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ロックスミスブログ

2016.12.14

業務用金庫が開かない (沼津市)

古い金庫、カギはあり、ダイヤルはついているが、もう数十年動かしてないという。
日頃はカギのみで開け閉めをしていたようだ。

大きさを聞けば高さが1m60cm!2tあるそうだ。
かなり古いものだと想像がつく。

静岡銀行が元々使っていた物らしい。それを払い下げを受けたようだが、大正から昭和の始めに作られた感じかな?
リベットなどは使われてないので明治まで古くないだろう。
しかし、ダイヤルは数字ではなくイロハニホヘト表示であった。

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写真がまた横になっちゃった。
構造は至ってシンプルなのだが、開かない原因次第では破壊となるのだが、何せ古い物は頑丈である。
表面の粗鋼や扉の厚みは今の金庫の比じゃない。

鍵は棒鍵でダイヤルは表面は固定されている。

まず鍵は回らないのだ。
鍵穴の中の認証が板バネを使われていて、それが経年劣化で折れてることがある。
鍵が回らないのはそれが原因だろうか?

ただ鍵の入り加減がなんか奥で柔らかい。
てっきり何か異物でも入ってるのかと思ったが、そうでも無いようだ。

なんとも解せない。

奥まで入ってるはずなんだが・・・とりあえず鍵を挿入し、持ち手部分を手元にあったフィリップピックで軽くコンコンと叩いてみた。
するとスルスルと入っていく。鍵は回った。
どうやら奥まで入ってなかったのか?

鍵を抜いて見てみたら、棒鍵の棒部分が少しいびつに削れていた。

どうやら、斜めに鍵を日常的に入れていたようだ。
更に金庫がわの鍵穴の中心を決めるセンターピンが曲がってしまったのか、少し修正するように下に力を掛けたら、意外とスムーズな抜き差しになった。
どうやらそれが原因だったらしい。

ここのところ2台ほど金庫を壊し、荒れた作業だっただけに無傷での解決は非常に気分が良い。
ただ、作業代金になかなか繁栄しにくいのが難点だ。

帰りにみかんをいただきました。それが全てだね。

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2016.12.07

Turbodecoder引き合い中

ここのところ、少し静かだったTurbodecoderの販売。
最近になってまた何件か引き合いが入ってきました。

発送ミスでHU92のBMW Eシリーズ用とHU66 のワーゲン・アウディ用を日本で預かったままにしてます。
本来なら送り返さなくてはならないのですが、送るにも送り賃が掛かります。
だから、なんとか販売に結びつけてあげたいとは思ってます。

Youtubeの閲覧数も伸びがイマイチ・・・やっぱり気になった人は一通り見たのかな?
それでとりあえず値段聞いて「高い!」というパターンが殆どかも。

相変わらず非正規品は横行してるようで、安い!とそれを買った人も多いのかも。
逆に正規品でも扱いきれずに落胆してる所もあるようです。

もちろん、開錠に使える工具とはいえ100%なんて調子のよいことは言いません。
よく質問を受けるんですけどね。
その辺は営業下手なんでしょうね。適当に100%できますよ。私の作業は全部できてますから。
もっとも実態はいつも薄氷を踏んでる気分だ。
少し触らないと感覚も鈍るし。

それでも、拡販したいものです。。。問屋のネットワークで・・・と思いつつ近くないからいつも二の足を踏んでます。
何せ弊社には案内を出したくても名簿リストが無いのだから。

地元のロードサービス、特に公益法人でやってる所に売りに行かなくちゃと思いつつ。。。。歩いて5分なのにいつもサボってます。
そうこうしてたら、他の県の事業所から問い合わせがあったりして、普及に期待。

高いか安いかを言えば、本当に投資に対する価値観なんですよね。
価格を言えばLISHIに比べて安いとは決して言えない。
でも、カギ穴を睨みつけて開ける手法ではなく、風変わりな方法で開けてしまう見たことも無い工具にお客さんに対してのアピール度は全然違います。
もちろん、カギに対する知識が無ければ操作は簡単ではない。
入電時も開錠の選択肢が増えることで身構えることなく受けられます。
そうすることで業者としての差別化ができるのです。
できない人のサポートに回っての作業では確かに高い物になってしまいますし、弊社も二次対応は無情ながらお断りしています。
お客さんには申し訳ないけど、そういう業者を頼んじゃった失敗と理解してもらうしかないのです。

