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ロックスミスブログ
2015.11.28
BMW FシリーズTourbodecoder
Eシリーズに続いてFシリーズのターボデコーダーの動画を作りました。
Fシリーズは2012年10月以降からのモデルで徐々に移行しており、現時点では並行しております。
エンジンなど色々変更さえてるようですがキーシリンダーも変更され、従来のHU92ではなくHU100Rタイプになりました。
そのために専用の治具は使えなくなってしまいました。
私も2~3年前に日本平でBMW7シリーズのインロック開錠に行きましたが、その際に初めて見た次第です。
いつものようにL型ピックでピッキングをと考えてましたが、鍵穴が深くなり一遍に興ざめ。
幸いキーが見える場所にあり、それをなんとかすることで事なきを得たのですが、これは対策が必要と思いました。
今では大型ボディの7シリーズだけでなく1シリーズもFシリーズになりました。
ちなみにピッキングで開かないことはありません。
今回ビデオ撮影したシリンダーで何度か回せました。ただ現場で同じように上手くいくかは分かりません。
これから益々寒い季節になりますし、また夏になればクソ暑い炎天下の現場に遭遇するかもしれません。
工具の値段は決して安くありませんが、作業時間の短縮と確実性では導入のメリットは十二分にあります。
それに、オーナーが高級車としてのステイタスで乗ってる以上、それに少しでも答えてあげたいと思うこの頃。
一応開発製造業者が言うには開錠確率60%で、Eシリーズより繊細だそうですが、
Fシリーズで練習してた頃はやはり3回に2回はリセットしてやり直してましたが、最近は調子が良く、ほぼ成功しています。
ただ開錠時間には少しまだバラつきがあります。
ビデオ撮影時は2回やりましたが、どちらも1分少々でした。
https://www.youtube.com/watch?v=qSKXziN1dHQ
2015.11.26
バーロック開錠 (清水町)
日付の変わる時間帯での入電。
帰宅してドアを開けたらバーロックが掛かってしまって入室できないという案件。
これはもし自分の身になれば不思議な気分だと思う。
バーロックは室内がわからしか掛けられないし、自分しかいないはずの部屋なのに、誰が内側から掛けたんだ?って。
恐らく掛かってしまったのは事故で、中途半端な位置にバーがあったり、またはバーについてるクリックボールが弱くなり、扉の開閉時の衝撃で動いてしまったりなどが考えられるが稀に侵入者がいることもあるので十分に用心していただきたい。
バーロックの開け方はもうテレビなどでタレントみたいな鍵屋が得意になってやってたりしている。
面白おかしくするのがテレビだが、鍵屋として手の内を紹介するのはどうなんだろうね、しかもドヤ顔で出演料までもらって。
ちなみに私の友人もかつてテレビ出演したことがあったそうだ。南京錠を1分間に何個開けられるかという企画みたいだが、その南京錠にピンが入ってなかったとか。
もっともらしくピックを突っ込んで回せば開くと言う。
でも見てる側はわあ!っとなうんだろうね。
某局でやっていた金庫のメーカーと金庫破りの鍵師として来日までしたのは韓国人で、その番組自体がヤラセだと発覚してしまったし。
そんなこともあり、私自身はテレビで紹介した手口は使わずにこのバーロックには対処してきた。
実は一度真似したことがあり、失敗したせいもあるのだが。
なんとなくまた真似したくなりやってみたら、上手くできた。
今更ながらでしたが・・・。
2015.11.26
キーシリンダー修理 (御殿場市)
鍵が刺さったまま抜けないという御殿場からの緊急修理依頼。
真っ先に思いつくのが
①タンブラーとキーの切削面との摩擦によるものだ。
②その次が鍵の位置が抜ける位置になく、回ってしまってること。
どちらもケースによるが軽症のことが多い。
依頼者は慌てている面もあるが、最悪の交換まで覚悟してたりする。
今回も、交換前提での入電だが、まずは見させてもらった。
シリンダーはミワのH248タイプで鍵の位置は7時5分の位置から動かない。
つまりは②の可能性はなくなった。②なら左右に動いてしまい中央で止まってないケース。よくピンシリンダーに多い。
