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TURBODECODER

2016.03.30

Turbodecoder Eシリーズ Youtubeアップ

紹介用に作ったTurbodecoderのYoutubeビデオで使った同じシリンダーです。
感覚忘れないように練習してたら、滅茶苦茶早く開錠になるのでビデオにしてみました。
もちろん毎回ではないのですが、諸条件が揃えば短時間での作業が可能ということです。
結構引き合いをいただくのですが、やはりネックは金額。
開錠道具と見れば近年の損保会社の料金が定着して、決して元を取るまで安い物ではありません。
ただ、作業中に他の依頼が重なれば大きな損失になるし、何より次の予定さえ立たないこともあり信用の失墜にもなりかねません。
私もそんな中での迷いでしたが、導入したわけです。

それにただの工具というより、鍵作成時のデコーダと思えば、納得もできます。
弊社はあくまで開錠工具の位置づけで使ってますが。
鍵作成を今後受けるか・・・は受注量を考えると難しいけど可能性はゼロではない。
結構中華製プログラマーなんかも出てるようだし・・・。

アクション4回、ピッキングでBMW開錠に手こずることがあったので嬉しい時間短縮です。
ただ不思議なことにこの後ピッキングで開錠したら数分と掛からなかったです。。。シリンダーが開けやすくなった?

https://www.youtube.com/watch?v=3DTjjdPHkXo

2016.03.25

BMW Z4 トランクインロック Turbodecoder開錠 (沼津市)

これはまさにTurbodecoderの出番以外の何物でもない。
まさにこんな作業を待っていた。

Turbodecoderは単にドアシリンダーを開錠するだけでない。
デコーダーの名前が付くように、作業によって鍵の段差が読めてしまう。
それを活用し、鍵を作ることもできるし、デコーダーを用いて他のシリンダーを開錠することもできる。

さて、今回は夜も更けた時刻、しかも軽く雨が降った後、久々に冷え込んだ冬型の気温・・・そんな外出したくない条件を見事に揃えてくれた神様には感謝。
悪い条件は克服してこそ強くなるってもんだ!

自動車の販売店からの依頼で車はBMW Z4!

正直なところ、何回か開けたことはあるし、2回は失敗だったかな?
BMWのオープンカーで、ドアを開けるとトランクオープナーは付いている。オープンカーという性質上、ドアキーによって全てが集中ドアロックで管理されてるのではなく、トランクは鍵が無い状態ではセキュリティ状態で独立してる構造だ。
つまり、トランクにインロックした場合はトランクを直にピッキングして開錠する以外に方法は無い。
何度か、お客さんがドアを開ければ大丈夫と言って、ドア開錠をしたことがあるが、トランクはオープナーでは作動しないのだ。

Eシリーズ用のTurbodecoderを使って、まずはドア開錠。
一発とはいかなかったが、3~4回リセットをして開錠。。。実は昨日手持ちのシリンダーでやってたら、4回程度のアクションで何度か開くようになった。一応動画に撮ったので追々と。
さてドアシリンダーで段差が出たので、トランクシリンダーへ。
少し入りにくいので、注意が必要だが・・・その前にテスターキーで確認を怠ってしまった・・・・正確な方向へTurbodecoderを入れて回せばトランク開錠。

車屋さんなのでBMWのロックボタンが奥に入り込むタイプでロッドでは開かないことは理解してるし、ピッキングという言葉も知っている。
ただこのTurbodecoderを用いた開錠は初めて見た様子(当たり前だが)。
機械のウンチクを少し並べて、新技術の導入に付加価値値段を理解していただけた。
これまでのピッキングというポピュラーな物と差別化する政略的なうえでも、結構有効ではないだろうかと感じた。
そもそも自分を安売りするような人は、付加価値など追い求めないだろう。
差別化していく意味でも、確証ができた有意義な作業ではなかっただろうか。

 

2016.03.25

BMW Eシリーズ用 Turbodecoderマニュアル作成

できました!
まずは手元にあるBMW EシリーズのTurbodcoder用の日本語でのマニュアルです。
というのもFシリーズ用はいまだにブルガリア税関で足止め食らって修理に手が付けられてない状態です。