投資という意味の分かる方には決して高い物とは思わないでしょう。
作業を何本やれば元が取れる・・・ではなく、保有することでイメージづくりや得意先への安心を売ることによってより多くの作業を優先的に受注できるように仕向けるのです。。。そう思って私は昨年単身で買い付けに行ってきました。
販売も売れれば良いというより、そんな精神論も伝われば幸いだなと思ってます。

いつまでもデフレマインドは経済に貢献しません。
 

2016.12.07

三菱デリカ 紛失キー製作 (沼津市井田)

昨日、連絡をもらい嬉しかった。
最初に会ったのは何年前だろ?アルファロメオ155のインロックで行ったのだが、その後も何度か呼ばれた。
海水浴場に面した場所で、夏場に海水浴客が車の鍵を無くした際に弊社を思い出して連絡をしてくれるのだ。
この仕事はなかなかリピーターってつくものじゃない・・・いや実際には数回同じ車の同じ客ということはあったが。
今回はご指名であった。
いつもは紹介で電話をくれるのだが、今回は自らワゴン車の鍵を無くしてしまった。
ただ、保険を使っての支払いなので直接連絡をもらっても、こちらで保険適用の決済はできないので一度保険会社のデスクに電話をしてもらった。
やはりリピーターでご指名というのは嬉しいものです。
ただ失礼ながら自宅の場所を忘れてしまい、少し付近をウロウロしてしまた。
普通は現場に着けば思い出すものだが、何せ10年以上前だし暗くなってたと言う言い訳。

デリカのスペースギア・・・新しい車ではないが久々に楽しく作業をさせてもらった。
定番の内装外してキーシリンダーを取って番号を読んで・・・という作業。
以前はこういうのだけだったけど、当時は面倒くさかったけど今にしたら手を汚すのも楽しかったなあ。
シークレットピンがあるわけでもないし。

伊豆半島はようやく紅葉。
これから外仕事がきつくなるかな。

2016.12.04

BMW320i Turbodeoder開錠(富士市)

暫くロードサービスの仕事が季節柄なのか全く無く、今日もそんな陽気かなと思い、オートバイで出かけていた。
住宅関連の予約仕事は一通り終わらせ、呑気と言えば呑気なもの。
オートバイで出かけるとは言っても遠くにツーリングではなく近場でミーティングがありそれに参加に、日中なら大丈夫だろうと思った。
よく夕方などに暗がりでうっかりはよくあるのでそれまでに帰宅できるし・・・。

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こんな感じで、SNSで告知してついつい参加してしまいましたが、実は女性バイク雑誌のイベントの一環。
思いきりアウェーな状態ながらなんとか自分の居場所を探しその場を楽しんでいたんですけどね。

ハイエースのキー折れが入電・・・イグニッションなのでちょっと無理かな、なので夕方なら行けると返事。
続いてBMWのインロック・・・2時間待ってくれるなら行くか・・・ということで入電。
楽しんでたイベントも早々切り上げて一旦事務所までオートバイで戻り作業車に乗り換えて出動。

まあBMWということでこだわりもあったので、作業を入れてしまいました。

当然Turbodecoderの出番です!
少しご無沙汰してたので、使いたかったと言う理由もあります。
2007年式の320i、Eシリーズですね。

さすがに1発とはいかず3回ほどリセットしましたが、手順はボチボチ慣れたもの。無難に開錠。
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同時にベンツのトランクインロックも入っていたのですが、こちらは取れませんでした。
どう解決したのだろうかちょっと気になります。
今回はドア開錠だけ。
助手席に鍵を置いていたにも関わらず締まってしまったというのですが、リモコンのドアロックが電池が切れ気味で調子が悪かったそうです。
恐らく原因はそれでしょう。
電池を早期に交換することをお勧めしました。