①はまだ可能性は残るが抜ける位置まで鍵が回らないために確認できない。
幸いなことは扉が開いていることだ。シリンダーが外せるのでなんとでも手が打てる。
外してみてまず対面したのが、下に積もったゴミ。
砂埃なのだが、よく目にするのはフワリとしたもの。
しかし今回のは見事なまでに圧縮され固められていた。引っ掻いて取るというよりドライバーの先端で削り取る感じで除去。
そして内筒のシャフトの1本が抜け掛けて斜めになっていたため外筒に引っかかり回らなくなっていたようだ。
原因としてはこの固まったゴミが考えられる。
本来タンブラーが落ちる穴にゴミが溜まり、それが固まることでタンブラーが落ちずに内筒に回転する力を与えたために、内筒自体が歪み、その積み重ねでシャフトが抜けて行ったのだろう。
対応はシャフトを打ち込み、ゴミを除去すれば問題は無いのだが・・・シリンダー換えれば売上に貢献するんだけどなあ。
しかし、状況を話せばやはり安い方に決まっている。修理で直るなら直して欲しい・・・当然だ。
しかし、不思議な物で売上は低くなるが鍵屋としての充実感はこちらの方があるのだ。
シリンダー交換ばかりだと、売上こそ上がるのだが、なんとも言われない物足りないような虚しさが残る。
やっぱり鍵屋の醍醐味は鍵開けや手こずる紛失鍵の作成、そして修理での復旧だろうなあ。
2015.11.26
ホンダ フィットインロック開錠(長泉町)
時々フィットとヴィッツを混同することがある。
ヴィッツと言えばトヨタなのだが、フィットで入電しながら必死にヴィッツを想像していたり。また逆もある。
現場に着いてフィットじゃないか!とヴィッツと思い込みメモを見直せばフィットに間違いなかったり。
また地名でもウェルDとウェルシアが聞き違えたり。
電話口でウェルシアと言ってるのだが頭の先入観でウェルDと変換されてたりする。
ウェルDは色々テナントの入るショッピングモールなのだが、ウェルシアはドラッグストアで近隣にある所が近所にある。
入電時に片手間で何かやってメモしたり、少しぼんやりしてたりするとどうも先入観が勝ってしまうようだ。
前置きが長くなったが、ホンダフィットのインロックで場所がウェルD。
見事に並んだ間違いやすい単語二つ、そして私はエアブラシ塗装中でまさに手先が塞がった状態での入電。
車両は分かるし、場所もナビで出す必要が無い。
これぞ記憶との戦い。
そして現場に向かえば、依頼者もいないし車も見当たらない。
駐車場が大きな施設なので、走り回るがどうもしれらしき物がないし、人もいない。
ホンダフィットは言わずと知れたベストセラー車だ。しかし、今日は見かけない。
またやっちまったか?
とりあえず場所を間違っていたらそのまま私の責任になので、保険会社のオペレーターにしつこいぐらいに電話を掛け念を押した。
ウェルDで間違いない様だ。
直接依頼者に電話をしたいのだが、携帯電話ごと車内なので連絡がつかない。
待ち合わせ場所にもいないし、極めつけの車が無い。
場所はウェルD,車はフィット・・・間違いない様だ。(まさかオペレーターが同じ勘違いとか?)
損保代理店経由での入電だったので、代理店の人も混じってこの混乱に参戦。
結局30分以上経ってようやく依頼人に会えた。さて車は?
一般駐車場ではなく従業員用の隠れた場所にあった。これでは見つからないわけだ。
2014年登録の新しいフィット。
シリンダー位置がドアハンドルからドア下よりに変わっていた。
ピッキングで押し込む、2クッションまで進みそろそろかな?・・・と思うと別の電話。
対応し終わり、作業に入ろうとするとまた電話・・・なかなか集中できない。
何度かその繰り返しですっかりモチベーションが下がってしまった。
また寒い夕方でもあり、依頼者も長時間待たされすっかり体が冷えた様子、早く開けてあげたい気持ちが空回りし、なかなか冷静にピックができなかった。
まさに段取り8分とはよく言った物。
2015.11.20
鍵のトラブル キー折れ(沼津市)
アパート玄関の鍵が折れたと言うトラブルであった。
現状で折れた破片は鍵穴の中、錠自体はまだ施錠された状態。
最悪は壊して開けて交換と言うケースもある。
現場はシリンダーがミワのU9、LDかLAかな?