鍵の開錠知識のある方ならだいたい理解できる物と思ってます。
もっとも私も手探りですが、ここまで書けたのでやればできることなのでしょうけど。

Turbodecoderを入手するだけなら、幾つかのルートはあるかもしれません。
そうした専門ツールの販売をしている業者に仕入れを依頼したり、ALOAやELF会員の方ならそこから買うこともできるかもしれません。
またインターネットを叩けばいくつかヨーロッパで扱ってる業者が出てきますので個人輸入をする方法もあるでしょう。
最後にお勧めどころかNGですが、中国系サイトのアリババにも格安で同品名で掲載がありますが、目下ノックダウン生産や委託生産をしてないので模造品です。

いずれのルートを用いてもツールだけ手にして、即使えるかと言うと・・・難しいんじゃないかと思います。
まず取扱説明書は英文でさえ付属してません。
製造元のウェブサイトで一応動画でのマニュアルを載せてますが。
私もそれほど語学が堪能な訳ではありませんが、現地で直接指導を受けても100%理解するまでは自分なりに噛み砕く必要があります。
やっぱり紙で読み、頭で考え、実物に触れていくのが確実かなと・・・(個人差はや価値観の違いはあります)

なので弊社から買っていただいたお客様に限って、日本語のマニュアルを作成いたのでまずはBMW Eシリーズからお付けしたいと思ってます。
 

もちろんFシリーズも修理が終わり次第、写真を撮って作りたいと思ってます。
とりあえず、テキストだけなら作れますが。

是非ご活用いただければと思います。

2016.03.11

BMW M5 Turbodecoder開錠 (伊豆の国市)

「BMWのインロック開錠依頼です」
待ってました!Turbodecoderの出番なんですが・・・実は不安がありました。
Fシリーズ用のTurbodecoderを昨日練習中に破損してしまい目下修理に出してしまっているのです。

聞けば車両は2007年のBMW M5。Fシリーズは2010年以降に部品が変ったので、確実にEシリーズ、チャンス!
特にEシリーズは現場実績が無く、練習もFほどしてない不安があるが、ここでやらねばいつやる状態。
もちろん引き受けました。
更にTurbodecoderの真価を問う現状、鍵はトランクにありトランクオープナーが付いてるかどうかが分からない。最悪はトランクを直接ピッキングしてほしいとのこと。
まさに・まさに・まさにTurbodecoderの出番!
ドアシリンダーで段差を出して、そのままシャッタークローズし、トランクシリンダーに再挿入しシャッターオープンで開錠できるはずだ。

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現場到着。
左ハンドル車だった。
さっそくピッキングなど目もくれずTurbodecoderでの作業開始。
テスターキーを挿入、間違いなくEシリーズだ。
オリエンテーションマーク確認、初期設定OK。。。

・・・が、開かない。なぜかdecoderのピンが最上部に上がってしまう。
やり直し、ダメだ。やり直し、ダメだ。。。。。
繰り返すこと何度だろうか?
開かない・・・悔しい、このままじゃ何のためのTurbodecoderか?
練習手順を再度思い起こしもう一度、これがダメならピッキングに移行しよう(と何度か思った)
石の上にも3年とでも言うのでしょうか・・・シリンダーが回った。
しかもテンションが開錠方向だったのでジャグリングしてのファイナルポンプもなし。


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写真が横向きですみません。
ピッキングで粘った経験の1時間よりは半分以上は短い作業時間だが、ビデオのような1分以内とはいかなかった。
課題は残るが実績は残せた。
 

シリンダーが回った時に集中ドアロックの音がした。
もしかしたら・・・と思い、トランクを見たら、カギ穴が無い、ドアに連動していた。
ドアキーが開けば全部開く構造だったようだ。

1時間片目を凝らしてピッキングをした時より体力的な疲労はかなり軽減した感じ。しかも目を凝らしてないので顔にしわも無く(笑)非常に楽なことは間違いない。
まさにドアが開いた時は、頭の中を勝利の歌が流れていたことは言うまでもない。

2016.03.04

Turbodecoder・・・早くも破損

まだ歴戦を飾ってない私のTurbodecoderを早くも破損してしまった。
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BMW Fシリーズ用なのだが、矢印の先が折れてしまった。
練習で使っていて、リセットした時に治具を少し滑らせてしまったらポロリと破片が・・・悲しい。
修理はしてくれるのだが、さて幾ら掛かるのだろう?とりあえずカスタマーバリューと10ユーロの値引きを言ってきたのだが。。。
これも実験なので、まずは送ってみます。

