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2019年08月
2019.08.20
戸建て住宅開錠 (静岡県裾野市)
裁判所判決による不動産の現況調査のための開錠作業である。
まだ競売前なので全容はお見せできないが
別荘地ではない。
住宅団地の一角であるが、自分(身長182㎝)より長く伸びた草。
夏の作業で珍しくはないし、これ以上もあるが、1季節を跨ぐとこんな感じ。
蒸し暑いし、2ロックのピンシリンダーなのでやる気は起きないので窓から開錠。
しかし、雨戸が閉まって見えなかったが、窓を開けて見れば50cm~100cmの積ゴミ!
いわゆるゴミ屋敷。
もちろん、私の見た最高は200cmというのがある。
しかもそこに人が住んでいた。
何せ汚臭がすごくてとてもじゃないが中に入れたものではなかったが、息を止めて玄関を開けた。
夏は本当にキツイ。
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#住宅開錠、#鍵開け、#鍵が開かない、#伊豆の鍵屋
2019.08.20
ハマーH3 開錠 (静岡県裾野市)
ゴルフ場でハマーのインロック・・・という情報だったのだが、お客さんは何故か手に鍵もリンコンも持っていた。
車は当然施錠状態、しかし鍵でドアが開かない。
シリンダーが回らないのだ。
販売店の営業と電話でやりとりしているが、もっとキーが奥まで入るはずとか色々情報をくれる。
そして、もう一つのリモコンでもドアロックの反応は無い。パニックボタンさえ反応しない。
電池が無い?・・・そう思わざるを得なかった。
まずはピッキングでドアを開けよう。
・・・と思ったのだが開かない。
ちなみにハマーは何台か開けた実績はある。
昨夜もダッチを開けたし・・・。
でも開かない。
ワンクッション入り少し鍵穴は傾くがそれ以上回らない。
何か鍵穴の奥で異物感があるけど、果たして異物なのか?
奥まで鍵が入らないとなればその可能性もあるが、動きもあるような無いような、とても取りだせる感じではない。
ピッキングを不本意ながら諦め、ロッドで開けようとしたが、何せアメ車はボディが固い。
その後も再びピッキングを試みたりしたがダメなので、少し覚悟を決めてロッド開錠に託したが、もしシリンダーの破損による故障が開かない原因なら、どっちにしろ部品交換になるのだから、お客さんにシリンダー破壊による開錠を迫るべきだったのか?
結果的にロッドを使って開けた。
するとお客さんはヘッドライトスイッチがONになってたことに気が付いた。
イグニッションにキーを入れて回してみたが、まずキーは回るのでドアで回らなかった理由が分からないのだが、正規の鍵であることは間違いなさそうだ。
ところがスターターが回らない。
良く見ればインジケーターも全く点灯してない。
バッテリーが放電してダメ?
そして、あ!と思ったのもつかの間、イグニッションに入れたキーがOFFまで回らない。ACC~STARTの間で行ったり来たり。
もしかして、車体の電源が落ちると鍵でさえ開錠できないとか。
ドアが開かない真偽はシリンダーを分解しないと分からないが、どうもそう思えてしまう。
とりあえずドアは開けたので、あとはレッカー屋にジャンピングしてもらおう。
バッテリーが生きていたら、数秒で終わった作業だったかも。
いくら何でもゴルフ場まで県外の地方から乗り入れてきたのだから、バッチリ充電されてると普通は思うけど、まさかライトがONだったとは。
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#ハマーH3鍵が開かない、#ロードサービス、#伊豆の鍵屋、#鍵のトラブル
2019.08.20
勝手口封鎖作業 (静岡県熱海市)
同業者でも痴呆掛かった高齢者の扱いに苦労されてる方は少なくないと思う。
間違っても金づるになんかしてないだろうなあ。
何が苦労かと言えば、最初はシリンダーの交換で入電するので疑いなく施工してしまうのだが、日を追って「先日鍵を交換したのにまだ外部進入がある」と言い始め、「物が盗まれる」「鍵は全本数無くさず持っているから開けて入られる」とまで言われる。どんな高価なシリンダーをつけても全く効果は無い。
ちなみに盗まれる物は食料品や雑貨、下着など衣類、・・・で金銭は無事。
この辺は結構共通している。
弊社にも何件かそんなお客さんがいる。
酷い方だと毎週電話を掛けてくる方も。シリンダー交換で気持ちが安心できるのならそれも悪い話ではないのだが、この症状が見られたら極力様子を見るたり、別居してるなら家族に連絡を取ってみることなどを勧めている。
どうしても物が取られるなら警察に被害届をと言うのだが、不思議とこの辺は避けるようだ。
弊社で交換作業をしないと他の業者にするお客さんもいるから、自由経済だとなかなか難しいところだ。