でもドアスコープがあるので開けることはできそうだ。破片も結構折れた部分が飛び出していて指でも取れそうなほど。
ただ、動かない!・・・これが今日の仕事だ。
なんとこの折れた部分にアロンアルファで持つ部分を接着しようと試みたのだ。その結果、破片に接着剤が付着し、鍵穴に少し流れたようだ。
持つ部分も鍵穴に入らない。
それでも結構強引に押し込んで鍵穴に残ってる破片で開錠した。
ドアさえ開けば、シリンダーを分解して破片を取り除くことが確実にできる。
それにしても、鍵穴に接着剤!・・・絶対にNG行為です。
キー自体は接着剤で付きません。溶接もできません。
2015.11.20
日産ラティオインロック開錠 (富士市)
ラティオ?・・・次から次に出てくる新しいモデルの名前に車両が認識できてないこの頃。
年式を聞けば2013年と言うのでまだ新しい。
トランクへの鍵閉じ込めだと言うのだが、新しい車なら室内にトランクオープナーがあるはず。
そう思って、ドアを開錠した。。。
まあドアは従来のM396なのですぐに開けられたのだが、室内にトランクオープナーのレバーが無い!
マニュアルを見れば、どうもグレードにより無いモデルもあるらしい。
カラードバンパーながらドアミラーがFRPの塗装無し・・・う~ん会社員時代の社用車が懐かしいが、これはかなり上級モデルじゃないの?
パワーウィンドーだしATトランスミッションだし。
トランクを直にピッキングしたが、鍵穴が深く、傷つけないようにやや斜めにテンションを入れてたせいかもう一息で回りそうながら最後に決まらず。
結局鍵を作って開けることにした。
こちらは昔と違い簡単だ。
日産はシリンダーのカムが未だにキーパーで止まってるが、シリンダー自体はトルクスネジで少し手前に出てくるのでカギ番号を読み出せる。
コードナンバーに従ってカット、問題なくトランクは開いたのだが・・・。
いたずらしてイグニッションに挿してみたらエンジンも掛かった。イモビライザーは無いようだ。
これも今どきの乗用車にしては・・・だ。
しかも8カットで済んでるのでシークレットも無い。
通常はカギ番号でカットするのに加えて手前側に探さなくてはいけない段差がある。
まだベーシックな仕様があることになんとなくほっこりしてしまった夜の作業であった。
2015.11.16
トヨタ プログレ キー紛失
問い合わせで終わってしまったのですが、トヨタプログレの鍵を無くして即作れるか?という問い合わせでした。
プログレは年式的には平成13年頃の車両なのでノウハウは既に出ています。
モデル自体もそんなに長く売られたものではなく、比較的短命だったと思います。
ただこの車にはイモビライザーが標準で装備されており、またチップが初期の4Cを使ってます。
このタイプはチップとコンピューターが常に一対のID番号を持つFIXEDコードと呼ばれるもので、合鍵などはコードのクローンを作って複製できてしまうのですが、コンピューターに上書きできないのです。
つまり言いたいところ、現場にプログラマーを持って行っても、新しくカットするチップのIDをコンピューターに記憶させられないためにイモビライザーの鍵を作ることができません。
これを解決するにはコンピューターとマッチングしたチップを用意するか、コンピューター自体を学習状態に戻し、どんなチップでも記憶する初期化を行う必要があります。
どっちにしても現場で即とはいきません。
費用もコンピューター交換となるため(またはコンピューターを外して初期化)決して安くありません。
その昔、初期のイモビライザー付きセルシオなどで鍵の紛失が100万円とか言われたこともありましたが、そこまではしなくても10万円は掛かります。
ちなみに先日後期のセルシオで20万円というディーラー見積もりを見ました。
たかが鍵、されど鍵です。
無くされた時はディーラーで解決はできますが、全て対応は部品交換。
上書きと言う行為は社内の規定でハッキングとなると大手メーカーの販売店サービスで言われたことがあり、彼ら自身も上書きする知識は持ち合わせてません。
最近すっかりイモビライザーはご無沙汰、でもITのグレードアップはどんどん進みますね。
2015.11.16
BMW EシリーズTourbodecoder
先日の出張で購入した開錠工具です。
とりあえず高価な物なので常々対策をしたい、何か良い工具は無い物かと模索していたBMW用2種類を揃えました。
全ての車種に万能かどうかはまだ結果を見ませんが、とりあえず現地での試験などで問題は無いようです。