どうも住所が工場ではないみたいで、社長自身の自宅か?(一度お邪魔しましたが雑貨店を営んで奥さんがやってました)
受取人も奥さんの名前かな?
行った時にTurbodecoderを買ったのは良いけど機内持ち込みできるかで議論になり、何かで梱包させるって言ってくれたので、手ごろな段ボールを見つけてくれるのかと思ったら、旅行カバンをくれたのです。
お陰で預かり荷物にしてTurnbodecoderは持って来れましたし、途中の乗り継ぎも楽々でした。
ついでに白状すると空港で買ったチーズとソーセージも成田でカバンに入れて持ってきちゃったり。

さて、EMSで送ろうと思った私の壊れたTurbodecoderですが、いざ送ろうにも電話番号が・・・!
 

そこでホームページを見に言ったら、更新されていて、HU64のベンツの物が新しくできたらしい。
行った時にはメルセデスはなかなか難しいと言ってたのだが・・・まだラインアップに加わってないのだが、遅かれ早かれ並ぶことを期待したい物。
(実はもう販売段階かと思って航空券を調べてました)

メールの文字数が少ないところを見ると忙しいのかな?

2016.02.26

なぜ?

今年に入って昨年導入したターボデコーダーを実戦使用する機会が連続あったが、全敗だった。

慣れが足りなかったのかなあ・・・と自省し手持ちのシリンダーで再度やってみたら、まあ難なく開錠できた。
やってるうちにクセでもついちゃったのか?
色々落胆してたのだが、ふと自分の作ったビデオを見てきがついた。

なんと!現場で手順が間違っていた!!

そうなんです。
ターボデコーダーって一見、ダイヤルをただ回してるだけに見えますが、実は規則性があって、それを違えると開かないのです。
私もブルガリアでいじっていた時に、「それじゃ開かないよ」と言われました。
なぜ練習できちんとできて、現場でちゃんとできなかったのか・・・今では分からないが、緊張してた?

そう思うと、俄然次回の作業を期待したくなってしまった。

なんとか良い実績も作ってまたブルガリアに行きたいなあ。

2016.02.01

Tourbodecoder導入の経緯

注目を浴びつつもなかなか受注に結び付かないTourbodecoder。
理由は簡単でその価格の高さである。

よほど探求心が強くない限り、ちょっと買って試してみようという気にはならない。
導入で余程作業の効率化が進むというのならまた話は別だろうが弊社でも実績の範囲でしか話せない。
これまで弊社も色々な開錠工具を求め、特にトヨタのTOY48が嫌いなのでこれには金を掛けたが、残念ながら納得いく結果の出たものはない。
そうこうしてるうちにカタログ落ちして販売を止めていたりして、雲散霧消状態。
同じことをTourbodecoderでも他人に対してしたいと思わないからだ。

あくまで自分が使っていても良い工具だから、是非他でもどうぞというスタンス。
ただし、開錠が容易になることはライバル業者を増やすことになるのは違いないので、値段で不当に下げることは無い。
もっとも元値が高いのだが。

弊社が導入を決断したのも、やはりYoutubeで見た映像がショックであった。
幼い子供でも簡単に開けてしまうような工具・・・ただ実際は知識と訓練が必要なようだ。

実際にブルガリアで実物を手にしても開いてしまう構造になかなか理解が進まなかった。

まがい物なら見て購入は諦める選択肢もあったし、半信半疑なら1台のみの選択肢もあった。
でも2台購入をしてしまった。

値引き率のせいもあるが、やはり差別化をしたいという気持ちは大きかった。

これまでも弊社は割とイモビライザーのプログラマーの導入は早い方だと思う。全国でも50社以内(早いか?)であったはず。
そして、金庫のスーパーダイアラー、もっと戻ればミーリングマシンなども。
これらの設備を導入することで、不思議とその機種に関して挑戦的な気持ちになる。
結果知識をもたらし、仕事量への良い影響が見られた。

いわゆる差別化である。

採算面では全部が十二分に採算ラインにあったかというとそうでもないが、それら設備を使わなくても追随する作業や、気持ち的には決してマイナスにはなっていない。

ではTourbodecoderの採算面ではどうか?