ドアロックがドライバーが近づくことで開くのはリモコンキーと車両が通信してるためで、その電波が途切れると車両はドライバーが離れたものと考えロックしてしまうのです。
つまり電池が弱くなるということはそういうことが考えられます。
また新しい車両は認証範囲が狭められ、時に助手席にリモコンを置いてあっても認証されずにロックすることがありますので気を付けてください。

2時過ぎ・・・昼御飯も食べずに飛んできたが、イベントも終わっちゃうなあ。
せめてクジ引きだけでも参加したかったなあ。。。
今から向かっても、作業車で行ってどうするの?って感じなので、帰りに遅い昼御飯を食べて帰りました。
でも久々のTurbodecoderの活躍は満足でした。

2016.11.23

アパート玄関開錠 (伊東市)

実はこのアパートの開錠に行くのは3度目。
入居者は変わってるのだが・・・。

原因は明確で鍵を持たずに扉外に出ると施錠されてしまう自動施錠式なのだ。
本来ならテンキーで開錠できるのだが、装置は付いていても使用しておらず、外出時は鍵を持ち歩かねばならないのだ。
つまり新しい入居者は必ずこのトラブルに巻き込まれてしまう。
まずは写真。
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これも横になってしまうなあ。
白い三角形の突起の下の窪んだところに切り替えがある。
この部屋も前の住人には自動施錠とならないように設定し、この切り替えの存在を教えてあげたが、ルームクリーニング時に戻したのだろう。
また室内側のサムターンも正規の向きでなかったので、いわゆる正規の向きに変えておいたのが、元に戻っていた。
お陰で開錠するのにまた手間が掛かった。まったく余計なことをするものだ。

時々自動施錠のアパートにぶつかるが、賃貸向けとしては決してふさわしい物とは思えないなあ。。。

2016.11.23

浴室錠開錠 (焼津市)

少し遠方であった。
浴室錠の開錠に行ってきた。まずは写真を
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横向きになってしまったが、こんな錠だった。
まずぱっと見、どう操作するか分からず、触ってみてこのプラスチックの取っ手を動かすのだろうか?と触るが動かなかった。
まあ、この辺までは普通の人でもやること。

この先は想像力の世界になる。

他に操作系がない以上、これにこだわるしかない。
もしかしたら壊れてるかもしれない・・・が、微かに動いた。開いた。。。

どうも硬くなっていたようだ。

借家で今日から入居しようとしたらしい。
それだけに操作方法も分からないし、ルームクリーニングして時間が経って硬くなってるとは思いもしなかったようだ。
油を注入することで動きは良くなったが、浴室なので水蒸気でまた・・・という可能性は無いとは言えない。

2016.11.16

ケイデンカードシリンダー開錠 (裾野市)

ここのところ天気のせいか自動車の仕事があまりない。
代わりに、某アパートのカードキーが不具合で開かないことによる開錠依頼が増えた。

タイトルは裾野だが、ほぼ同時期に三島市にも行っている。
ここのところ寒暖の差が大きかったし、今日は湿度も高い。
そのあたりが原因だろう。

このシリンダーはカード側とシリンダー側の両方に磁石がついている。
認証しない不具合は、この磁気が正常でないのだ。
カード側には薄いマット状の磁気があり、磁力が弱くなることがあるようだ。
シリンダー側にも円筒状の磁石が入っていて、カードと反発することで認証させている。
シリンダー側の原因があるとしたら、この磁石の動きが悪いことがあるようだ。
特に気温差や湿度に弱いらしく、内筒と磁石の間に摩擦が増えると動きは悪くなる。そこに少しでもカード側の磁力が弱かったりすると認証しない。
特にシリンダー側の磁石は特にスプリングなどで押さえつけてるものではない。
つまり本当に僅かな反発力が頼りなようだ。