練習用シリンダーを購入し、到着次第早速試しました。
手順の確認もありましたが慣れればもう少し早くできると思います。
それでも1分以内に2007年モデルのE32のシリンダーは回りました。
Youtubeで録画しましたのでご覧ください。
https//www.youtube.com/watch?v=cKN5V2mYdt4
見れない方はYoutubeからnanjamonjaで検索をしていただければ私のアップした動画が出てきます(殆ど趣味の物ですが)。
ちなみにピッキングでもやってみてますが、目下回ってません。
真面目にやれば回るのかもしれませんが、恐らく現場でも手こずってるタイプかと思います。
更にFシリーズも試験中です。
まだ動画に撮ってませんが、Eシリーズより時間も少し掛かってるし、やり直しの確率も高いのですが練習用シリンダーでは回りました。
Turbodecoderはもう少しデータが取れたら弊社にて取り扱っていきたいと思ってます。
既にイミテーションも出ているようですが、余程好奇心が旺盛な人じゃないと完全マスターしないような感じです。
簡単でも多少のアドバイスがないときついような。
イミテーションの販売業者がそこまでフォローができるか分かりません。
また修理についても製造元に送ることになりますが、弊社では可能です。
私も含めて今までピックとテンションだけで開けてた側としては大きな出費になりますが、やはりお客さんの鍵屋を頼んだけど開けられなかったという落胆は信用の失墜になるし、やはり他人にケツを拭いてもらうのは性格的に合わないので、薦めていきたい工具です。
何より手こずってるケースだと1時間とか、掛かってるので、それが1分と短縮するのは凄いことだと思います。逆にお客さんにしたら有難味が薄れちゃうかな?
ドアシリンダーの開錠ができればトランクも開けられます。
BMWのトランクインロックはベンツと違いほぼ解決できてましたが、それでも何台かはドアを開けたものの、キーシリンダーの取り付け位置や有無などで解決できなかったケースもあります。
またドア開錠後にトランクスルーから手を入れて苦労して開けたケースもありましたが、これらは全て問題がなくなります。
できればメルセデスも作って欲しいものですが、なんか難しいと言ってました。
ラインナップとしてはフォルクスワーゲンやFIATなど欧州車を中心にありますので弊社までお問い合わせください。
アジア車ではヒュンダイとキアがありました。そこにトヨタとレクサスも一緒になってましたが、製造者も分かったようで違います。
確かにヒュンダイはトヨタの内溝をパクって似てますが違うのです。。。なので目下開発中です。
2015.11.08
BMW ミニクーパ開錠 (伊東市)
とうとうその日がきました!
伊東市でミニクーパのインロック開錠。
年式は2015年、ずばり今年モデルで相手に不足は無い、ターボデコーダーの出番!
雨が嫌だが、そんなのも気にならず現場へ。
ただまだ手順を完全にマスターしたわけでない。
車内でパソコンを眺めながら、なんとかなるだろ。
ますは教えられたオリエンテーションマークのチェック。
ターボデコーダー本体を壊さないようにシリンダーに挿入。
テンション!ポンプ!チェック・・繰り返すが開錠ならず。
おーい!
この際、ピッキングで・・・わずか数秒でシリンダーが回った。
大金を掛けたのに第一段は不発。
原因究明・・・見たらファーストセットが完了してなかった。これじゃ開かないわけです。
2015.11.06
ホンダストリーム 開錠作業 (富士市)
先月末から出張で約1週間休んで久々のロックスミスらしい仕事だった。
富士市でホンダストリームのインロック開錠作業。
現場がお客さんの自宅であるので比較的緩い感じであった。
これが路上とかだと本当に殺気だってる。
実際、ほぼ予定通りに現場着、しかしお客さんはいない。自宅は不在。
う~ん買い物かな???
とりあえず連絡先の携帯番号に電話したら、どうもまだ近所の職場らしい。
数分後に合流、さて久々のピッキング・・・てっきり年式かが古かったので普通の鍵かと思ったら特殊キーであった。
L型ピックでピッキング、まあ年式的にちょろいだろ・・・と思ったがワンクッション入るが先に進まない。
なんかいつもと感じが違う。
もしかして、訛ってる?
そういえばストリームは以前一台何年か前の新車に当たった時も開かなくてロッドで開けたことがあった。
もしかして今日も???