今回のお客さんも90歳手前と言う、私の母と同じくらいだがもっと年を取って見える。年金暮らしで決して楽な生活じゃないだろうから、なるべくシリンダーの交換を言われると先延ばしするような口ぶりで逃げていた。
6月に最後の電話があり、海外出張などの用事が重なってたこともあり行かなかったのだが、8月中旬まで連絡も無かったので忘れたかと思ったら、久々に電話が来た。
訪問しないと虫が収まらないだろう。
とりあえず言われることを受け止めようと向かったら、案の定勝手口のシリンダーは他の業者がもっと安いグレードの物に替えて行ったようだ。
でも今回のオーダーは、今着いてる錠を全部撤去してくれと言う。
主錠として円筒状、他に補助錠が2個装着され全部を撤去と言うのだ。
どうする気かと思えば、木材で締め切ると言うのだ。
既に木材は手ごろな寸法でカットされた物を用意してあり、それを釘打ちして欲しいと。
これまで勝手口から出入りし、玄関は閉め切って使ってなかったが、今後は玄関を使い、勝手口を完全に封鎖するそうだ。
ちなみにセキュリティとしては意味がない。
玄関ドアと勝手口ドアの主錠は同じ円筒状。
それでも本人の一念発起に厚い木材4枚をドアの枠に打ち付けた。
「これで大丈夫」
そういう高齢者の安堵の顔、少し疑心暗鬼を忘れて欲しいものだ。
錠交換のお客さんは失ったけど(多分)、ドアを閉鎖する手段を見つけられたのは良かったと思う。
でも世の中、食いものにされてる高齢者は少なくないのだろうなあ。
#沼津の鍵屋、#静岡県の鍵屋
2019.08.18
ヤマハ ビーノ メットイン開錠(静岡県沼津市)
ヤマハビーノのメットインのインロック開錠依頼。
なんかバイクのインロック続くなあ。
それでもここ近年では少なくてすっかりコツや手順を忘れてしまったほど。
この日も入電時に「もしかしたら鍵を作らないと開かないかも」とお客さんを脅かしてしまった。
先日のスズキはなんとかなったけど、今度はヤマハだ。
過去に初期のマジェスティや古いJOGで直接イグニッションシリンダーをピッキングで回したけど、それ以上に回せず鍵を作った経験の方が多い。
そうそう今年ならマグザㇺがあまりやる気もなかったせいかさっさと鍵を作ったっけ。
とりあえず現場に行く。
原付バイクだし高額となる鍵作成は避けてあげたいもの。
幸いハンドルロックは掛かってないので、シリンダーを左に回すだけなのだが上手くいくか?
まずはやってみる。
開いた!
売上は半減となるがなぜか達成感。
鍵屋さんの仕事してるなあ。
まあ鍵を作るにしてもシリンダーを覗いてなので回ったときの達成感はあるだろうけど、その手間の分だけ割高になる。
夏前に導入したカード決済機で清算。
こっちも活躍中。
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#メットインインロック、#開錠
2019.08.18
フォルクスワーゲンゴルフ インロック開錠 (静岡県東伊豆町)
ここ最近あまり出番も無ければ活躍もせず隅に置かれた感じのTurbo decoderだったが、ようやく檜舞台に出る機会となった。
夏休みシーズン真っ最中、でも早朝だったので対応できた。
フォルクスワーゲンゴルフの東伊豆町稲取のキャンプ場でのインロック。
正直、稲取にキャンプ場があったとは知らなかった。稲取で行くのは海水浴場や沿岸のホテル、街中くらいしかこれまでなかった。
狭い急こう配を進むと傾斜地にそれらしき雰囲気が。
帰路につくのかキャンピングカーとすれ違い方向が間違ってないことを確信した。
2007年モデルのフォルクスワーゲンゴルフ、HU66 gen2/6、こりゃいTurbo decoderで軽くただきだ!
何せHU66後期シリンダーでフリーホイール前の車両は今のところ100%の開錠実績な上、苦戦したことがない瞬殺作業ばかり。
気持ちが軽くなるとビデオでも撮ろうと舐めてかかったのだが、最近使ってないメガネに内蔵したスパイカメラの充電が切れていた(笑)。
なのでせめてもの写真で。
手抜き過ぎる写真ですね。
蒸し暑かったのでご勘弁を。
でもこの日差しと蒸し暑さの中、ピッキングで開けるとすると・・・ちょっとキツイかも。何せ湿気と汗でべとつくのでしゃがむのも嫌なものです。
数分、外にいただけで軽く汗が出る暑さでしたので。
こんな時はTurbo decoderとの出会いにただ感謝。
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#鍵のトラブル、#自動車インロック、#開錠、#鍵開け、#ロードサービス、#フォルクスワーゲンゴルフ、#Turbo decoder
2019.08.07
BMW 320i(2015年)インロック開錠(静岡県富士市)
BMWのインロック。
年式聞けば2015年なのでFシリーズかな。
Turbo decoderの段取りが浮かんだ。
Eシリーズの320はよくやったけどFシリーズの320は初めてかも。
5シリーズのように鍵穴は深くないのだがTurbo decoderで一発開錠だ!