私はこう思う。
これまでもBMWについては泣かされた車種もある。
それがこんなに簡単に!と思うと試さずにはいられない。
何より作業時間が大幅短縮になることが大きな魅力。
毎度開錠が困難な時に他の作業が重なってくるもの、そんなときには大きな損失になる。
また重なっても作業の先が見えればまだ良い。
続ければ開くのか、諦めるのか・・・それが白黒つくだけでも次につながる可能性がある。
これは非常に大きなコストパフォーマンスだと思えた。

作業現場の環境も大きい。
真冬の寒い場所、砂埃舞う中での作業、逆に真夏の炎天下では非常に体力と気力も消耗する。
それらを少しでも防いで次につなげるのも大きなコストパフォーマンスだと思われ、比較的開錠失敗率が高かったBMWの導入を決めた。

残念ながらEシリーズFシリーズともに十分な実績はまだできてなく、説得力はないが不思議とBMWへの拒絶間は下がった。
手段を多く持つことは大きな強みになる。
そう感じ取れるので導入に後悔はない。

それに共感する人が現れれば販売も成功するんだろうけど・・・。

 

2016.01.26

Tourbodecoder 二度目も不発(涙)

やはり作業は何の因果か続くなあ。
今度はBMW320dの熱海市からのインロック開錠依頼。
d ? i じゃないの?
聞き覚えない車名に年式を聞けば2015年登録だった。
こりゃもしかしてFシリーズ!リベンジ・・・とアドレナリンが噴き出した。
時間帯が午後7時と一番好きじゃない時間帯だが、リベンジしたい気持ちの方が勝った。
今日は鬱な気分じゃなくハイな気分で現場へ。

ただ現場が悪いよなあ・・・。

まんま路上。
しかもエンジン掛かったままライトまでついている。
更にこの道路って狭いくせに大型の路線バスも通り、交通量も多い。
このBMWの横に小椅子置いてじっくり鍵穴覗いてピッキングとはいかない・・・ってか、車すれすれに立っても通過する車が怖い。
ではTurbodecoderの出番!・・・といきたいが、少しかがんだ姿勢となるため、またこれも怖い。
なんだか気持ちも上の空で二度ほどやって即やめた。
とりあえず自分の実験より、実務優先でエンジンが掛かってることを良いことにそれを活用して開けた(1~2分)。

今回も状況に救われたが日本での販売者としては納得いかない。
早速、日を改めてテストした。

もうセットすることもないと思ったBMW116iのドアシリンダーだったのだが、また世話になるとは。
現場では手元に確実性が無かったのかもしれない。
今回はメモリにピシッと合わせて止める。。。恐らく1分と掛かって無い感じで、苦労なく開錠してしまう。

当時の現場と何が違うのだろうか?

現場では確かに手元が暗くて、また交通の流れが気になり、メモリにピシッと合わさってなく、少し回し気味だった気もする。
オリエンテーションマークは合っていたはず。そうでないとポンプした時に重さが違うだろうし、ピンも上がらないはず。

ただ、こうも簡単に開くと、やはりもう一度開かなかった車でやってみたいものだが、それは無理か。
工具の開錠確率60%と言われた壁なのかとも思ったが、どうも手元の狂いだった気がする。

次なる獲物が欲しいなあ・・・鼻息荒いとまたミスる可能性が高くなる・・・そんなジンクスがあるんです。

 

 

2016.01.18

Tourbodecoder出撃!(裾野市)

秋に導入したBMWのFシリーズ用Tourbodecoderが初出動!
先に断っておくと、成功事例ばかり載せるのも何なので、あえて失敗事例を記載します。

裾野市のゴルフ場でBMW320iのインロック開錠作業が入電した。
まさに満を持してTourbodecoderの出動である。しかも年式が2015年と来ればFシリーズかな?

