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2019.04.12

マセラッティ 開錠 (伊豆市)

マセラッティの・・・車名が分からない。
4ドアのタイプだった。
鍵はあるが鍵が開かない。。。
国産車でもよくあるのだが、リモコンキーで普段使ってるためエマージェンシーキーの存在を知らなかったり、またリモコンからエマージェンシーキーを取りだせても取っ手部分が小さいため意外とシリンダーを回すのに力が入らないで回せなかったという先例はいくつかある。
今回もそうじゃないかと思った。

そもそもマセラッティ自体触るのは初めてだ。
最近近所でちょこちょこ見かけるのはあるけど絶対台数が少ないだけに情報も無い。
鍵も果たしてどんなのを使ってるのか???

現場でまずはリモコンキーを試したが反応はするが、ドアが開けられない。
ここであえて施錠されたままという言葉は使わない。
キーシリンダーに鍵を入れてドアシリンダーを回せるし、施錠・開錠の反応はある。
つまり鍵とシリンダー以外に原因を抱えていることになる。


開錠状態でもドアが開けられない???


ロッドを使って室内側のドアハンドルを操作しドアは開けられた。
しかし、ドアを締めれば再びドアは開けられなくなる。

セキュリティだろうか?

お客さんはリモコンが反応しているから故障だと言い張る。
そこでふとライトスイッチを見てしまった。
「●」しか印刷されてないが、通常OFFはつまみ下側ではないだろうか?でもこの車は一番上になっている。
「バッテリー?ありえない。東京から問題なく乗ってきたんだし。」
と高齢のオーナーは頑として認めない。
しかし、室内灯は点いてないし、クラクションも鳴らない。
もしかして、ドア開閉のハンドルは電気式なのでは?
普段は軽く操作できると言う。

バッテリーとなるとジャンピングをすれば一目瞭然だが、弊社はあくまで鍵屋なのでそこは別業者に任せることにした。

2019.04.05

BMW X1(2018年) Turbo decoder開錠 (熱海市)

レンタカーのBMW X1のインロック。
修理代車だそうで、普段はマツダのデミオが愛車らしい。
操作の違いで思わずトラブルになってしまったそうだ。
さてX1といえば確か旧シリンダーであるHU92を昨年(2018年)モデルまで使っていたような、やっぱり年式は聞き間違いだったのか、今回現場に行ってみたらHU100Rであった。
2010年から採用の始まったシリンダーなので今更感であるが、あまり遭遇しないかな。
ピッキングとか他の手法は考えずに即Turbo decoderの登場。
雨上がりで地面がぬかっていたせいか、なんとなく気分が低く一度失敗しリセットすることはあったが、感触の掴みやすいシリンダーで2回目には開錠。

 鍵穴は今風のカバーされたタイプ。

私のHU100RのTurbo decoderは初期型のEVOLUTIONモデル。
販売しているのはADVANCEDモデルでゲートバーの開閉操作が少し異なります。
やはりプロモーション兼ねて新型のを使うべきか・・・。
初期型ながら問題も無いし、あまりHU100Rに遭遇しないのでそんなに回数も使ってない。
一度ピンがすっぽ抜けてブルガリアまで持参して修理したんだよなあ。
ちなみにモデルが変わったのは3年前か。
一斉にEVOLUTIONモデルの安売りやったんだけど。
価格次第では中古品売却しますので、試しで使ってみたいけど定価がネックとなってる方が居ましたらお気軽にお問い合わせください。
ただ不良品ではないので売価は二束三文ではないですよ。

2019.04.05

フォルクスワーゲン ビートル インロック開錠 (富士市)

懐かしい車の開錠作業であった。
最近のフォルクスワーゲンとなると得手不得手があると聞くほど鍵の曲者かもしれない。
しかし昔のビートルなら!!

僕自身この車に仕事で出会うのは2度目と記憶している。
もっとも以前出会ったのは開業間もない20年以上前に伊東市で作業したと覚えている。
まだ外車というと一歩引いて料金も割高に設定できたと思う。
この頃の車は開けるだけならGMのサイドバー以外ならどうにでもできたし、鍵穴にこだわる時代でもなかった。
確かおっかなびっくりピッキングでやったけど上手くいかず、早々に諦めポケットヘルパーを使用して開けた。今ではそのポケットヘルパーもどこに置き忘れたか鍵屋なのに持っていないのだ。もっとも最近の車でどれくらいポケットヘルパーが通用するかも分からないのだが。

そうそう、こういう鍵穴。
2.7mm幅のWテンションが入りにくいほどの幅。
答えが見えてたら、しっかりテンションを入れてピックでやった・・・かな?
今ほど繊細な技量はなかったから。。。

今回は、新車のフォルクスワーゲンだって開けるぜ!これならいただき!!
迷うことなくピッキングでやったが、右ハンドル車なので右ドアで・・・施錠方向にはすぐ回るが開錠方向には・・・まあこういうことはあるもんだ。それなら左ドアで!
昔の車は左右のドアにシリンダーがついていて、外車などはやりやすかったんだなあ。
案の定開錠しやすい回転方向はあるもので左ドアではすんなりと開錠。
鍵を取りだし一応確認するわけではないが鍵穴にキーを入れてみた!
「ん、回らない」
右ドアは回る。。。
部品替えてるようだ。
レストアする際なのか、事故歴があるのか分からないが左右でドアシリンダーが違うようだ。
一瞬いわれのないことだが焦ってしまった。