カードを差し込みながらシリンダーを回転させてやると認証されることもある。
これはシリンダー内の磁石が転がることで動くのだろう。

またカードを差し込んだ状態でシリンダー表面を叩くことも時に有効だ。
理屈は同じだ。

ただこれ以外にも、認証できてもカードが底付きしてしまう感覚の時などもある。
簡単に対応できなければ、あとは入居者がやるのは酷だろう。

さて、ここ連続であった二件はいずれも叩いたら認証された。
一件はカードの磁気が弱かったようで、別のカードキーでは問題が無かった。

もう一件は分析しなかったが、そのまま交換してしまった。

 

2016.11.05

トヨタセルシオ トランクインロック(沼津市)

深夜2時、セルシオのインロックの入電。
う~んやりたくない・・・が本心だった。

なぜなら、時間も時間、これでセキュリティが発報したら大迷惑。
いつだったか御殿場でセルシオの開錠後にセキュリティ解除の作業中に上手くいかずに発報し、作業を止めてくれと言われたことがあったし。2時だよなあ。

しかも、年式が不明で、イモビ付きの申告。
どうも10系らしい・・・となるとやはりセキュリティ解除には内装を外す必要がある。
眠い、肌寒い、暗い。。。また部品を間違えたり無くしたりしそう。。。やりたくない。。。(本心)
20系なら解除は簡単だ。
車両のCPUに鍵を持ってる信号を送ってやれば、セキュリティは解除される。
もちろん10系も同じだが、やり方が少々違う。

実際現場に行くと、どうもセキュリティランプが見つからない、あの赤く点滅する憎いヤツ。
セキュリティ車じゃないのかもしれない。
更にTOY48とばかり思っていたが、一番初期型のTOY40の内溝かもしれない、と治具を入れたら・・・どうにもそれっぽい。
ただテンションを掛けた感じ・・・なんか嫌な予感。
確信はないが、よくある45度から戻りにくいタイプかも。
何度か、開錠に成功したものの、テンションの引き抜きのために内装外す羽目になった経験がある。
そんな時は・・・開錠ロッドだな。

意外と今のより初期型の方が全体に頑強なのか、なかなか隙間を作るのに苦労した(最近やってないせいもあるけど)。
それでもロッドを入れちゃえばこっちのもの!

やはり警報は発報せず、集中ドアロックを数回ガチャガチャやりトランクオープナーは作動した。

最近セルシオ自体にあまり触れてないせいか、夜寝ぼけてるせいか、段取りは悪かったが、一言にセルシオと言っても開錠方法は何通りかあることに気が付いた。
しかも年式によって違うから厄介。
生産中止になりどの車もそこそこ古くなっているので、曖昧に言われると混乱をする。
もっとも平成6年も平成8年ももはや似たり寄ったりなのだろうが、マイナーチェンジやモデルチェンジで違う物になってる。
古いセルシオ、それだけの情報ではなかなか全容は見えない。

2016.11.05

Turbodecoder HU64 メルセデスベンツ 2トラック用

HU64のTurbodecoderのビデオを作りました。
今年の春先の3月ころ発売になったので、弊社では壊れたBMW Fシリーズ用のTurbodecoderの修理を兼ねて6月に買いに行ってきました。
当然買うにあたって、使い方をレクチャーしてもらってきました。

基本的なことはあまり変わらないのですが、やはり個体差というのはあるのかな?
またセットアップの方法など若干の差異はありますね。

実は買って来たものは、使えていたのですが9月だかの作業で不手際を起こしトラブル。
お客さんのシリンダーに破片を残してしまう事故がありました。
今回はHU100R用の時と違い自分の不手際と思われ、修理にブルガリアへ送るのも何なので新しくした2台目です。

そして、ようやく中古のシリンダーも安く手に入ったのでビデオを作ってみました。
ベンツのシリンダー、意外と数が少なく高いのです。
自分が買ったのは6000円だったかな?できればトランクも欲しかったけど。。。