予てから116iのシリンダーを購入し、練習に使い、Youtubeビデオを作成して開錠具合を公開してきたが実践投入は初めて。

さてまずテスターキーでFシリーズであることを確認、オリエンテーションマークの方向を確認するためにタンブラーの1番ピンの位置をチェック。
2015年だと新車同様なのでキーシリンダー内はグリスでグッチャリと思われ潤滑スプレーでタンブラーの動きを軽くし、さあTourbodecoderの出番。
さあ今日は1分でできるかな?
1・2・3と左右に振りながら作業を進めるが・・・開かない。
指先のアカギレの痛い、と思えば出血してきた。

リセットし何度か繰り返すが、最終的に諦めた。
なんか集中できない・・・ギャラリーに話しかけられて、回数を忘れたなどもあるが、今思い返せばテンションも弱かったかな?
何より今日はエンジンがかかったままなのだ。

詳しくは語りませんが、エンジンが掛かったままのインロックで、お客さんはロックするはずないと興奮気味でそちらの方に気が取られがちだったのと、最悪はなんとでもなるという安心感もあった。

実際Tourbodecoderでの開錠を諦め他の方法で数分後には開錠。

コースラウンド中に立ち合いに来てたので、近くでそわそわされたら、やっぱ気が散ります。
黒星スタートながら目下状況を分析中。

販売も開始したばかりの虎の子工具だが、やはり製造者から開錠確率が60%くらいと言われたことが的中してしまった。
次回に期待するしかない。
 

2016.01.05

Tourbodecoderの新着情報

年末に何件か問い合わせいただきましたので、製造元に改めて問い合わせました。
 

ラインナップ
RangeRover、FORD、VOLVO       など HU101
BMW-E、MINIcooper、Rover           など  HU92
VolksWagen(2015~)2/6generation  など HU66
VolkasWagen 1generation        など HU66
OPEL,Chevrolet               など HU100
BMW-F(2012~)              など HU100R
FIAT、LANCIA、ALFAROMEO       など SIP22

上記は在庫がありますので、航空貨物で概ね10日前後で弊社に入荷します。
価格はお問い合わせください。尚、日本国内に輸入時に輸入消費税が掛かるため代金には消費税を付加させていただいております。
また情勢不安などがあるため、貨物納期が遅延することがありますことをご了解ください。

他にもHYUNDAI・KIA用もありますが日本国内で韓国製自動車が殆ど流通しておりませんので割愛しました。
海外ではHYUNDAI・KIAはそれなりにシェアを取ってます。
トヨタと鍵形状が酷似しており(恐らくトヨタの内溝をパクったのでしょう)、当初同列のTourbodecoderでラインナップしてたのですが、やはりトヨタは違うと目下改良した物を作ってるようです。
メルセデスベンツは、弊社も欲しくて要望したのですが、どうも難しいようなことを言っておりまだ実現できていないようです。

ラインナップの車両はあくまで代表的な物を記載していますが、キーシリンダーはメーカーの垣根を越えて結構汎用化されております。記載されたブランクキーを目安にして、使われてる車両を特定してください。

 

さてさて、正月に届いたメールで少し驚いたところから年始のメールが届いてました。
これまでいただいたことのない業者から、しかも取引履歴もないのに。
Tourbodecoderの情報を集めてる時に「以前宣伝していた」という業者で、実際今の仕入れ先に問い合わせたところAOL経由でその業者が紹介されて、そこからメールが来たのです。
う~んこのブログを見ての・・・かな?とか勘繰ってみたりしています。
いずれにしても、仕入れ先が違うみたいですので。


 

 

2015.11.28

BMW FシリーズTourbodecoder

Eシリーズに続いてFシリーズのターボデコーダーの動画を作りました。
Fシリーズは2012年10月以降からのモデルで徐々に移行しており、現時点では並行しております。
エンジンなど色々変更さえてるようですがキーシリンダーも変更され、従来のHU92ではなくHU100Rタイプになりました。
そのために専用の治具は使えなくなってしまいました。

私も2~3年前に日本平でBMW7シリーズのインロック開錠に行きましたが、その際に初めて見た次第です。
いつものようにL型ピックでピッキングをと考えてましたが、鍵穴が深くなり一遍に興ざめ。
幸いキーが見える場所にあり、それをなんとかすることで事なきを得たのですが、これは対策が必要と思いました。

今では大型ボディの7シリーズだけでなく1シリーズもFシリーズになりました。
ちなみにピッキングで開かないことはありません。
今回ビデオ撮影したシリンダーで何度か回せました。ただ現場で同じように上手くいくかは分かりません。