体もなんか重く、早々に手段を変更した。
CR-Vで一度あったのが、開錠に少しやりにくさがあった車だが、なんとかピッキング成功したものの、ハーフタンブラーが引っかかりその戻しにかなり時間を要したことがあった。今回もそうならないとも限らないので、こういう時はあきらめが肝心。
結果オーライで開く車両だったから良かったが。。。
出張開けで少し感覚が鈍ったかも。
2015.10.19
イモビ車鍵開錠 (伊豆の国市)
何度か取引いただいている温泉旅館のお客様からお客さんの車の鍵を無くしたと言う入電。
車は日産NOTE・・・。
イモビ車だ。
作れなくはないが、生憎専用のキーホルダー型の送信機は無い。
かくなるゆえは過去の経験。
以前、保険会社からの依頼でも同様のことがあった。
結局弊社の役割は鍵開けだけであった。
同時にディーラーに来てもらい、その場で登録作業をしてもらう。
送信機は他車(多分在庫か展示してる新車)の物でエマージェンシーキーのみ後日発注という段取りで解決した。
もちろん弊社でも純正ではないが送信機のイミテーションを仕入れて対応できるが、俊敏さには適わないので話を一度ディーラーで相談しえ欲しいと戻した。
というのも、この手法は全員が全員可能とは限らないと思われる。
原則、ディーラーは現場作業をしないので、工場に持ってきてと言われるのがオチ。
そこで日ごろの付き合いがあれば、相手も感情の持ち主なので動くこともあるだけに、少し紹介をしてみた。
案の定、旅館の社長が長年日産の顧客でもあったようで、渋々ながら快諾してくれたそうだが、鍵を開けておいて欲しいという条件。
やはり!
そう思ったのも、ディーラーは登録はできても鍵開けはしないので。
お陰で硬い所の仕事をいただけました。
日産車もイモビの仕事が増えればBCMユニットの番号からセキュリティーコードに変換するソフトを買っておくのだが。
今のところ買っても元を取れないだろう。
なので、これが一番ベストな対応なのかな?
2015.10.19
すごいツール発見!その4
10日後に出張を控え、やっと行動予定が確定しました。
ホテルの予約も済ませましたが、これがなかなか決断できなかった。
基点とするチェコのプラハ、ご存じ市内は路面電車を乗りこなせばなかなか便利らしいのだが、これが良く分からない。
交通手段は路面電車と地下鉄が主なもので、都市間ならバスや鉄道もある。
地図を片手にあれやこれや・・・確かに慣れれば値段も安いし路面電車も10分おきに来るらしいので便利かもしれない。
行先の地名は読めないが番号が表示され、それでどこ方面かは理解できそう。
仕事よりそちらが楽しみで興奮している。
しかし、フォルクスワーゲンがイマイチ進展してないだけに、このまま衰退するのかそれとも変わらず売れ続けるのかが何とも・・・。
回ってきたところは出張帰国後に記載します。
今更妨害は入らないでしょうが、一応終わるまで。
それにしても、トルコで爆破事件が起きたと思えば、案の定というかロシアで爆弾犯を逮捕。
やっぱりロシアでも可能性があったか・・・というのも、3年前だろうかドモジョビ空港で爆破事件があったことを思い出した。
EU加盟国であるチェコは移民保守的でそちらは大丈夫だろうが、ドイツ国境近くまで行く予定なので気にはなる。
タイ出張と違い、なんとなく気が重い。
2015.10.19
自動車紛失キー作成 (函南町)
ホンダアクティの紛失キー製作依頼であった。
前日に電話をいただき、翌日の予約での作業。こういう気配りはありがたい。
重役出勤ヨロシク、ゆっくりとした時間で出動。
現場が軽トラを使うよくある農家と左官を合わせたお宅。ノンビリとした空気が良いね。
作業自体、順調にいけば書くこともないのだが、ドアシリンダーを外しコード番号からカットしてみたものの、カギが回らない。
きた~!