集中ドアロックで運転席のシリンダー開錠でトランクオープナーが使える車両もあります。
リアの背もたれがトランクスルーになってる車両もありますが、
まだまだ、ドアシリンダーの開錠をしても、ドアを開けるとセキュリティが作動しトランクオープナーが使えなくなる車両が大勢です。
以前はリアシートを外して、小さな隙間からトランク内の鍵を手繰り寄せたりしましたが、新しい車両はガソリンタンクが邪魔をしそれもできません。
またエアで作動していた車両も、トランクに向かうチューブを探してコンプレッサーで圧力を掛けてトランクを開ける手口もありましたが、やはり今は電気制御なので通じません。
結局はドアシリンダーを開錠した状態で鍵の段差を読み取り、キーブレードを作る以外は、ヤナセで鍵をユーザーが取り寄せるしかなかっただけに、私には最高の助っ人となった。
お問い合わせは弊社までお気軽にお問い合わせください。
くれぐれも模造品や類似品にはお気を付けください。
尚、弊社で販売分のTurbodecoderには日本語の取扱説明書をオリジナルで作成し、原則付属させています。しかし、2台目なので不要という方には説明書レスでの販売もしております(但しその際は操作に関するご質問にはお答えいたしかねます)。
またその他LuckyLocks関連の商品も輸入いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

https://www.youtube.com/watch?v=4eC54m-rq7w


 

2016.11.02

安否確認での玄関開錠 (富士山河口湖市)

あれ?平成の市町村合併で市に格上げされたのだろうか?とにかく旧河口湖町へ行ってきました。

アパートの大家さんから依頼の住人の安否確認。
沼津から河口湖まで遠そうに感じるでしょう。
経済圏も違えば自治体も違う、なにより東海と中部と大分別の地域が違うのですから。
でも車を走らせば70分ほど。夜間なら滞りもないので60分を切ります。

さて仕事、良い環境の場所に行くと毎度仕事を忘れて何か楽しいことはないかと考えてしまいます。

大家さんという建物の持ち主ではあっても賃貸契約で貸してる以上住人にしたら第三者となるので、警察官の立ち合いを求めました。
一応近場の警察官が4人ほど来てくれたのですが、沼津だとせいぜい一人なのでかなりの編成。
しかも、完全捜査態勢で完全防護を求められましたが、これは初めて。
毛髪が落ちないようにヘアキャップ、指紋がつかないようにビニール製の手袋、唾液が飛ばないようにマスク、そして足跡を残さないようにシューズカバーを要求された。
万が一大事件であればそうだろうが、状況見てもその空気はない。
まず窓が開いていること、異臭がしないことで室内に何かしらの異変は無いと感じられたが・・・警察の立ち合いを要求したのはこちらだしなあ。

今までも手袋やダンボールなどでの補助的な対策はしたが、ここまで完全なのは初めて。

ドアノブ錠、ピンシリンダーだ。
まあ、波はあるが開くときは開くから・・・とピッキング。
開錠は難なくできたが・・・ドアチェーンが掛かってた。。。。ということは室内に誰かいるはず。もしかしたら住人が倒れてる?それともドアチェーンを掛けて窓から逃げた?
現場に緊張は走る。
すると室内に人影、誰かいる!
「室内に人影あり、女性です」
・・・ここからは警察の仕事だ。・・・どうやら当の住人であった。

セールスやらうるさいから施錠していたというが、電話もつながらなかった様子で大家さんが出した捜査依頼。
どうも根底には家賃不払いや借金があったようだ。

なんともお騒がせな。。。
 

2016.10.23

メルセデスベンツ プログラミングデバイス2010~2013

難攻不落と思っていたメルセデスベンツのプログラマー、あるんですね。
ベンツはローリングコードというメルセデスのホストコンピューターに接続しないとピンコードが取得できないものと思ってました。
そうなると正規修理工場のPC通じてじゃないと無理と諦めてたし、また周囲にもそのように説明してました。
でもやっぱりあるんだなあ。。。
昨年、レバノン人のフェイスブックで「とうとうベンツのプログラマーが完成した!」という投稿があり、それに対して各国から幾らでシェアするんだという質問が飛び交っていて、面白いことにこのレバノン人は一切回答してなかった。こうなってくると怪しい、そもそもベンツのプログラミングができるの?なんて思った。

そしたら取引先から新商品ということでメールが来てました。
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具体的にどの車両に適応するとか値段は幾らかとかは書かれてません。
2010年から2013年の車両も全車に適応するのか、その辺も不明ですが、とりあえずご用命があれば・・・という趣旨だろう。
なかなか貧乏人にテストを現場で・・・とはいかない。
しかも2013年までの3年間のみの車両というのも厳しいなあ。