これから益々寒い季節になりますし、また夏になればクソ暑い炎天下の現場に遭遇するかもしれません。
工具の値段は決して安くありませんが、作業時間の短縮と確実性では導入のメリットは十二分にあります。
それに、オーナーが高級車としてのステイタスで乗ってる以上、それに少しでも答えてあげたいと思うこの頃。

一応開発製造業者が言うには開錠確率60%で、Eシリーズより繊細だそうですが、
Fシリーズで練習してた頃はやはり3回に2回はリセットしてやり直してましたが、最近は調子が良く、ほぼ成功しています。
ただ開錠時間には少しまだバラつきがあります。
ビデオ撮影時は2回やりましたが、どちらも1分少々でした。
 

https://www.youtube.com/watch?v=qSKXziN1dHQ

 

 

2015.11.16

BMW EシリーズTourbodecoder

先日の出張で購入した開錠工具です。
とりあえず高価な物なので常々対策をしたい、何か良い工具は無い物かと模索していたBMW用2種類を揃えました。
全ての車種に万能かどうかはまだ結果を見ませんが、とりあえず現地での試験などで問題は無いようです。

練習用シリンダーを購入し、到着次第早速試しました。
手順の確認もありましたが慣れればもう少し早くできると思います。
それでも1分以内に2007年モデルのE32のシリンダーは回りました。
Youtubeで録画しましたのでご覧ください。

https//www.youtube.com/watch?v=cKN5V2mYdt4

見れない方はYoutubeからnanjamonjaで検索をしていただければ私のアップした動画が出てきます(殆ど趣味の物ですが)。

 

ちなみにピッキングでもやってみてますが、目下回ってません。
真面目にやれば回るのかもしれませんが、恐らく現場でも手こずってるタイプかと思います。

 

更にFシリーズも試験中です。
まだ動画に撮ってませんが、Eシリーズより時間も少し掛かってるし、やり直しの確率も高いのですが練習用シリンダーでは回りました。

Turbodecoderはもう少しデータが取れたら弊社にて取り扱っていきたいと思ってます。
既にイミテーションも出ているようですが、余程好奇心が旺盛な人じゃないと完全マスターしないような感じです。
簡単でも多少のアドバイスがないときついような。
イミテーションの販売業者がそこまでフォローができるか分かりません。
また修理についても製造元に送ることになりますが、弊社では可能です。

私も含めて今までピックとテンションだけで開けてた側としては大きな出費になりますが、やはりお客さんの鍵屋を頼んだけど開けられなかったという落胆は信用の失墜になるし、やはり他人にケツを拭いてもらうのは性格的に合わないので、薦めていきたい工具です。

何より手こずってるケースだと1時間とか、掛かってるので、それが1分と短縮するのは凄いことだと思います。逆にお客さんにしたら有難味が薄れちゃうかな?
ドアシリンダーの開錠ができればトランクも開けられます。
BMWのトランクインロックはベンツと違いほぼ解決できてましたが、それでも何台かはドアを開けたものの、キーシリンダーの取り付け位置や有無などで解決できなかったケースもあります。
またドア開錠後にトランクスルーから手を入れて苦労して開けたケースもありましたが、これらは全て問題がなくなります。

できればメルセデスも作って欲しいものですが、なんか難しいと言ってました。

ラインナップとしてはフォルクスワーゲンやFIATなど欧州車を中心にありますので弊社までお問い合わせください。
アジア車ではヒュンダイとキアがありました。そこにトヨタとレクサスも一緒になってましたが、製造者も分かったようで違います。
確かにヒュンダイはトヨタの内溝をパクって似てますが違うのです。。。なので目下開発中です。

2015.11.08

出張旅行記 5・6日

メトロとバスで空港へ。チケットは昨日の1日券が使えた。
チェコのこのチケット制度、無賃乗車もばれなきゃ良いが意外とばれるかも。
旅行最終日のメトロで不意に検札に遭った。これでチケットがないと罰金だそうだ。