コード番号間違いか。。。
かくなるゆえは・・・シリンダー分解しかない。
30分で終わる仕事も気が付けば1時間も時間を要してしまった。
なかなか段差もびしっと来なくて、コードブックにない半端な高さでカットしたのも何か所か。
帰り際に巨峰を丸々一房いただきました。
2015.10.19
金庫ダイヤル破壊開錠 (御殿場市)
古い金庫で使ってないダイヤルが回ってしまって開かなくなったと言うトラブル。ダイヤルは普段テープこそ貼ってないが使っておらずキーのみで開け閉めしていたというよくあるパターン。
あだ気になるのが古い金庫ということだ。
お客さんの記憶では50年前とのことだが、扉が観音開きというのが気にかかる。
またお客さんも個人宅でなく商店なのだ。
金庫も結構大きいらしい。
以前、富士市の時計店で3枚座のダイヤル錠を探りで開けたことがあった。
河津町の学校で書庫として使われてのも観音開きの大きな金庫でダイヤルは3枚座であった。
その手で行けるかな経験という固定観念で確信した。
箱型のダイヤル錠でなければオートダイアラーは使えないし、金庫を横倒しにできなければよくやる重力での開錠もできない。
現場について電話での情報の通り案の定両方が封印された。
ダイヤルを回した感じは箱型でなく開放型のダイヤル錠、押し入れに入れられてるが、相当重そうでまず出せない。強引に出すと周りの床や壁などを傷める。
ただダイヤルのぶつかり音から経験則の3枚座ではないだろうか?・・・少し微妙なのがダイヤル自体がかなり固着して重かったのだ。回していくと段々回らなくなるのだ。
更に、まずは探り当てるDD(ドライブディスク)の番号が分からない。刻みが10間隔で刻まれてる歯車タイプのDDのようだ。
それでも1回の番号あたり10回余分に回せば正しい切り欠きに収まるはず。
長い旅が始まった。
10時ころに作業を開始し、総当たりをした結果不休で午後4時に一通り回しきった・・・しかし開かず。
人間なので不正確な部分があったかも知れないし、途中話しかけられて番号を飛ばしたかもしれない・・・いずれにしても破錠以外はギブアップ。
破錠の許可をもらいダイヤルを壊したが、ここも今の金庫と違う工夫(工夫なのか遅れてるのか)がされていて、ダイヤルのシャフトの左右への遊びが少なく開かず。
仕方がなく裏板を飛ばす覚悟でハンマーでたたき、職人とは言えぬ荒業でなんとか開けた。
ダイヤルを外してみて驚いたことに4枚座であった。
これでは開かないわけだ。
更に分解せずに専用工具を刺すことで番号を変換できる機能がついていた。
手で動かしてもダイヤルの動きは悪かった。
それにしても、確かに二回まではダイヤルが当たる音がしたが3回目は聞こえず、それどころか回せなくなってしまったのは何が要因だったのか?
開けられなかったのは悔しいが仕方がない状態だった。
2015.10.19
車の鍵閉じ込め (沼津市)
2014年式スバルインプレッツアのインロック開錠作業であった。
保険会社の案件で電話オペレーターから、通常のギザギザキーという案内であったのだが、あれ~インプレッツアはいわゆる内溝という特殊キーではなかっただろうか?
まあ、電話で議論しても始まらないので加算料金になることを伝え現場へ行った。
鍵穴を見てまず思った・・・やっぱり(内溝だ!)
鍵穴は3mmの幅広であった。
インプレッツアは初期の頃M396という日産と共通の部品を使っていた。このころは確かにギザギザキーであったが、その後はスバル特有の内溝に変わったものと思っていた。
2014年車であれば当然後型の物だろう。そんな先入観があった。
しかし、いざテンションを鍵穴に挿すと、シリンダー内が見えてきて、タンブラーの配列が内溝じゃないことに気が付いた。
むしろトヨタのM382に近いが、2002年以後の10カットとはまた違うのか?
確かにスバルは日産からトヨタへ技術提携など系列が最近変わったのを思い出した。
まずはピッキングで・・・これまでスバル車は右ドア右回しで開錠だったが、肩透かしをくらった。シリンダーが回ったものの開かない。
この辺はトヨタ車と同じ右ドア左回しになっていた。
開錠後に純正キーを見せてもらうと、一見私の2012年のハイエース(M382)とそっくりだ。
しかし、キーに互換性が無くM382はこのスバルのシリンダーに入らなかった。
ヤバイ、情報のアップグレードが進んでなかった。
トラブル案件もまだそんなに無いのだろうが、新型車は本当に緊張する。
固定観念と同時に内溝加算料金の目論見が吹き飛んだ。