ただ取り寄せはできますので、興味のある方は引き合いください。
価格や納期を尋ねてみます。

2016.10.21

HU64用Turbodecoder プロモーションビデオ近々作ります

メルセデスベンツなどで使われてるHU64のTurbodecoderの引き合いがあまりない。
正直、意外に思ってます。
私はベンツの鍵を覗きで作れないので、トランクインロック(ベンツはこればかり)があるとお手上げだっただけに、Turbodecoderの登場は待ち焦がれたものだった。
シリンダーを覗くなり外すなりして鍵を作れる人は問題ないので読む必要は無いだろう。
ただそんな人はそんなに多くないと聞くけどなあ、実際は当たり前に皆さんやってるのか?
ただ鍵を作ってるようだと、コストの兼ね合いも出てくる。
内溝だとそれなりの値段は欲しいだろうし。。。そういう意味でも商機のある商材だと思っていた。

できる人は従来のやり方で良いと思うが、できない人には朗報のツールだろう。
なかなか中古シリンダーが調達できなかったのだが、近々入手できそうだ。
しかし4トラックはゴロゴロ転がってるのに2トラックはなかなか見つからなかった。

入手次第ビデオ作ってみたいと思います。

意外と多かったのがBMWかな。
多分Fシリーズ、特に中でも5シリーズは鍵穴も深くやり難いと思うだけに工具を探す人が多いのかな。
是非Turbodecoderをご購入ください。
お問い合わせは弊社まで。

シリンダーが来た!

20161023212040.jpg

2016.10.21

ホンダN-BOXインロック開錠 (小田原市)

行けるスタッフがいないから・・・そんな理由での入電だったが、私自身西伊豆で自動車の鍵開けをしての帰り。
時間はたっぷりかかる。
私の移動距離というか作業現場の範囲は決して狭い方だとは思わない。
ただ、軽自動車のインロックとなると町場が多いかな。
また伊豆半島が現場であれば時間が掛かっても、中には例外もあるが事情が分かるお客さんは待ち時間を理解してくれる。
でも今回は小田原駅にほど近いスーパーの駐車場が現場。
現在地から距離で80km!離れている。
事務所からでも50kmほどだが、1時間ほどで迎えるが西伊豆の僻地からは山を越えてエッチラホッチラ行かねばならず移動速度も上がらない。
それでも待ってくれるお客さん。
アシスタント会社の行けるスタッフがいないは×で、実際は開けられるスタッフが見つからないが〇ではないだろうか?

ホンダの鍵穴の幅の狭いN-BOXやN-ONEは通常のピッキングでは開けられない、専用の工具が必要だ。
実は私もレジェンドで大失敗し、即工具を揃えた。
レジェンドでは必死にピッキングをしたが、何故か開かず・・・って今にしたら無駄な努力だったのかも。

いや失敗することは無駄にはならない。
やらないことが一番無駄で無益。

お客さんには申し訳ないが失敗で経験を積んで次回は同じ失敗をしないようにと進歩してるのだ。

しかし、いざ小田原に定時に着いても、段々手順が悪くなっている。
つい先日に下田でもN-BOXのインロックやったのに。
ちなみに初めてこの車種を開けた時は物の数秒であった。
下田では10分くらい掛けてしまったかな?今回の小田原では・・・恥ずかしくて言えないがもう少し。
実は一度開けられると手順の確認を行わず段々忘れていくせいか開きにくくなっている。
実際、今回はやっていて失敗が分かるようなことをしていた。
でも多分近々同じ作業があれば数秒で開けられるだろうなあ。

N-BOX系のシリンダーの際は専用工具が必要です。

2016.10.19

ダイハツ ハイジェット 紛失キー製作 (伊豆の国市)