10:20 プラハ発
モスクワ乗り継ぎで成田へ。

モスクワでの流れは行きで理解した。
まずパスポートコントロールを通過し、チケットにスタンプを・・・あれ?手を握られちゃった。
透き通るような白い表情の若い女性、でも手が温かかったなあ。
そして金属チェック・・・あれ??ブザー鳴ってないのに女性がボディチェック。
更に通過後、お土産屋さんを見ていたら、なんかタッチの多い子が・・・。なんかロシア良いかも。

夜9時にモスクワ出発。
今日も出発ゲートが変更になり最後まで息が抜けない。まあこれがヨーロッパクオリティなんだろうなあ。
憧れてた素晴らしい欧洲文化・・・失望・・・といきたいが、アエロフロートの私の列のアテンダントがこれまた美人。
ミランダ・カーのような人でした。。。こりゃまた来るようだな、今度はロシアへ・・・さあ、どんな口実作ろうか。

周りの席がやたらと英語が得意なような団塊の世代の個人グループでなんか目につく行動と、隣が現地駐在員らしき感じの人でロシア語を得意に使ってたのがうざったかったけど、次回ロシア行きたいな。

機中泊で朝機内から見たシベリア。。。なんとか行ってみたいような・・・広いね~としか言えない。

Facbookでちょこちょこ周りに報告してたので帰国後特に書くこともなく、無事帰宅。

 

さあ、苦労して手に入れたターボデコーダーが活躍するのはいつか。

2015.11.08

出張旅行記 4日目

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ヨーロッパらしい景色。実感ないけどヨーロッパなんですよね。
今日は9時の列車でプラハに戻り、プラハ市内の観光することにしました。

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温泉地カルロビバリーを後にします。

9:05発Salubia号です。

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左は車掌さんがコンパートメントを回って検札します。
2等の客室は8人掛けの個室。自由席ですが先客がいた場合は「ドブリーデン(こんにちは)」と言って入って行きます。すると「ドブリーデン」と返事が必ずあります。
私が凄いと思ったのが老若男女問わずこの挨拶が行き渡っていることです。挨拶は大事な礼儀です。

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12時頃プラハ中央駅に到着。
石畳とトラム、プラハらしい景色。
駅から近くのホテルに行きましたが、部屋は3時過ぎから入れるとのことなので、荷物だけ預けて市内へ。
今日は1日券を買ってあるのでトラム・バス・地下鉄が乗り放題。

まずはどこへ行こう・・・メトロとトラムで変わった建築物を見に行こうとしたがたどり着けず、とりあえずサンデイマーケットを川岸でやってたので覗いてみた。

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あまり食欲はない。それより喉が渇いて仕方がない。既に1リットルくらいジュースを飲んでいる。
再びトラムに乗ってカレル橋を目指した。

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他にも行きたいところはあったが、石畳で足が痛くて夕方早々にホテルへ帰った。
夜はたまたま見つけたケバブ屋でケバブを買ったが日本のより大きく腹いっぱいになった。

さあ、明日は帰国の途につく。
実は少し牛丼が恋しくなっていた。ラーメンもいいなあ。。。

2015.11.08

出張旅行記 3日目

あまり綺麗ではないが空港のトイレで歯磨き。
本でも読んで夜明かし、夜は少し冷えるね。

今日は5時発の便で来た道を戻るルート。
3時には空港にいないと、と思ってホテルに泊まらなかったのだが、3時過ぎても航空会社のカウンターは開かない。
そうこうしてるうちに携帯電話の電池が切れて写真どころか時計も見れなくなった。

何時だろうか?ようやくカウンターに動きが出てきた。
待ちくたびれていたら、居合わせた男性に話しかけられた。
「Can you spek English?」
白人だが、英語ヘタだなあ・・・とアジア人の私が思った。
暇つぶしに話してたら、また中国人かと聞かれた。さすがにI am NOT Chinese.とかなり強く否定し日本人だと言ったらギョッとした感じであった。
多分日本と言う国は天国のように思われてるんだろうな、そういう彼は毎日ニュースをにぎわすシリア人であった。
チェックインが始まり、行きは機内持ち込みだけの荷物だったが帰りは預けるため追加料金が発生するかと思えば大丈夫で安堵。
「going to Prague.」
プラハを英語ではプラークと発声するのだが、これが騒がしくてドラッグと聞こえ話が瞬間かみ合わなかった。
シリア人の彼が一緒に行こうよと言い、これも旅、袖振り合うも多少の縁かと思い、まずは出国手続き。
私は滞在日数と行先を聞かれただけで即スタンプ。日本国のパスポートの強さを感じた。ところが、シリア人は結構待ったが出国扱いにならず。やがて係員が出てきて別室へ連れて行こうとしたときに私が目に入ったようで「Show your passport」と手を出してきた。
シリア人は彼は単に今会ったばかりで待ってくれてたんだと言うが聞き入れられず私も連れて行かれた。
まあ、話せばわかる・・・と思った私は平和ボケ、世界でナニが起きてるかを理解してなかったんですね。

