。
残念ながらハウスサポートでの社内規準で3つ以上の書類で本人確認の場合は警察官の立会という規則なので、今回のケースは作業不可となる。
正直納得できなかった。
もし、自分が留学でも旅行でも、海外にアパートを借りて鍵を紛失してしまった時にこの部屋の使用をどんな書類で証明するのかを考えると、今回のお客さんはまさにパーフェクトなほど書類を揃えていたと思うし、自分でもそこまでやれるか・・・それが認められないと言われたら、かなり気持ちは荒れるだろうなあ。
でも、規準は納得いかなくても無償サポートの適用規準を決めているのは僕ではないし、もちろんお客さんでもない。証明でいることではなく必要条件を満たすことでないとこのサービス対象にならない。
外国人のお客さんがどこまで納得できたのかは分からないが僕は全く納得できなかった。
それならやっちまえ!としたいのだが、元請けと感情はここでは分けた。
冷静になって事情を説明した。
サポートを介さずに現金売上で作業をするのも一案なのだが、錠前はケイデンのカードキー。某大手のアパート管理会社でも使っているが個別のアパートと仕様が違うようだ。個別のアパートで認証不良はあまり聞かない。実際成功確率は少ないが、ダミーのカードを入れたところ、反応が明らかに違っていた。
結局は開錠に成功せず。
お客さんの判断で鍵を壊すのではなく、ガラスを割って入室した。
この件は翌日報告する際に、規準について納得いかないことを改めて話をさせてもらった。契約書を持っていながら何故?
残念ながら一つの意見として上げてもらうしか、今手段は無い。
2019.12.23
キーレックス修理 (静岡県南伊豆町)
修理依頼書には乾電池確認の有無が書かれていたのでてっきりキーレックスに電池式のテンキー錠が登場したのかと思い、まずは電圧計などを準備した。
実は先日事故で作業車を修理待ち状態にしてしまい、目下代車でレンタカーに乗っている。しかも乗用車、コンパクトカーだ。
そんなので仕事になるの?と言われるが、やらねばならぬ。
自動車のインロックならできるが、こんな時に限って錠前の修理。やはり作業台でやりたいものだ。
場所は南伊豆、沼津からは80km超なのだが、そこに仕事があれば行くし、こういうのをやるロックスミスは近隣にいないだろう。
ちょっとしたドライブだが、やはりコンパクトカー、近所を走るのは小型で良いが、峠を越えて80km走るとそれだけで疲れる。もっともハイエースでも疲れるか。
とりあえず依頼者の住人は屋内に入れているから気が楽だ。
押しボタンを押しても反応しなかったのだそうだが、同居する人が屋内に居て開錠は問題なかったそうだ。
現場について故障している現物を見れば案の定、電池式ではなく機械式であった。
本体表面が塗装が剥げ、粉を噴いたような状態だが、この辺は気にしない。
正規の番号を入力してもやはり開錠になりハンドルが回せるはずだが、動かなかった。
なぜか?
プリント基板相手ではなく機械式なのでバラせばなんとかなる・・・かも。
とりあえず潤滑スプレーで動きを軽くしたがダメだったが、これで復旧するケースも過去にあった。

既にビスを外した状態だが、ここからは注意が必要。
このバックプレートを外すと各ボタン後ろのスプリングが向き出しになる。これが気ままでちょっと邪魔。うかつに力を加えると、中にあるギロチンのようなハンドルと連動したプレートがあり、それを下がわに押さえつけてるスプリングが逃げ出し、ギロチンプレートを斜めに押し出すと先ほどのボタン後ろのスプリングが弾き出される。全部で13個ある。
実はやっちまった。
慎重にやってたつもりが、2個のスプリングが行方不明。
だから作業台が欲しいのだ。
この画像は代車ヴィッツのハッチを開けた状態。ご覧の通り荷物が詰まってる。飛び出たスプリングはそんなに小さくないのだが、探すのは一苦労。
結局、原因は押しこまれたボタンが正しくてもギロチンプレートの穴が素直にボタンの切り欠きを通過せず引っかかる。つまりは認証番号が合っても開錠とならないのだ。
なんとか強引にやってもダメ、ボタンの角度を調整してもダメ。
どうも上下で閉め具合が違ってしまってるのか、下側のビス2本を締め込むとダメなので、一旦締めたあとに微妙に少し緩めると中のギロチンプレートが逃げるわずかなアソビができるのか正常に動くようになった。
使用での摩耗などもあるのかもしれない、そうであれば家主さんに交換してもらうしかない。
まずは正常に作動するので現状で様子を見てもらうことにした。
2019.12.19
テンキー錠が反応しない (静岡県静岡市)
静岡市からの仕事、久しぶり。
続く時は続くけど無い時は本当に仕事が無いのがこの稼業の辛いところ。
この作業も朝入電があり、夜8時の予約となった。
現状で主錠であるテンキー錠が不具合を起こし反応しないため入室できずにいるので、そのまま会社に行き、帰宅が夜8時なのでそれに合わせて欲しいという依頼。
でも夜8時着に合わせるとこちらを出るのは6時半頃、一番帰宅渋滞する時間なんだなあ。
時間通りに到着できたのは重量鉄骨3階建てのよくある世帯向けの集合住宅。
状況としてはテンキー錠の電池を交換し、動作の確認を行わず施錠してしまったのが昨夜だったらしい。一晩近所の実家に泊まっての作業依頼。
当初は電池切れなどの原因を考えたのだが、電池を変えたばかり。
実際、僕がタッチパネルに触っても全く反応が無い。。。この状態ではお手上げ。
それでも不正開錠で開けない限り何も進まない。
錠としてはこれと同等品。
ちなみに玄関ドアは他の建物です。
現場のドアはドアスコープもあり、築年数から普通に外せるタイプなのだが、この電気錠はドアスコープからは開けにくい。
実際僕は開けたことが無い。
サムターンのある場所の上には電池ボックス、下にはラッチ用のボタンが張りだしている。更にサムターン自体も横幅が小さい。
治具が届きにくいうえに動かしにくいのだ。
結局狙うところはポストの穴なのだが・・・。
案の定サムターンに厚みがありそれを回すにはちょっと工夫。厚いからその方法は割と有効なようだ。
とりあえず動作を確認したがやはり反応なし。古い電池を入れても同様だった。
元々は単三電池4本の仕様だが、ストロボ電池用に加工されたのか、それが入っていた。
おもむろにそのストロボ電池を上に持ちあげたら・・・電源が入った。
どうやら接触不良だったようだ。
しかし、押さえていた手を放すと再び無反応。
電池の下に厚紙を入れて電池を持ちあげるようにして対応するしかなかった。
とりあえずその状態では正常に作動する。
あとは管理会社の方で交換するなり対応してもらうしかないなあ。