久々のキー製作、しかも軽自動車のバン・・・完全に舐めていた。
登録は比較的新しいとはいえ、所詮4ナンバーだ、楽勝!そう思って出かけた。

現場ではなぜかJAFのレッカー車が来ていて、てっきり開錠だけ頼んだのかと思えば、どうやらJAFにまず何とかしてほしいと頼んだようだ。
しかし。JAFでできないので自動車ディーラーに行き、自分の加入している保険会社へ・・・という流れか、一体私がどこに頼まれて来たのか理解していなかった。

まあ、開錠が済んでるならドアシリンダー外してそのキー番号でカットすれば終わり・・・と普通ならそうなんだが、キー番号バッチリでもその番号がコードブックに無い。
コードブックも開業以来全く買い替えてないからなあ・・・一部車種は継ぎ足しでなんとかしてきたが、なかなか時代についていってないなあ。

まあ悲観することもない、とりあえず初心に戻って、入るブランク探して、水抜き穴から高さ見て作ろう。。。
そう思ったが、サンプルーキーも未更新で合うやつが無い。
スタートが違うにしてもM421のピッチが近いかなと、そのサンプルキーを少しオフセットさせて、まずはドアシリンダーの7ピンを作った。
実は段差も微妙だった。
この辺はそんなに苦労もない。
ところが、ハッチバックが回らない。おっと!ここに答えがあったか?・・・と思い意気揚々にシリンダーを外した。しかし、単にカットが浅く引っかかってただけ。
ハッチバックに合わせて深めのカットにしたらドアは更に調子良い感じになった。

スバルや日産などでも採用されたあれか?
ドアシリンダーでカットしてもシークレットピンが入ってるというヤツ。

ところが、果たして何枚ディスクが入っているのかが分からない。
久々に鍵穴を覗くもイグニッションは相変わらず見にくいし、老眼がさらに進んでることなど余計なことも実感。
なかなかドアシリンダーと共通タンブラーまでたどり着けず、なんとなく暮色が濃くなってきた。
ギブアップかな?
などと思いながら3本切り足した。
実は10本の想定で先に作ったのがあったが失敗で、似たパターンで少し躊躇した。だが前回は低くカットしたので今回は少し高めにした。
一か八か。。。というか鍵穴はそうとしか見えない。。。
・・・回った!
一番高いピンにカットしてなかったので重かったが、修正できちんとした物になった。
まずは安堵感が漂う。
お客さんも帰れるし、私も帰れる。

それにしても作業時間2時間半、久々にはまりました。
 

2016.10.17

鍵が奥まで入らない (三島市)

三島市内のビジネスホテルからカギが入らず回らない。古いので壊れたんじゃないか・・・という問い合わせ。

このホテルはよく呼んでいただいてるので、大体状況が掴める。
客室にミワH248タイプのシリンダーが使われてるので対処の仕方もある程度絞られて、気分的には楽なのである。

これまでも、カギの不認証や、不具合や開錠などで呼ばれた。
幸い、一度も大きな破損はなかったと記憶している。

さて、今回は・・・。

 

フロントでもらった部屋番号のついたタグのキーの先端を見れば鋭く欠けていた。
なんだ、キーが折れたのか。。。
折れた先端がシリンダーに残っているものと思われる。
ルームサービスがマスターキーで開けようとしても、キーが中に入らない訳だ。

作業も、先行きが見えてくる。

さて何で開錠すれば良いか・・・とりあえず折れた破片が中にあると仮定して、持つ手を突っ込んでみた。
キーは回った。。。つまり先端が中にあるという証拠。
いずれにしても、回れば開錠できるので、シリンダーを外して交換でも修理でもなんでもできる。

使われてるのはミワのMMシリンダー、分解することもなく折れた先端は除去できた。

でもことはついでなので、シリンダーを分解し清掃した。
多少埃がこびりついていたが、他に問題は見受けられない。
何故、折れたか?と言えば金属疲労でしょう。
ホテル錠なので、ドアを閉めればロックされるタイプ。
キーでケースロックを回すのだがそのラッチが結構重いのだ。
カギはコピーされた合鍵を使っていたので、材質的にも強度が劣ったのか。

スプリングの重さを変えることはできないが、摩擦を軽減させておけば、少しは予防になるかな。

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