30分くらい待っただろうか、ロクな尋問も受けずただ待たされた。
係員だけが行ったり来たり、そろそろ出発が気になる。
最後は麻薬の疑いを掛けられ、腕をまくり上げろと言われる始末。しかし、ようやくシリア人の出国が認められ同時に私も釈放。
もっとも、私のは既にスタンプが押されているので行動を制限する権利は無いんじゃないだろうか?まあ疑わしい人間に尋問する権利はあると思うあたりが平和なんだよな。

5:45ソフィア発
シリア人とはベルリンで別れた。この先、どこかに行き家族に会いに行くそうだ。

さてベルリンでチケットにはC49ゲート8:00搭乗、8:30発と書かれているのだが、既に8時を過ぎ間もなく8時30分!しかしC49ではまだ他の便の案内中。
心配になって係員にチケットを見せ、C49ここで良いのですねと聞けばそうだと言う。しかし心配で再度聞くとチケットのC49に横線を引きC38と書く始末。なんだと~!大急ぎでC38ゲートに着くと時間は既に8時35分・・・もしかして乗り遅れた?
職員のおじさんに聞いてみたら「wait 10minutes」・・・なんとも。
場内放送もドイツ語と英語でもしてるのだろうが聞き取りにくい。
到着時にシェンゲン国に到着で入国スタンプを押されるのだが、係員は英語で話すわりにプラハをプラークではなくプラーゲとドイツ語で言われ???と5秒フリーズした。
とにかく少し遅れてベルリンを出発。

プラハ到着、入国審査は無し。
エアポートエクスプレス(バス)でプラハ中央駅へ。さあ、ここからは旅の始まり。
駅に到着し、まずはチケット購入なのだが、あーチェコ語書いてくるの忘れた・・・と思いつつ英語で通じた。
カルロビバリーまで往復。親切に乗る列車の時刻を書いた紙きれを印刷してくれた。
しかし、ハプニングは続く、発車番線が分からない。
ホームに案内ボードがあるのだがチェコ語で書かれて英語が無い。
私は往来の激しい2・3番線にいて、乗客に聞いたり、車掌に聞いたりしたが埒開かず、そのうちに発車のベルが。どの列車なんだ???
恥ずかしながら乗れなかった。
結局2時間後に7番線から出る列車に乗った。
BILINA号に乗ったのだが、てっきり客車にBILINAと書かれてると思ったが表示は無かった。

更にハプニングは続く。
16:45にカルロビバリーに到着予定で列車を降りてみた。車内放送は無いのがチェコの列車。トラムにはあったのに。
しかし、なんか雰囲気が違うなあ。一緒に降りたオバサンにここはカルロビバリーかと聞けば違うと言われたその瞬間、客車のドアが閉まった。
マジか!
しかしオバサンが大声でカルロビバリーで降りるんだってと車掌に言いドアを開けてもらった。辛うじて救われた。
どうやら遅れて走っていたようだ。

しかし、まだハプニングは続く。
カルロビバリー駅に着き、徒歩で見知らぬ街をホテルに向かう。
10分ほどで到着、しかしなんか様子が変・・・聞けば、ホテル閉鎖中!工事をしてるようだ。
しかし、他のホテルが手配されてると言うので怒らず騒がず。何でも5つ★だと言うし、そこまでタクシーでご案内。
そしてようやく風呂入ってベッドで寝れる!
だがハプニングは続く、外出しようとエレベーターで降りようとしたらエレベーターに閉じ込められた。。。

まったく今日という日は・・・閉めは外出したがレストランが既に調理関係は終了でビールのみの提供・・・俺は金魚か。
静まった健全な街、少し歩いてあとは寝るだけ。
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