・・・と思ったが、実は左手の親指に水膨れを作って負傷していた。
テンションが上手く掛からない感じがする。
そのせいか開錠が成功しない。
お客さんも何やら用事があるとかで、こちらも気が焦る。
リモコンキーはセンターコンソールにあるのが分かってる。
最悪は。。。と思いながらもTurbo decoderを諦めL型ピックに持ち替えた。
親指の水膨れが一段とひどくなり、手のひらでテンションを掛けていたからだ。
しかし、意外にもL型ピックで早々に開いた。
何はともあれ開いて良かった。
それにしても、Turbo decoderでダメだとL型ピックで上手くいくというパターンが幾例かあるな。
なんともいえないジンクス。
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#インロック、#鍵が開かない、#ロードサービス、#Turbo decoder、#鍵のトラブル
2019.08.05
スズキ アドレス110 インロック開錠 (静岡県沼津市)
先日ビッグスクーターのメットインロックやったと思ったら今度は小型スクーター。
続くなあ。。。
そして、やっぱりノリ気になれない。
小型スクーターはリモコン式じゃないだろうけど、まず近年のスクーターはシート下に鍵穴が無くイグニッションで操作。イグニッションの鍵穴はいたずら防止で深くなってるからピッキングし難い。従って鍵を作って開けるしかない。ただ鍵を作るにも加齢と共に鍵穴を覗くのが辛い。
最近バイクの鍵の仕事が無く、道具も結構処分してしまったせいもあるが、加齢に加えて腰が重い。
とりあえず今回も保険会社のロードサービスなので行ってみた。
例によって日没後の作業。
画像はイメージです。
現場の車両は鍵穴が見えるシャッターが開いた状態でした。
しかし、シートを開けるのはこのイグニッションシリンダーを左に水平に回せば良い。
幸い、そんなに鍵穴も深くなく、鍵穴の中のタンブラーも触ることができたのでイケるかな?
・・・と作業始めたものの、感触がイマイチなのと狭い駐輪場、隣に止められたCB400SFのエンジン熱が背中を熱してくれて結構熱い。
冷静を取り戻した時にハンドルロックが掛かっていたことに改めて気づかされた。
テンションを掛ける向きが逆!
一旦右に回してハンドルロックを解除してから又左に回さなくてはならないのだった。
幸い右へとシリンダーは即回り、ハンドルロックは即解除できた。
さて左へ。
角度変わるとやりにくくなるもので、右方向よりやや時間を要して左へ。
毎度の開く瞬間の気分はどんなものでも最高。
ちなみに、このバイクは京都ナンバーだったけどこれから京都へと帰るのかな?
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#鍵のトラブル、#メットインロック、#鍵開け、#ロードサービス
2019.08.05
スズキ スカイウェーブ400インロック開錠 (静岡県伊東市)
日も暮れてから、静岡県伊東市と東伊豆町のほぼ境にある日帰り温泉からの要請。
保険会社のロードサービスからの依頼だが、もしそうでなければカッタルイこと言っていたかも。
オートバイは鍵のタイプでも近年イグニッションシリンダーでエンジンのONーOFFや、ハンドルロック、スクーターなどはメットインスペースのロック解除を操作している。
そのイグニッション部分がスマートキータイプになった物をどうやって動かすの?
リモコンでもあれば簡単なのだが、そのリモコンをシート下に入れてしまったら・・・。
過去にホンダの250ccのスクーターで同じような事があった時に、少し動かしてブレーキをガツンと掛けてみたら、反応した事例がある。
メットインの中に特に荷物も無く、後側にあったキーホルダーが滑って前側に来た時に電波が届きイグニッションが反応したのだ。そんなラッキーなこともある。
比較的初期型のモデルならシート下に専用のキーシリンダーがあり作業性は良いのだが、リモコン式になってからはお手上げだ。どうしろって言うんだ?
って今までどうやっていたんだということになるが、一応何台かの解決した実績はある。
写真の通り、イグニッションはスマート式で認証されたリモコンが無いとツマミは動かない。
シートもこれで操作するのだ。
スカイウェーブはメーター下にあるカバーを外すとスピードメーターから見て7時の位置にエマージェンシー用のシリンダーがある。
鍵は刺さった状態の画像だが、このシリンダーを回し、車両にあるボタンで所定の操作をするとソレノイドの解除ができるそうだが、暗証番号のようなもので、持ち主がしらなければ操作もしようがない。
更に言うとこのシリンダーは鍵無し状態をピッキングで回せたことがない。
無反応でまるでサイドバーのような感覚。
実際は分解したことが無いのでデータは無い。
一見お手上げのようだが、手はまだある!
非常にアナログだが座席横に隙間を作るとギリギリで手が入る。そこから掴んで出せば良い。
何とも強引に見えるがこれが一番理に適ってると思われる。
今回はツーリング途中で荷物もそこそこ入っていたが、持ち主が上着のポケットに入れたことを覚えていて、その上着を見えるとこまで引っ張り出しできたところでリモコンキーが反応した。
後談もあるのだが、とりあえずここまで。
この後、無事帰れたのではなく故障車としてレッカーでの搬送となってしまったのだ。
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