2019.03.23

暗証番号忘れての開錠作業 (島田市)

暗証番号式のテンキー錠での暗証番号忘れ・・・つまり鍵無しと同じこと・・・での開錠作業。
え~忘れるもんかよ~と愚痴りたくもなる。
時刻も既に日付の変わる時間、花粉症とそこから来るのか視力の低下で頭痛がひどく、風呂に入ってリフレッシュしてたところだ。
アシスタント会社からの依頼でなければ確実に断っていた。。。島田市まで片道90km、ちょっとしたドライブだし、翌日は朝から予定が入っていた。

でも仕事も少ないしそこは大人になって。

ドアメガネもあるので市販のサムターン回しが使えればよいのだが、ここの住宅管理会社はサムターン回し防止用のカバーを装着している。
従ってドアメガネを外してのサムターン回しは有効ではない。もっとも内視鏡カメラで見ながら丁寧に角度を決めてやればできないこともないかもしれないが。

ウチは新聞受けを狙う。
新築物件で新築ながら外れる新聞受けもあったが、この年数の物だと確実にビス止めされてる。
また新聞受け自体の切り欠きも取りだし口となるので下側なので仮にここから道具を入れてもなかなかサムターンにたどり着きにくい。
また長さも適当な長さに調整すると横壁に当たって上に向かない。
短くすると届かない。
本当にうまい具合にできている。

それでも遠路ここまで来たので何とか開けたい。

サムターンの位置などを内視鏡カメラで確認しながら道具を入れたが、やはり長さの点で上手くつまみに噛みつけないで空転してしまう。
そこで秘儀ガムテープ(謎)を使った。
最初は空転したが、何かの瞬間で上手く粘着してくれて開錠。

ってかセキュリティを高めるためのテンキー錠なのに開けてどうする?という気持ちはある。
人為的なミスが見込めるならどこか抜け穴を作ってもらいたいものだ。
せめてあのサムターンカバー要らないよなあ・・・と思う。
今日びドアに穴開けてサムターンを回す手口って無いんじゃないかな。

2019.03.23

スバル レヴォーグ インロック開錠 (沼津市)

レンタカー屋さんでのインロックであった。
大量に車を捌くから珍しいことではないのだが、スペアキーって無い物なんだろうか?
別のレンタカー屋さんではよくトヨタのヴィッツで呼んでくれる。
有り難いことだ。
鍵はTOY48の内溝キーなので、しっかりその分の加算をいただけるので。
以前はレンタカー仕様というグレードを聞いたこともあった。
大量に発注する代わりに多少装備を抑えた仕様なのだが、最近は無いのかな?

レヴォーグにしろヴィッツにしろ外務省は国名に使う「ヴ」の表記を止めるらしい。
もっとも日本にいてカーボヴェルデに縁のある人がどれくらいいるかは分からないが。。。

スバルのレヴォーグはCMでは心地よいBGMでかなり耳に残ってる。恐らく売れた?のかな。
レンタカーでスバル?珍しい・・・と思った。

ただスバルの内溝DAT17はL型ピックで何度か開けてるが癖があってやはり面倒くさい。
スバルはロックボタンでの開錠がトヨタのように前から後ろに動くのではなく、後ろから前に動かすのでドア枠からロッドを入れ込む方法だと少しやりにくい。それでも何度かやってはいる。
LISHIのピックツールもあるが、練習シリンダーでもうまくいってない。それならL型ピックでやった方が早い。
残念ながらTurbo decoderは設定がない。

でも近年トヨタのM382の逆溝ができたようで、一度だけ遭遇したのはフォレスターだったか??
意外とあっさり開けたけたし、シリンダーの回転方向もスバル伝統の右まわし開錠ではなく左まわし開錠であった。。。と記憶してる。
あれがこれからの主流?なのかな・・・部品も日産グループからトヨタに移ってるようだし。
ただ、そうなると内溝料金が適用されなくなるなあ。

など考えて鍵穴を覗いてみた。
シャッター奥に見えたのは中心より上下に出るタンブラー・・・DAT17か?・・・と思ってシャッターを更に開ければ片側しかないじゃん。
トヨタ・レクサスの2トラック、TOY2か?

2in1でない旧式のLISHIならあるので、テンションを入れてみた。
入る方向にしか入らないので左右に迷うことはないが、入り方は甘くまるで奥まできちんと入ってないようだ。
物は試しにピックで押しこんでみたがピッチは合うようで感触があり、ワンクッションも感じられた。
タンブラーの枚数まで数えてないが行けそうなので作業したら開錠になった。

ただここからが・・・車を動かそうとしたがエンジンが再始動しないと呼び戻された。
セキュリティかと思い、リモコンを施錠・開錠を繰り返すが復旧しない。。。ん~ややこしい。
ふとサイドブレーキを解除してみたらスタートボタンがエラー状態のオレンジからグリーンに変わりエンジンスタート。
サイドブレーキリリース忘れ防止の装置なのかな?

とりあえず内溝料金でお代をいただけたので良しという感じかな。

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